
今年は、NBに乗り換えて2年目。
でやってくるものと言えば...
車検
です。(はぁ)
今年の1月が車検だとは分かってはいたのですが、なんと、
車検代をためそこねてしまうと言う事態になってしまい、
仕方なく、今回はユーザーで通すことにしました。
ホントは、車齢5年目なので、しっかりしたところで見てもらって、メーカー補償
の洗い出しをしたかったんですが...
今の仕事に就く前は、クルマ屋で働いていたので、車検場のラインを通る事とか、
書類作成には慣れているので、それほど敷居は高くはありませんでした。
しかし考えてみると、人の車は何度も通した事はありますが、自分の車は1度もない...
自分の車なので、ちと心配だったり...(爆)
なので、前日にお世話になっていた車屋さんに赴き、ライトの光軸調整と、
自賠責保険をお願いして、準備完了。
(しかし、認証工場にユーザー車検の手伝いさせるとは...・・・/(^◇^;))
今月に入ってから、書類をそろえ、すべて記入して、
予約を取っていた昨日の17日、いざ出陣です。
午後1番の3ラウンドに間に合うように、車検場へ到着。
重量税と検査登録手数料の印紙を買い、継続検査の窓口に書類を提出。
その後にいよいよ検査ラインです。
まずは、外観検査。
灯火類、ワイパー、ウォッシャーを点検、Engルーム内の見渡し、
車体番号のチェックです。
あと、ボクのクルマとしては、ロールケージが装着されているので、
その取り付け状態もチェックされました。
もちろん、すべて、OK。
次に、ライン内に入ります。
最初はサイドスリップ検査。
検査ライン内の書いてある黄色い線に沿って、ハンドル真っ直ぐでゆっくり通過します。
もちろん、OK。
次にブレーキ(前後とサイド)、スピードメーター、ライト光軸です。
テスターに車を載せ、スピードメーターの検査。
実際にアクセルを踏んで、40kmで合図をします。
もちろん、OK。
で、ライト光軸。
ハイビームで、ライトを点灯させます。
この際、TD顔のボクのクルマは4灯とも点灯してしまうので、ライン内にある覆いでロービームを隠します。
右「×」
なぜか、NGでした。
左「○」
前日に調整しているはずなんですが、落ちてしまいました...
しかし、認証工場のテスターと、車検場のテスター、違いもあるので、必ずしも受かるとは限らないと言われてはいたので、まぁ、仕方ないでしょう。
で、3種類のブレーキの検査をクリアーし、次へ。
排ガス(CO、HC)検査
マフラーにプローブを突っ込みます。
もちろん、OK。
次に下回り検査。
クルマが揺すられ、クルマの下をカンカン叩いて検査します。
もちろん、OK。
最後の、総合判定室にて、書類を提出して、見てもらいます。
で、ボクのクルマはライト光軸がダメだったのですが、検査官曰く、
「このクルマは新しいから、ロービームでもイイので再検してみて。」
との事。
し、知らなかった...
なんでも、平成10年式以降のクルマは、ロービームで検査できるそうなんです。
と言うわけで、そのまま再検へGO!
同じラインにもう一度入ります。
さっきと違うのは、ラインに入るときに、ライトの「再検」であることを伝える作業があります。
入口にそれを知らせるボタンがあるので、再検する項目のボタンを
進入可能になってから押して、進入します。
(同時に、インターフォンがあるので、「下向きでお願いします」
と言っておくと、よりスムーズに進みます。)
で、ライトの再検。
予期せぬことに、テスター上で1度20km/hで走ると言う工程があり、戸惑いながら1速に入れ、クラッチミート、20km/hまで加速してブレーキ。
ちょっとテンパッテいたようでエンストしてしまい、そのまま、検査が始まってしまいました。
すると、両方とも「×」...
理由は、光量不足...
そりゃぁそうだ。エンジン止まってたんだから...(爆)
と言うわけで、もう一度やり直しです。
で、さっきと同じ様に並びなおし、再再検。
今度は落ち着いて操作し、両方とも「○」。
総合判定室にて、もう一度判定してもらい、OKを頂きました。
ここまでくれば、車検証とステッカーを交付してもらうだけです。
受付をした窓口に、書類を提出して、待つこと1分。(空いてたからね。)
新しい車検証と、車検ステッカーをもらいました。
慣れていると思っていたことではありましたが、自分のクルマは初めてと
言うこともあってか、
オレ史上最高の手間取りよう...(爆)
検査ラインも、新型のモノになっていたり、分からないことも意外とありました。
ま、前に行ったのは10年以上前の事ですからね、
そりゃぁ、変わりますわな。
あと、感じたことは、検査官みんな優しかった事。
あとで聞いた話ですが、車検を受けるクルマのうち、約60%は指定工場(車検場には持ち込まれない)、
20%が認証工場の持込検査、残りの20%が代行も含むユーザー車検だそうです。
と言うことは、車検場にやってくる半数が素人と言うわけです。
(ま、ユーザー代行も含まれますが...)
実際、新車3年目の初回車検をユーザー車検で持ってきたみたいなオドオドした人も
チラホラしてましたし、初めてで分からないみたいな人もいました。
なので、ユーザー車検のコツとしては、検査官の言うことは素直に聞き、
アドバイスを受けたら、ちゃんと礼を尽くすと言うことに尽きるのでは
ないかと思いました。
ま、とりあえずコレであと2年、乗ることが出来ます。
これから、メンテがたくさん待っていますけど...