2011年10月19日(水)
横須賀の海上自衛隊横須賀総監部から東京・晴海埠頭まで、砕氷艦「しらせ」に乗艦する機会に恵まれ、カメラを持って喜び勇んで行って参りました(^^;ゞ
南極観測をテーマにしたテレビドラマも始まったりして、盛り上がっていますが、日本の初代南極観測船「宗谷」の船籍は海上保安庁で、海上自衛隊が南極観測船の運用を始めたのは2代目の「ふじ」から。「ふじ」のあと「初代しらせ」がきて、現在の「しらせ」は2代目ということになります。
よーのすけの勤めている会社は、南極観測を行っている国立極地研究所と取引がある関係で、招待者ばかりの「体験航海」に極地研関係者の特別枠で潜り込ませていただいたというわけで、一種の「役得」ですm(_ _)m

9:00すぎ 横須賀本港の海自バースに停泊する「しらせ」の艦尾。ここまで、よーのすけのアパートから歩いて10分です。

AGB-5003しらせ。砕氷艦独特のずんぐりした艦首。となりはDD-101護衛艦むらさめ。

タラップの周りに招待者の列ができはじめていました。よーのすけも早速乗艦させてもらいます。

舷門に士官の方々が並んで敬礼で迎えてくださいます。スマートだしカッコイイです。
しらせの艦内をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、メチャクチャに歩き回りました。と言ってもここから先は一般の方はご遠慮下さいという張り紙も当然あるので、全艦のほんの一部ですけど。しかし、それにしてもでかい船です。

しらせの艦橋からみたDDH-181ヘリ空母ひゅうが。
以前、軍港めぐりの遊覧船でもっと海面に近い位置から見上げたことはありますが、この位置からみたのは初めてです。

こちらは後部飛行甲板から見た、DDG-174きりしまとDDG-171はたかぜ。

ヘリコプターの格納庫。

格納庫内のヘリを見ていたら、隣に接舷している護衛艦むらさめが出航するという艦内放送があったので、再び飛行甲板へ出て見に行きました。

もやいを解いて、「しらせ」から次第に離れていく「むらさめ」。間にタグボートが入って回頭の手伝いをしています。
一つ一つの作業がてきぱきとしていて、見ているだけで気持ちが引き締まります。
そうこうしているうちに、10時半、「しらせ」の出航時刻が近づいてきました。甲板は風が強く寒いのでブリッジへ行ってみることにしました。

ブリッジでは 出航準備のラッパが吹かれたところでした。遊覧船やフェリーの出航と違い、軍艦の出航には独特の緊張感があります。招待者ばかりの体験航海だからなのか、ブリッジの様子まで見学させてくれるのはすごいことですね。

(左)航海中のブリッジの様子。 (右)航海士のチャート作業。

横須賀港を出て東京湾内の広い航路へ出ると、しらせはグンとスピードを上げました。

横浜ベイブリッジ。いや、鶴見つばさ橋かな。

海ほたると東京湾アクアライン。

東京湾アクアラインの換気塔、「風の塔」。いずれも海からでないと見られない光景です。

東京港臨海大橋(東京ゲートブリッジ)ってまだ工事中なのかな。右手に東京スカイツリーも見えています。

羽田沖ではひっきりなしに離着陸する飛行機が上空を横切っていきます。

いよいよレインボーブリッジが近づいてきました。

レインボーブリッジの橋桁の高さは海面から50m。「しらせ」の海面上の高さは45mでギリギリなんだそうです。

14:00 無事に晴海埠頭に着岸。
「しらせ」は11月半ばに南極へ向け出港予定で、来年の4月に南極から帰ってくる予定とのこと。今回は東京湾内を3時間半の体験航海でしたが、貴重な体験でした。自衛官の皆さんはどなたも礼儀正しいし、親切だし、とにかくピシッとしていらっしゃいます。うちの職場とは大違い(爆)
関係者のみなさまに改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
Posted at 2011/10/22 09:27:13 | |
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