Star Mazdaの今年度最終戦、
Mazda Raceway Laguna Secaでのレースが、
日本時間の今朝方、行われた。
結果は以下の通り。(抜粋)
(表をクリックすると、すべてのリザルトが見られます。)
優勝したのは、#11 Adam Christodoulou(JDC Motorsports)。
予選で#3 Peter Dempseyに競り負け、2位からのスタートだったが、
レースはAdam Christodoulouが制した。
2位には、予選3位の#51 Alex Ardoin(JDC Motorsports)。
3位には、予選8位からジャンプアップ、#27 Anders Krohn(Mundill)が入った。
公式サイトのレポートによると...
予選でポールを獲得した#3 Peter Dempseyは、スタートで出遅れてしまい、3位に後退。
さらには同じ周回のコークスクリューで#2 Joel Millerと絡んでしまい、最後尾に順位を落とした。
しかし、すぐにレースに復帰し、持前の速さで、ファーステストラップも記録しながら、11位にまで
ポジションを戻すも、#66 Rusty Mitchellと接触してしまい、レースを終えてしまった。
ちなみに、#2 Joel Millerと#66 Rusty Mitchellは、それぞれ、17位、18位でレースを終えている。
結果、今年のStar Mazdaのシリーズチャンピョン争いも終結した。
今回、PeterはAdamが優勝したとしても、予選でポールを獲得した為、決勝は7位以上で
終えればチャンピョンシップを獲得できたのだが、こう言う結果になってしまったため、
チャンピョンシップを目前にしておきながら、それを掴みとる事は叶わなかった。
シリーズ争いは、#11 Adam Christodoulouが473点(優勝3回、ポール2回)で
チャンピョンに決まった。
2位は、461点(優勝5回、ポール5回)で#3 Peter Dempseyとなった。
(表をクリックすると、すべてのポイントスタンディングスが見られます。)
一方、出来さんはと言うと、予選は最後尾の23位。
ニュータイヤに履き替えてピットアウトしたその周に、他車のクラッシュに伴う赤旗中断に阻まれ、
完全なアタックを出来ずに終了。
Star Mazdaの予選は、出走グループが分けられている為、45分の予選を2グループに
分けて行うので、実質は、20分ほどのセッションとなるのだ。
決勝レースでは抜群のスタートを決めたようだが、クルマの調子がよくなく、
タフなレースになってしまった模様。
レース中盤には、クラッシュが多発する中、無事に走り切り、15位でチェッカーを受けた。
(現地応援隊の報告に、感謝!!)
エキスパートシリーズで、共に首位を争っている#16 Chris Cumming(Worldspeed Motorsports)は、
予選17位からのスタート、決勝を11位で終えた。
また、今レースで今年3回目の出走となる、#64 Patrick O'Neill(Mundill)が、
予選16位からのスタートで、決勝を9位で終え、今レースのエキスパートクラスの優勝を飾った。
出来さんは、それに次ぐ15位でもフィニッシュだったため、エキスパートクラスでは3位。
エキスパートクラスは、シリーズ通して、上位10レースポイントで争われるため、このレースは
ノーポイントカウントとなり、172点のままで今シーズンを終了。
シリーズシャンピョンになったのは、#16 Chris Cumming。
今シーズンは3戦を欠場している為、出走したレースのすべてのポイントがカウントされ、
合計184点を獲得した。
(表をクリックし、2ページ目に移動すると、すべてのポイントスタンディングスが見られます。)
また、チームチャンピョンシップ(F1で言うところの、コンストラクターズですね。)は、
1位:366 JDC Motorsports
2位:333 Andersen Racing
3位:230 Juncos Racing
4位:222 AIM Autosport
5位:199 Mundill
:
:
8位:97 Goshen Motorsports
となった。
長いようで、あっという間に、今年のシリーズが終了してしまった。
出来さんの来年の動向は分からないが、できることなら今年得た経験を活かして、
来年も走ってほしいと思う。
経験のあるドライバーとはいえ、12年ぶりにフォーミュラレースに復帰し、
出場したすべてのレースで完走(扱いも含む)を果たしているのだ。
大きなクラッシュなどは一度もなく、だ!
シーズン通してレースを見て(この目で見た訳ではないが...)、
今シーズンは、ちょっとツキが足りなかったように思う。
はたして、気持ちよく納得のいく走りができたレースが、いくつあったのだろう。
「それもレース」と言ってしまえばそれまでだが、一レースファン、出来さんファンとしては、
「どうか来年も!」と願ってやまない。
ともかく、今シーズン、お疲れ様でした。>出来さん。