よーのすけ@NB1のブログ一覧

もうすぐお別れのチャコ（スバル・インプレッサSPORT）と、この２日間、最後のロングドライブに行ってきました。

←横浜公園前のイチョウ並木にて

向かったのは、伊豆大川の温泉旅館。
そこは、駐車場からフロントまでの移動のためにモノレールが設置されているので、よーのすけの『いつか乗りたいリスト』にもしっかり登載してあります。


モノレールの乗り場近く。


終点の旅館のフロントからは相模湾が見えます。


この旅館は、フロントから各部屋へも電動カートで移動するようになっています。

一泊して翌日。


伊豆スカイラインを走ってきました。






標高の高いところでは、道路わきに先日降った雪が残っていました。


先週末、スバルのDラーから連絡があり、レヴォーグの納車は12月4日と決まりました。

今月のはじめ、北の御大（白神爺さん）からいただいたメールです。

今月の１７、１８日で、青天の霹靂の東京での米問屋や、販売店の状況を視察に行きます。
皆は、１８日の新幹線で帰るのですが、１９日に、品川駅裏にあるニコンミュージアムで、ニコンのカリスマ「後藤哲朗」さんの講演があるので、そこにどうしても出席したいので、私だけ一日、遅く帰るのですが、よーのすけさん、１８日に夕飯ご一緒出来ませんか？
できれば、次の日についでに、MAZDA目黒碑文谷店、阿佐ヶ谷神明宮、そしてアバルト販売店へ行きたいのですが、ご一緒出来ませんか？

実を言えば、よーのすけ、始めたばかりのゴルフスクールで、２度目の合宿参加の予定が立っていたのですが、大恩ある御大からの依頼とあらば、どちらを優先すべきかは愚問でしょう。

早速、受け入れ準備を始めました。
まずは、１８日にお泊まりいただくホテルの予約。その日の夕食をどうするか。そして、翌日にニコンミュージアムで行われるという講演会のチケットの入手方法の確認。そのあとに行かれる目黒碑文谷店とは何か（NDの試乗？いやまてよ、RFか？それにしてもわざわざ目黒碑文谷店と指定されたのには、何か深い意図が隠されている？）、さらに、阿佐ヶ谷神明宮（いったいなぜ？）、さらにさらに、アバルト販売店（１２４スパイダーの試乗か？）とは・・・？？？

疑問符がいっぱい浮かびますが、それぞれの位置関係を地図上にプロットしてみると、ニコンミュージアムの講演会終了後だけの時間ではすべてを回りきるのは不可能としか思えません。

そこで、東京にもう１泊して、スケジュールを２日に振り分けてはいかがかという逆提案をさせていただきました。２泊目は狭いけれど拙宅にお泊まりただくことにして、滞在費を節約することも含めて。

すると、今度は元々のスケジュールに加え、ＴＯＫＩＯさんに連絡をとったので、彼のガレージの訪問と、アバルト販売店が世田谷ならＲＣＯＪ事務局が近いから水落さんにも会いたいという追加オーダーをいただきました。


２０１６年１１月１８日（金）
よーのすけは、会社を少し早引けさせてもらい、１７：００に東京駅八重洲中央口地下の「銀の鈴」広場で、白神さんと待ち合わせました。

浜松町の駅近くのビジネスホテルにチェックインしてもらい、荷物を下ろしたあと、タクシーで六本木へ。とあるＪＡＺＺレストランで、生演奏を楽しみながら食事。


この日は、トロンボーン＆ヴォーカルのジミー・ボッシュさんのバンドが演奏していました。

ここは、よーのすけが学生時代、JAZZ専門のレコード店でアルバイトをしていたころに、日本盤レーベルのセールス担当者から夜な夜な接待を受けて通っていたお店なのですが、さすがに最近は足が遠のいていて、実に数年ぶりに訪れたのでした。すると、六本木のビル再開発に伴う立ち退きで、年内の閉店が決まっているらしい。年明けに別地で再開する予定とのことですが、がんばってほしいです。


１１月１９日（土）
朝９時前に、白神さんが宿泊されているホテルへ迎えに上がり、品川のニコンミュージアムへ。
１３：３０からの「阿部秀之＆後藤哲朗・ニコンカメラ・トークライブ」のチケットはミュージアムのオープンと同時に配布（先着５０名）されるので、１時間前から並んだのですが、我々より先に並んでいたのは５人ほどであり、１０時の段階でもまだ５０人には達していなかったようです。






チケットを確保してから、ミュージアムの内部をゆっくり見学しました。
ニコンカメラの歴史を概観するだけでなく、レンズの実験室とか、産業とニコンとか、幅広い展示内容で楽しめました。ほとんどの展示物が写真撮影OKというのも評価高いです。

