
国内唯一の14-1の公式戦、
全日本オープン14-1選手権大会を観に行ってきた。
この日は宿直明け。
職場のある渋谷で行われると言うことで、仕事終わりで観にいこうとしたのが、間違いの元。
当初、この日の予定になかった、まさかの夜間作業立会いの憂き目に遭い、
寝不足状態で、観にいく羽目になってしまった。
今度からは、セコイ事は考えず、万全の体制をとって観にいきたいと、心底思った。(笑)
この日の決勝ステージの残ったのは、
先日お伝えした通り。
この日の対戦組み合わせは、抽選により、以下の通りになった
高橋 邦彦 vs 青木 亮二
寺田 友紀 vs 田口 晃
西嶋 大策 vs 清川 正士
羅 立文 vs 福本 宇太郎
R.エスキリオ vs 浅野 正人
北谷 好宏 vs 菅原 利幸
銘苅 朝樹 vs R.ガレゴ
塙 圭介 vs 奥村 健
現在、キャロムビリヤードのプロとして活動している奥村健選手を主に見たかったので、
朝一の観戦は、奥村選手の試合にロックオン。w
すぐ隣では、去年のディフェンディングチャンピョン、高橋選手も試合をする。
実に美味しい場所で観戦を出来たのだ。(笑)
(高橋選手は、去年の決勝戦、羅 立文選手と戦い、100-0で勝利した。
オープニングのセーフティで羅選手が甘く残し、そこから高橋選手が100点まで撞ききったのだ!)
奥村選手は、この大会を過去に3連覇を含む4回の優勝をしている。
他にもビッグタイトルをいくつも獲得した、ポケットビリヤードのプロ選手だった。
現在、ポケットは引退してキャロムで活動しているが、こうやって奥村選手のポケットビリヤードを
見られる数少ないチャンスだけだって、この日の観戦客も、奥村選手の近くに多くの人が集った。
塙選手とのバンキングの結果、バンキングは塙選手が取る。
奥村選手がラックを組み、オープニングブレイク。
14-1は、ブレイクも含め、コールショットのため、ブレイクでコールショットを
成功させられる可能性が非常に低い。
よって、セーフティになるようにブレイクをするので、静かな幕開けだ。
奥村選手、塙選手のセーフティ合戦でゲームが始まり、塙選手のセーフティが甘くなった所から、
奥村選手が攻撃開始。
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序盤は、奥村選手がリードしていたが、塙選手が撞くチャンスを得ると、得点を重ねる。
両者ともに撞くチャンスを得るが、塙選手が後半走り始め、そのまま、勝利した。
奥村健56-100塙圭介
一方、高橋選手と青木選手。
青木選手は、使う球の数が多い競技にめっぽう強い。
序盤は、高橋選手がリードをするゲーム展開だったが、青木選手も負けていない。
双方譲らぬ点の取り合いになって、高橋78-88青木に。
ラックをまたぐブレイクショットで、的球をはずし、高橋選手に撞き番が回る。
高橋選手が96点まで来たところで、痛恨のミス。
青木選手に番が回り、100点まで撞ききった。
高橋邦彦96-100青木亮二
他の結果は、以下の通り。
寺田友紀100-81田口晃
西嶋大策100-98清川正士
羅立文100-53福本宇太郎
浅野正人82-100R・エスキリオ
北谷好宏50-100菅原利幸
銘苅朝樹100-80R・ガレゴ

15個目の球が残った状態でラックを組んで→→→→→→→→→→15個目を入れながら、割る!
Best8戦。
高橋選手が負けてしまい、去年準優勝の羅選手に注目して、観戦。
相手は西嶋選手。
序盤、羅選手がリードをするが、西嶋選手に番が回ると、逆転する。
入れきれない配置が残る中盤を羅選手が切り抜けて、そのまま羅選手が勝利した。
西嶋大策63-100羅立文
高橋選手を下した青木選手もがんばった。
アマチュアの寺田選手との対戦だったが、寺田選手にリードを許す。
しかし、寺田選手も疲れが出たか、100点が見え始めたところでミス。
青木選手の追い上げが始まる。
しかし、その追い上げも、96点で止まってしまう。
ややこしい配置から考えに考えて、比較的難しい球を入れにいって、わずかに入らなかったのだ。
寺田選手に番が回ると、青木選手に番が帰ることはなかった。
青木亮二96-100寺田友紀
他の結果は、以下の通り。
銘苅朝樹84-100塙圭介
R・エスキリオ55-100菅原利幸
ここまで観戦して、帰宅した。
やはり、寝不足響いたのと、会場が寒くて、余計に疲れてしまい...
あと、2回転、観戦できる気がしなかったのだ。
見たい気持ちに後ろ髪をひかれる思いだったが、これ以上の観戦は諦めて、家路についた。
家ではUSTREAMで観戦したが、決勝戦になっていた。
去年準優勝の羅 立文選手と、塙 圭介選手の対戦。
見始めた時点で、塙 0-42 羅。
撞いていたのは羅選手。
これで予想できることは、序盤のセーフティ戦から羅選手がチャンスを得て、
そのまま撞き続けていると言うこと。
去年、高橋選手にやられた展開だ。
羅選手が入れる、入れる。
とうとう最後まで撞き続け、塙選手に1度もチャンスを与えなかった。
羅立文100-0塙圭介
帰ってしまった事を、相当後悔した。
去年の高橋選手の勝ちを知って、今年の14-1を見に行く事を決めたようなモノだったから、なおさらだ。
でも、あの場に残っていても、最後まで見られたかどうかは分からないが...
この日の様子は、ビリヤード専門誌の「CUE'S」のWEBに掲載されているので、
興味のある方は覗いてみて欲しい。
WEB CUE'S:「
難しい、でも最高に面白い。」
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玉のはなし | 日記
Posted at
2012/07/09 16:33:05