先日お伝えしたUSオープン。
優勝は、アメリカのシェーン・ヴァン・ボーニング選手でした。
このUSオープン、ネットで有料ですが、中継もされていました。
けど、ボクは見ていません。(笑)
ある、ビリヤードブログに今回のUSオープンの動画がありました。
神様エフレン・レイズと、
今年の9ボール世界チャンピョンであり、ディフェンディングチャンピョンでもある、
ダレン・アプルトンとの勝者4回戦の最終ラック。
11ゲーム先取りで、スコアはアプルトンが追いついた形で、10-10のヒルヒル。
互いにキテいる状態だったのか、アプルトンの入れミス、レイズもまさかの出しミス。
レイズはどんなに厄介な配置になっても、信じられないショットを繰り出してはゲームを取る選手。
そのため、彼のニックネームは「マジシャン」。
そしてマジックの領域さえも超えて、ビリヤードの神様とまで呼ばれている。
そんなレイズも、キテしまうほどのプレッシャーの中で、飛び出したフロック。
これが9ボールの醍醐味かもしれません。
相手のアプルトンからしたら、やりきれない負け方ですけどね...
でも、これがビリヤード。
USオープンのタイトルの重さが呼んだ、プレーかもしれません。
さて、今回優勝したボーニング選手。
USオープンのタイトルを5年ぶりに、アメリカの手に取り戻したことになります。
(5年前の優勝も、ボーニング選手だった。)
実はこの大会、近年はアメリカ人以外の選手が優勝することが増えてきましたが、
かつては、アメリカ人以外の選手が勝つのが最も難しいタイトルでした。
1976年に第1回大会が行われ、以来アメリカ人選手以外で優勝したのは、5人。
ちなみに初めてアメリカ人以外の優勝を飾ったのは、エフレン・レイズ(フィリピン)で、1994年の事。
余談ですが、2000年には日本人選手の奥村健選手(1994年世界チャンョン)が準優勝しています。
(優勝は、ビリヤードキング、アール・ストリックランド選手)
以降は、2002年にラルフ・スーケット(ドイツ)、
2005年にアレックス・パグラヤン(カナダ・現フィリピン)、
2008、2009年は、ミカ・イモネン(フィンランド)、
2010、2011年には、アプルトン(イギリス)。
2000年ごろは、テレビ(CS)で放送もされてたんです。
また、こう言う大会がテレビで見られる日が来るといいなぁ...
Posted at 2012/11/01 00:11:49 | |
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玉のはなし | 日記