• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

よーのすけ@NB1のブログ一覧

2014年10月21日 イイね!

あけのべ一円電車まつり

あけのべ一円電車まつり2014年10月19日(日)

秋晴れの清々しい1日。兵庫県養父市(やぶし)の明延鉱山へ行って来ました。今から1200年以上前、記録に残るのは大同年間(806~810年)に採掘が始まり、それよりもっと前の奈良の大仏の鋳造はここで採れた銅が使われたという話もある歴史の古い銅山です。明治29年(1896年)に国から三菱合資会社へ採掘権が払い下げられて以来、三菱系の鉱山として銅、錫、亜鉛など多種多様な金属を産出するヤマとして発展したのですが、昭和62年(1987年)に円高と金属の価格暴落のために採算が合わないと言う理由で閉山となったのだそうです。けれども、鉱脈が枯れたわけではないので、経済環境がととのえば、また採掘を再開する可能性もあるとのこと。そのため「旧明延鉱山」と言うような言い方をせずに「明延鉱山」と呼ぶのだとか。

ここには、昭和20年(1945年)から昭和60年(1985年)まで、鉱山従業員の通勤用として明延鉱山から神子畑(みこばた)選鉱所までの6Kmの路線を明神(めいしん)電車として運行されていたのですが、運賃が1円のため「一円電車」の愛称で親しまれていたそうです。一日の乗降客数を数えやすくするために1円ということらしいですが、採算は度外視していたということでしょうか。

路線の廃止後、20数年経って(2010年10月)、地元のボランティアの手で約70mの線路が復活し、毎月第1日曜日に体験乗車会が開かれているので、よーのすけも実は10月5日の体験乗車会に参加しようと思っていたのですが、台風の襲来もあって諦めていたのでした。ところが、毎年秋には「あけのべ一円電車まつり」なるイベント(今年は第8回)が開催されているというので、それに参加させてもらったというわけです。


朝7時半に大阪のアパートを出発したときは、今日はいい天気だなと思っただけったのですが、中国道~播但連絡道と進むうちにだんだん肌寒くなってきて、もう少し羽織るものを持って来ればよかったと思うほどでした。
9時過ぎに播但連絡道の朝来ICを下りて、ナビの言うとおりに進んでいくと、突然、神子畑鋳鉄橋という案内看板がみえて、あわててクルマを停めました。


これが神子畑鋳鉄橋。明治18年(1885年)に架けられた橋で日本最古の鋳鉄橋、国指定重要文化財です。当時は鉱石運搬の馬車がここを通ったようです。


鋳鉄橋からさらに西へ進むと、神子畑選鉱場跡がでーんと広がっていました。丸いシックナーと呼ばれる装置は巨大な漏斗状で、粉末状になった鉱石の中から有用な金属と不純物を分離する装置だそうです。


一円電車は明延鉱山からここまでを結んでいたわけですが、もともとは鉱石を運搬する貨物列車に従業員も運搬するために客車も連結するようになったのでしょう。当時の電気機関車、客車、貨車のセットが静態保存されています。後の山の急斜面は、選鉱作業を行うところで、鉱石を徐々に砕きながらふるいにかけていくイメージでしょうか。脇にケーブルカー(インクライン)が設置されていたのが見えます。


ケーブルカーをクローズアップ。レールがへろへろになっています。

事前に、近代化産業遺産「鉱石の道」というHPをみて、養父市ととなりの朝来市に明延鉱山関連の産業遺構が散在しているのを知っていましたが、メインの一円電車と坑道見学を優先し、時間があればほかも見に行こうかと考えていたので、目的地に着く途中でこれらの遺構を見ることができたのはラッキーでした。




神子畑から明延までは、峠をひとつ越えるかんじで快適なワインディング。景色の良い場所で写真を撮りながら進んで、10時半に明延に到着。

   
一円電車まつりのメイン会場には、ステージがあり地元のバンドがリハーサル中でした。
駐車場の隅に一円電車の車庫と70mの線路がありました。

   
客車にはくろがね号という愛称がついていました。
手前のテントで運賃1円を払うと、いつでも運転してくれるみたいです。

   
よーのすけは1円玉の持ち合わせがなかったので100円玉を供出しました。
関西テレビのクルーが一緒に乗り込んできました。
軌間762mmのナローなので車体は小さく、10人も乗れば満員になってしまいます。
70mの線路を往復するのに5分もかかりません。乗車体験はあっという間に終了です。




