
この前の日曜日、長野県の「
野辺山SLランド」へ久しぶりに「乗り鉄」しに行ってきました。
ブログ・カテゴリー「知られざる鉄道」シリーズとしては、1月に乗った
成田空港第2ターミナル・サテライト連絡シャトル以来、半年ぶりの「乗り鉄」再開となります。
ナビに「野辺山SLランド」と入れて道案内してもらいながら、中央道長坂ICから下道を30分ほど走って到着。思ったより小さいというよりも第一印象は「しょぼい!」というかんじ。

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駐車場にいたおじさんから「SLに乗るならすぐに出るよ!」と言われ、あわてて乗り場へ。乗車券300円を払って客車に乗り込むとすぐに出発しました。

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乗客は若いパパと5才くらいの男の子だけ。SLは煙突から白い煙を吐きながら、1周350mの軌道をゆっくりと進んでいきます。軌間は762mmのナローですが、やっぱり生きているSLは小さくても迫力があります。

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園内を1周するSLは30分おきに運転されていて、みていると家族連れのお客さんたちが千客万来と言うほどではないけれど、そこそこやってきては園内のいろいろな乗り物に乗ってたのしんでいました。
このSLは50年ほど前まで、台湾のサトウキビ畑で働いていたベルギー製の機関車だそうです。

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運転台の後ろが異様にずんぐりして不格好なのは、老朽化した本来のボイラーの使用許可がおりないためここに新たなボイラーを設置しているためだそうですが、それでも、山々をバックに走る姿はまさに高原列車です。

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走るSLとターくんのツーショット。

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園内にはこのほか、静態保存されている蒸気機関車も。
これは岡山県の井笠鉄道で1925~61年まで運行されていた井笠7号蒸気機関車。

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こちらのディーゼル機関車は詳細不明です。静態保存は、生きている機関車に比べ傷みが酷く痛々しいです。

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園内にはもう一つ、スイス・レーティッシュ鉄道の1/20スケールモデルというのがあって、両端がループになった380mの軌道を自走することが出来ます(4人乗り1周800円)。

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もちろん、よーのすけも乗りましたが、写真は他のお客さんが乗っているときのもので。
ある意味、さっきのSLよりもこっちのほうが面白かったかも。
野辺山SLランド・・・第一印象はしょぼかったけれど、個人経営の遊園地でオーナーさんが一生懸命メンテしたり、園内の草刈や清掃をしている姿が思い浮かべられて、とても温かい気持ちになりました。今は、行ってみてよかったなあというのが正直な感想です。

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SLランドのすぐ近くにJR小海線が走っており、「
鉄道最高地点」の標識がありました。そばには鉄道神社もあって、迷わずここで記念写真を撮ってしまいましたが、リンク先の記事を見ると、本当の最高地点は、このすぐそばにある踏切のなかに立つ勾配標なんだそうです。

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レストラン最高地点の駐車場で、グリーンのコペンを見つけてついつい隣に停めてしまいました。
ここでいただいたお蕎麦とみそ田楽、美味しかったです。

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野辺山まで来たついでに清里へ寄り、清泉寮を訪ねてみました。去年の11月に
清里MTGに来て以来ですが、霧に包まれていたあの日とは全く違う清々しい雰囲気に魅了されました。
ポール・ラッシュ記念館の中に展示されていたトラクター。

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この展示室の素晴らしいところは、トラクターの運転席に乗ることも写真撮影もご自由にということなので、よーのすけも運転席に座ってみました。あれっ、この写真は誰が撮ったの(謎)?
Posted at 2012/06/20 19:13:47 | |
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知られざる鉄道 | 日記