ついでに、キャノンギャラリーにも足を伸ばしました。

こちらは、写真作品のギャラリーに最新のキャノン製品の展示場が付設されているイメージ。

カメラや写真関係の展示をみて午前中の時間を費やしたあと、品川インターシテイ内のハンバーガーショップで昼食をとり、メインイベントの講演会へ。

講演会場では写真撮影および録音は不可とのことだったので、写真はありません。

よーのすけはニコン・ファンではないので、「後藤哲朗」という人がどのようにニコンのカリスマなのか知らなかったのですが、白神さん曰く、「ロードスターの開発物語の初期にあった『リバーサイドホテル』みたいな話が、ニコンのDfというカメラにもあって、その中心にいたのが後藤氏」だそうです。

講演の中で、これはメモしておこうと思ったのは、
「初心忘れるべからず（世阿弥）、ではなく、写真忘れるべからず（土門拳）」という言葉。
「画像」ではなく「写真」を大切にしなければいけない、という言葉も、よくわからないけれど深いかも。


講演終了後に、講演の中に出てきたNASAのアポロ計画やスペースシャトルで使われた宇宙帰りのカメラを写真に撮ってもいいと言われたので撮ってきました。

白神さんは、後藤氏のサインを貰う機会をうかがっていたのですが、うまくタイミングが合わず断念されていました（案外シャイな一面！）


講演会のあと、世田谷砧のM2ビル近くのRCOJ事務局を訪ねました。
水落さんから、横浜のR&Dセンターの今後の活用方法などいろいろな話を伺い、あっという間に時間がたってしまいます。

明日は、MAZDAの目黒碑文谷店やアバルト世田谷を訪ねる予定だと言ったら、MAZDAの販売店がレクサスみたいな高級志向で豪華な内装の新店舗を展開しているが、その最新の店舗として、つい先日開店したばかりの高田馬場店をぜひ見ておくようにと言われました。

１８時近くになって、RCOJ事務局を辞し、芝浦の拙宅へ。この夜は、芝浦の居酒屋で食事した後拙宅へお泊りいただきました。



１１月２０日（日）

９時に拙宅をスタート。まずはMAZDAの目黒碑文谷店へ。１０：３０にNDの試乗を予約していたのですが、９：３０にはお店についてしまいました。まだ、お店は開いておらず、従業員の人が１０時までお待ちくださいというので、それならと昨夜水落さんがおっしゃっていた高田馬場店を見に行くことにしました。






高田馬場店に着いたのも１０時前だったのですが、店長さんが快く開けて、我々を中へ入れてくれました。

いやあ、これは確かに居心地のいい空間。コーヒーをごちそうになって、目黒碑文谷店へ引き返しました。


こちらは、目黒碑文谷店の内部。

NDの試乗は、白神さんとよーのすけの二人がそれぞれに試乗できるように予約していたのですが、ワインディングでもない都内の信号だらけの道を運転してもつまらないとおっしゃって、試乗を辞退されます。お店のほうが気を遣ってくれて、セールス担当者なしで、よーのすけと白神さんと２人だけで、自由に乗ってきて結構ですというので、甘えさせてもらいました。

NDの試乗はよーのすけは初めてだったのですが、３０分ほど好きなように運転させてもらいました。
インプレッションは・・・。NCに比べると、コクピットに座って右肘をドアに乗せることができるので、その印象はNAやNBに近いと思いますが、やはり車体が重いのかアクセルのレスポンスが遅く感じます。
ハンドルの応答性はいいので、現代のクルマとしては素晴らしいと思いますが、ターくんの快適さにはかなわない・・・。


その後、アバルト世田谷を訪れ、１２４スパイダーを試乗させてもらいました。こちらも、白神さんは辞退されました。アバルト店では、セールス担当者が同乗しないわけにはいかないというので、白神さんにはお店で待っていただき、よーのすけとセールス担当者の２人で試乗スタート。

エンジンとサスペンションはNDとは違うが、コクピットの内装はNDそのものなので、違和感なくスタートできます。NDで感じたアクセルの応答性にも不満はないです。でも、隣にセールスマンが乗っているので、ことさらに今乗っているNBの良さを強調したり、実はスバル・レヴォーグが納車待ちになっていることをカミングアウトしたりして、この客は単なる冷やかしで、アバルトを買う気はないなという印象を与えるように努力しました。

アバルト世田谷を後にして、次は阿佐ヶ谷を目指します。
JR阿佐ヶ谷駅の北口すぐ近くに阿佐ヶ谷神明宮があり、駐車場もすぐに見つかりました。






白神さんは「御朱印帳」を用意していて、社務所を訪ねお願いをしています。そんなに信心深かったとは。

この神社には、立派な能楽堂があります。




この能楽堂は、BABYMETALの「メギツネ」のミュージック・ビデオが撮影された「聖地」なのでした。

　　　　　