こちらは1.5トンのバッテリー機関車。生態保存されているふるい機関車はパンタグラフがついていたので「電車」と呼んで差し支えないと思いますが、復元されたこれは「電車」と呼ぶにはちょっと抵抗がありますね。


ほかのお客さんを乗せて、動いているところの写真を撮りました。


こうしてみるとけっこう絵になっています。

   
さてお次は、明延鉱山の坑道見学会に参加です。メイン会場で予約が必要ですが、11時の会に参加することが出来ました。マイクロバスで坑道の入り口まで移動して、ガイドさんに坑道の中を案内して貰います。

   
ガイドさんは閉山まで明延鉱山で働いていたヤマ男なので、現役時代の苦労など実体験を交えた面白い話をしてくださいました。削岩機とかボーリングの機械とか鉱山特有の工具もいろいろ説明があったのですが写真がうまく撮れませんでした。

坑道の内部は縦横にトロッコの軌道が走り、所々に引込み線やポイントの跡がありました。
少し広くなったここは醤油メーカーが醤油を貯蔵しているところ。坑内は気温が安定しているので都合がいいのだそう。

   
こちらは酒造メーカーが酒を貯蔵しているところ。

   
約1時間の坑道見学を終えて外に出てきました。


あけのべ一円電車まつり。とても楽しかったです。


この日の走行距離:大阪~明延往復 約309Km
Posted at 2014/10/21 22:36:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 知られざる鉄道 | 日記
2014年10月13日 イイね!

深夜のロングドライブ(帰路編)

深夜のロングドライブ(帰路編)台風の接近に備えて、早めに帰ってきました。

さいたまを16:45にスタート。
18:45東名・海老名SAにて休憩。
20:05牧の原SAにて給油。(帰路は新東名ではなく、昔ながらの東名をチョイス。そのほうが空いていたから。)
20:50浜名湖SAにて休憩。
(この先の三ケ日JCT~音羽蒲郡ICまで渋滞18Kmの表示があったので。)
豊田JCTから伊勢湾岸道へ入り、新名神へ。
23:10土山SAにて休憩。京滋バイパス~第2京阪を経て
0:30大阪のアパートへ帰着。

三ケ日~音羽蒲郡間が渋滞していたせいもあって、帰路は7時間45分もかかりました。
距離は530Km。

大阪市内へ入ったところで雨が降り始めました(トップ画像)。
そんなわけで台風の影響はほとんど受けずに、無事に帰着しました。


ブレブレの写真ですが、メーターパネルの夜間照明、きっちり直って視認性もバッチリです。
Posted at 2014/10/13 02:01:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスター | 日記
2014年10月12日 イイね!

LPジャケットに描かれたクルマ(その60)

LPジャケットに描かれたクルマ(その60)第60弾
『エルンスト・グレールム/オムニバス・ワン』
(2004年2月及び4月録音)


ジャズファン歴50年のよーのすけですが、最近ではごくまれにライブハウスへ出向くことがある程度で、普段はもっぱらレコードを聴くだけ・・・。そのレコードだって、オーディオ再生装置はさいたまの自宅に置き去りで、大阪へはへなちょこなCDの再生装置しか持って行っていないのですから、ジャズを聴く機会はますます減ってしまっています。

これは以前から感じていたことなのですが、新しいレコードやライブハウスでの演奏に積極的に耳を傾けていかないと、音楽に関する知識が古いレベルのところで固定化されてしまうだけでなく、良いものを良いと感じる感性そのものが錆びついてしまうような気がします。

新しいといってもすでに10年前の録音ですが、エルンスト・グレールムというこのミュージシャンを、よーのすけは全く知りませんでした。オランダ人のベーシストだそうですが、このアルバムではピアノを弾いています。

5~6年前に典型的なじゃケ買いで購入したまま、聴かないままレコード棚にしまいこんでいたこのアルバムを、ひさしぶりの3連休で帰省した折に聴いてみました。

新しい感覚のピアノトリオです。これは結構面白い演奏だなあとちょっとした感動がありました。ヨーロッパ人の演奏するジャズなんですが、かなり黒い!グレールムのピアノのタッチは重く、ごつごつしたかんじ。そのグレールムが、ベースを弾いているトラックでは、クレメンス・ファン・デア・フィーンというもう一人のベーシストと、ハン・ベニンクというスネアドラムの3人で、ダブルベース&スネアのみという編成で演奏していて、これがめちゃくちゃカッコ良くてしびれます。

