
今年も、ビリヤード Japan Openの観戦に行ってきた。
ビリヤードに夢中になって、プロの試合を観に行くようになったのは、2001年頃。
その年以降2~3年ほどは、Japan Openの観戦に行っておりました。
2002年、ロードスターの乗るようになり、クルマ熱上がって、サーキットに夢中になり、観戦からは遠のいてしまいました。(^-^;
モータースポーツ活動休止後の2011年から、また、Japan Openだけは観戦に行く様になりました。
それから、2014年を除いて、毎年、継続して観戦しているようです。
2014年は、たしか、父が入院して、チケットは持っていたものの、行かなかった。
毎年毎年、海外選手もやってくるし、熱い試合が観られるので、欠かせないイベントです。
Japan Openの名の通り、国内最大級の大会です。
男子Best16のトーナメント表。
今年は、10名の日本人選手が特設会場にたどり着きました。
ワタシ的注目選手は、大井直幸選手、小川徳郎選手。
大井選手は、現在のキングと言えるトップ選手。
小川選手は、昨年だったかにプロになった新人プロ。
とは言え、10年以上トップアマとして活躍していた選手でもあります。
両名は、このトーナメント表の並ぶ中でも、特に厳しい選手たちを打ち破り、決勝を戦いました。
会場の雰囲気としては、小川選手に勝ってほしいという空気でした。
試合序盤は、小川選手がリードをしたものの、1球のミスから形勢逆転。
踏みとどまろうとするも、大井選手は許してくれるわけもなく、大井選手の優勝となりました。
女子Best8のトーナメント表。
ここに残った日本選手は、栗林美幸選手、ただひとり。
あとは、4名の台湾選手、2名のフィリピン選手、1名のインドネシア選手。
フィリピンは、ビリヤードが盛んな国ですが、世界中に名前を挙げている選手は、男子ばかりなんです。
女子選手を見るのは初めてだったので、興味津々で観てしまいました。
インドネシア選手も、いい球撞いてました。
唯一の日本人選手である、栗林選手は。準決勝で敗退。
台湾の陳選手と、フィリピンのアミット選手の決勝に。
序盤はアミット選手が調子よく飛ばし、リードを広げていきますが、やはり、1球のミスから形勢逆転。
流れも渡すものかと、踏ん張りますが、陳選手も負けてない。
けど、お互い、疲れてたのかな。終盤は、ミスが目立ち、セーフティ合戦になり、正直見るのがキツかった...
キツかった原因は、他にあるんですけどね...(後述)
結果として、優勝は、台湾の陳選手でした。
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今年のJapan Open、楽しかったです。いい試合をたくさん見れました。
けど、どうしても気になったことが何点か...
国内屈指の大会であるJapan Openは、毎年海外選手も出場します。
台湾選手、フィリピン選手は、まぁ必ず出場し、決勝日に残っています。
各回転の試合開始前には、選手紹介が行われ、数人にはMCがインタビューをします。
MCが日本語しか話せないので、当然日本人選手にだけですが。
試合中も、選手からレフリーに確認したい事を聞いたりもします。
けど、レフリーも、日本語しか分からない人ばかり。
今年も試合中にそんな光景があり、見かねた中国語の話せる、某日本人女子選手(観戦に来てた。)
が入り込んできて、通訳を買って出ておりました。
何年も、そんな光景を目にします。
某選手が通訳を買って出たのは、今年初めて見た光景です。ワタシはその選手の事を知っているから、状況は理解できますが、知らない人から見たら、正直、すごく異様な光景だったんじゃないでしょうか。
なんとかならんのかな、話せる選手もそこそこいるだろうに、と、毎年思っています。
私の後ろで観戦してる方2名も、小声で私が思ったことと同じような事を話ししてました。
永く見ているワタシなんかは、つい、いつもの事と思ってしまう...
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喫煙について。
副流煙がなく、出るのは蒸気だけ、との事ですが、本来禁煙であるはずの会場内(客席)で、何かを吸って、口から白い気体を吐き出しているのは、すっごく気になります。
まさか、会場内ではNGだろうと思っていたので、協会の方だかに話したのですが、
「電子タバコはいいんです。」
たしかに、そんな取り決めだった様なので、なら、しょうがないねと引き下がりましたけど...
その出来事が、決勝戦前。
なんか気分が盛り下がっちゃって、帰ろうかと思ったけど、そんなクダラナイことで帰るのももったいないと思いなおし、決勝戦を観戦したけど、男子の試合が終わり、女子の試合がもつれてくると、正直早く終わってくれって気持ちでした。
大会の裏で、盛り上げよう、よりよい大会にしようと頑張っている協会の方々、純粋な気持ちで手伝ってくれている人がたくさんいるのも知っていますが、
来年は、どうしよっかなぁ...
と思ってしまった、今年のJapan Openでした。