うーむ。なるほど。

「聖地巡礼」のあとは、横浜のTOKIOさん宅を訪ねます。


お仕事の関係で単身赴任中のTOKIOさん。ロードスター専用ガレージ付きの賃貸アパート、素敵すぎます。


愛車TOKIO号は徹底的なメンテナンスとオーバーホールのために福岡のショップに預けっぱなしになっていて、ガレージの中は空っぽ（正直者の目には、ロードスターの姿が見えるらしい）ですが、ガレージの前に足グルマのEUNOSベンツが停まっていました。


EUNOSベンツのリアには「YANASE」じゃなく、「YASENA」のステッカーが・・・。



TOKIOさんのEUNOSへのコダワリの逸品の数々を眺める白神さん。


ガレージの奥の居住スペースで、ロードスターのマグカップでコーヒーをいただきながら、濃い時間を過ごしました。

このアパートのオーナーもNAとNBに乗っていて、できればロードスターのオーナーに入居してもらいたい意向なのだとか。ちなみにTOKIOさんの部屋の両隣は空いている由。家賃は、よーのすけが今住んでいる芝浦のアパートとそれほど変わらない・・・となると。いやいや、通勤が無理ですな。

それにしても、探せばあるものなんですね。ガレージ付きの賃貸。


EUNOSベンツで近くのアメリカン・ハンバーガーショップへ食事しに行ったりして１９：００過ぎまでお邪魔した後、東京へ戻り、品川バスターミナル付近で白神さんを降ろして帰宅しました（トップ画像）。

盛りだくさん、濃密な週末の２．５日でした。

（おしまい）

この半年ほどの間に、レコード・ジャケットを集めた書籍を2冊入手しました。

一つは、『CARS on VINYL』（Jacques Petit　２００６　Editions Drivers,Toulouse,France)
フランス人のジャック・プティという人が集めたクルマのLPジャケットを紹介する本です。
元はフランス語で書かれたのでしょうが、よーのすけが入手したのはそれを英語に翻訳したもの。なんと５００枚ものレコード・ジャケットが、写っているクルマの生産国別に並べられています。
英語だ、フランス語だといっても、最初の２～３ページに著者がどうやってこのレコードを集めたかとか、著者についての紹介文とかが書かれているだけで、本体はひたすらジャケットの写真とアルバム・タイトル、それに写っているクルマの車種、年式が付記されているだけなので、眺めているだけで楽しめます。

紹介されているレコードは、ジャズありロックあり、シャンソンあり、カントリーあり・・・と、手あたり次第にクルマのジャケットを集めたというかんじ。でも、圧倒されるし、何よりも、ほとんどのジャケットで、車種が明らかにされていて、車種不明というのが数えるほどしかないのがありがたい。よーのすけがブログで紹介しているジャズLPのクルマの車種も確認できます。



中身はこんな感じです。↓

左は、よーのすけのジャケット・シリーズの記念すべき第1弾で紹介したキャノンボール・アダレイ。


右は、第2弾で紹介したジミー・スミス。左上にも、第31弾で紹介したジョニー・ペイト。このレコードは当初、私は車種不明としていたのですが、みん友さんからジャガーXK-120ではないかとコメントがありました。この本で確認することができました。


右上も車種が分からなかったレコードです。第12弾で紹介したソニー・スティットですが、フェラーリ・テスタロッサだと判明しました。


もう１冊は、その名もずばり『カージャケ』（三栄書房　２０１６．５　日本）



こちらも、古今東西のクルマ・ジャケットを５００枚ほど収録しています。こちらはレコードが発売された年代別に編集されていて、アルバム・タイトルと車種名のほか、そのレコードについても若干の記述があります。
グラビア印刷ではないのと、判型が小さいので写真が不鮮明なのが玉に瑕。


クレイジーケンバンドの横山剣さんのインタビュー記事が巻頭に収載されていて、読み物としてこれは面白い。


ドナルド・バードの名盤３枚が一度に紹介されているページ。ちなみに、よーのすけのジャケット・シリーズでは、左が第３弾、右上が第７弾、右下が第５０弾です。


よーのすけの第１弾、キャノンボール・アダレイはこちらでも１ページ丸々の取り扱い。右ページは、よーのすけが第４０弾で紹介したメル・トーメですが、この本では車種はUNKNOWN（不明）となっています。よーのすけは苦労して、このうち８台の車種を調べたのですが、、答え合わせはできておりません。


２冊のレコジャケ本は、どちらも５００枚ものレコードを紹介していて、世の中には自分が持っていないレコードがまだこんなにもたくさんあるのだと知らされます。よーのすけのLPジャケット・シリーズは、不定期とは言いながら更新も滞って、まだ７０枚に達しておりません。とりあえず１００枚を目標にしたいのですが、先は遠いです。