このレコード、本来はCDで発売された後にLP化されたようで、LPには8曲しか収録されていないのですが、もとのCDには11曲も収録されていたようです。これならCDも買って聴いてみたくなりますが、現在では入手困難なようです。

そもそもこのレコード、音楽CDやレコードを販売する大手チェーンのディスクユニオンが手掛けるDIWプロダクツから出ているのです。今から40年近く前、当時大学生だったよーのすけは学費を稼ぐためにディスクユニオンでアルバイトをしていたのですが、卒業間近になってアルバイトを辞める段階で、ユニオンから正社員としてうちへ来ないかと盛んに誘われました。当時はまだ明らかではなかったのですが、ユニオンは単に輸入レコードの仕入れ、販売に力を入れるだけではなく、世界中のマイナーレーベルや自主制作レコードもひっくるめて新人を発掘し、独自のレーベルを立ち上げようとしていたのでした。その新規事業に構想段階から参加しないかというありがたいお話だったのですが、海のものとも山のものともつかないその話に二の足を踏んだよーのすけは、結局意気地なしで、そのチャンスをつかめなかったのです。あの時、勇気を出せば、その後の人生は今とは全く違うものになっていたでしょうに。DIWはよーのすけがユニオンを去ってから5年後くらいに立ちあがり、現在まで地道にいい仕事をしていると思います。

今回は、趣の違うレコードの紹介になってしまいましたが、ジャケットのバスは車種などいっさい不明です。乗り降りのドアが向こう側にあるようなので、左側通行の国(英国、日本、タイなど)のバスなのかなと思ったりしますが良くわかりません。ライナーノートには、このジャケットが一部のファンの間で「レトロなバス」として親しまれているという記述があるだけです。
Posted at 2014/10/12 14:49:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | JAZZのLP | 日記
2014年10月11日 イイね!

深夜のロングドライブ(往路編)

深夜のロングドライブ(往路編)11日(土)が公休となったため久しぶりに3連休となりました。

ここしばらく、お仕事がけっこうきつくなってきて、ゆとりがありません。みんカラも放置状態m(_ _)m
ターくんも大阪のアパートの駐車場に3週間ほど放置状態のままで、動かしてやることもできませんでした。

そして久しぶりの3連休。埼玉の自宅へターくんで帰省することにしました。

大阪のアパートを10日(金)の18:20にスタート。
第2京阪門真IC→京滋バイパス→新名神と乗り継いで19:50土山SAで休憩。
伊勢道→伊勢湾岸道→東名→新東名で22:05浜松SA。
新東名でもう一度、23:20駿河湾沼津SAで休憩(トップ画像)。
東名→首都高3号渋谷線→C2→5号池袋線戸田南ICで01:25自宅に到着。

走行距離525Km、正味7時間のドライブでした。
エンジンの吹け上がりも実に軽やかで、久しぶりにターくんとの会話を楽しみました。

ですが、またしてもちょっとした不具合です。それは・・・


(新名神土山SAで。)
メーターパネルの夜間照明が球切れ? タコメーターの左半分と燃料計が見えません(><)

追記;10月11日
ターくんの主治医のRSアイザワさんで様子をみてもらいましたところ、単純な球切れでした。
今回、このためにわざわざ大阪から来たみたいな感じになってしまいました(^^;ゞ
けれど、この間のマグネットクラッチの件も主治医に報告して、車齢15年目のNBの今後の維持の方向性について意見交換ができたので一安心です。
Posted at 2014/10/11 02:42:13 | コメント(6) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記

プロフィール

「近鉄特急「ひのとり」と伊勢神宮 http://cvw.jp/b/138682/48546479/
何シテル?   07/24 14:56
平成11年式ロードスター(NB1)に乗ってます。クルマは好きだけどフリークじゃない。性能には全然関係ない見た目だけのモディファイに夢中の、不良になりかけた中年(...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/10 >>

   1234
5678910 11
12 131415161718
1920 2122232425
262728293031 

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
11年7月~所有 ぐっさん(スバル・レヴォーグ1.6GT)とターくん(NB1)の2台体制 ...
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
28年12月~所有。インプレッサSPORT(2.0EyeSight)からの乗り換えです。 ...
スバル インプレッサ スポーツ スバル インプレッサ スポーツ
24年12月~28年12月まで所有 BPアウトバック(3.0R)からの乗り換えです。 愛 ...
スバル レガシィ アウトバック スバル レガシィ アウトバック
19年12月~24年11月まで所有。 レガちゃんの後継として選択したのは、やはりスバルの ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation