
横浜はみなとみらいのクイーンズスクエアで行われた
ビリヤードのイベント、「
フレクシェカップ2015」
を観に行って来ました。
おはみなの後、みなさんと別れたあと、みなとみらいに移動して、クイーンズスクエアへ。
クイーンズスクエア内を歩いていると、なんとなく、イベントの音が聞こえてきました。
会場に到着すると、ちょうど、ベスト8と準決勝の間のイベントの真っ最中でした。
このイベントは、ビリヤードを知ってもらうためのイベント。
なので、このイベントの競技種目である、ナインボールを、塙圭介プロと井上浩平プロが対戦してる体で、
ボールの取り方を、MCに女子プロの野内麻聖美プロを交えて実演していました。
クイーンズスクエアのイベントスペース、クイーンズサークルで行われたのですが、
結構観客、いらっしゃいました。
ボクのようなビリヤードファンもいますが、
たまたま買い物に来て通りかかった人も、沢山足を止めて観ていました。
程なく始まった準決勝は...
栗林達プロと、羅立文プロ。
大井直幸プロと、竹中寛プロ。
そもそも、この大会は、全日本ランキング1位から8位の男子プロ、1位、2位の女子プロ、と、
全国で行われた予選を勝ち抜いてきた選手合わせて24名が集ってのトーナメント形式。
前日の土曜日にBest16までが行われ、観に行った日曜日にBest8以降が行われたのですが、
奇しくも、日曜日に残ってきたので、男子全日本ランキングの1位~8位の8名と言う...
さらに、準決勝に残ったこの4名は、全日本ランキングの1位~4位。(笑)
ココから勝ち上がったのは、羅プロ(全日本2位)と竹中プロ(全日本4位)。
この決勝は、スゴイ試合になりました。
この大会、競技フォーマットは、
ナインボール、8点先取(決勝のみ、10点先取)、交互ブレイクのコールショット。
交互ブレイクなので、大差で決しにくいのですが、なんと10-1。
羅プロが完璧すぎました。
シュートミスは一切無し。ポジショニングに小さなミスがあっても、しっかり間を取って、
気持ちを完全に切り替えて残りの球の取り切りイメージを組みなおし、取り切る。
竹中プロだって、ココまで勝ち上がってきたんだから、調子が悪いわけはないんだけど、
ほとんど撞かせてもらえなかった感じ。
強いて言えば、このゲームにかんしては、ブレイクの運が無かったと言う位。
ゲームボールを沈め...勝利を手にした瞬間に、「ヤー、ヤー、ヤー!」と雄叫び。
前回のフレクシェカップのディフェンディングチャンピョンでもある羅プロが2連覇を決めた瞬間でした。
竹中プロも、羅プロの勝利を讃えます。
表彰式。
本当に、いいイベントだと思いました。
プロビリヤードの試合って、ビリヤード場で行われるモノがほとんどです。
ジャパンオープンや、全日本選手権など、一部の大会は特設会場で行われることもありますが、
そう言う試合を目にするのは、みんなビリヤードファンです。
決して一般的に認知されてるとは言い切れないビリヤード競技。
そのビリヤードを、一般の人の目に触れる場所で見せることが出来るというのは、ホントに素晴らしい。
観戦中に、後ろの方で通りかかった買い物客が、「あ、ビリヤードやってる!」と言って、足を止めたり、
中には、友達か誰かと電話で、
「やべぇよ~、まじやべぇよ~、ナインボール、一人でみんな入れちゃうんだぜ!おれ、習いてぇよ~。」
なんて言っているのも聞こえました。
ワタシは、ビリヤードファンとして、もっと、競技としてのビリヤードが一般的になって欲しい。
ただのアマチュアへたれプレーヤーとしては、こうしてブログにでも書くしか発信はできませんが、
こんな風に、普段の公式戦も、この様な場所で開催できたら...なんて思いました。
その為に、協会も、選手たちも、頑張ってほしい。そう思います。
この大会のタイトルスポンサーが、大会終了直前に、こんな発信をしました。
ビリヤードプロ選手への提言
非常に考えさせられる内容です。
ワタシは、第3回の大会を見たい。
そして、日本に於いて、ビリヤードがもっとメジャーなものになってほしい。
そう願って止みません。
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玉のはなし | 日記
Posted at
2015/12/11 20:13:04