狭い日本？実はそんなに狭くない。アース烏のSUGOみちのく一人旅

今年のテーマであるNEXT STAGE、今まで行ったことのないサーキットへも行ってみよう。ということで、先週4/14、15にスポーツランドSUGOで開催された、MAZDA FAN TOHOKU MEETINGに行ってきました。
ええ、広島から。

前々からSUGOは走りたいと考えていました。2015年よりエイトリアンカップがこのイベントに併催されることになり、行く機会が出来ました。新潟の実家からSUGOでは320km、現実的な移動距離。愛知時代に住んでいた名古屋からは675km、1日で移動できる精神的な最長距離、まぁ行けなくは無い距離でした。
ところが、2015年は海外出張、2016,2017と国内長期出張で行けず仕舞い。そうこうしているうちに広島に転勤となり、移動距離がさらに伸びてしまいました。
しかし、今年は4/13まで１週間名古屋で出張仕事となりました。広島→名古屋は500km、名古屋で仕事してその後移動なら、現実的に行ける！運はこちらに傾いている！・・・ということで、思い切って行ってみた次第です。

予定では全行程自走の予定でした。ところが、仕事が一日早い12日の昼までに終わってしまい、翌13日を丸々移動日に出来ることとなりました。




そこで登場するのが、ズル・・・もといフェリーでワープ。675km自走を回避！
隔日運行で、該当週は予定があわずあきらめていたのですが、これに乗れることになり急遽予約。やはり流れはこちらに傾いている！　フェリー乗り場に着いてみたら、MFCT参戦の15MBデミオと、マツ耐参戦のランティスとご一緒でした。




ちなみに私の車はフジツボのマフラーを装着しており、デフ周りが低くすりやすいのですが、事前にタイヤのエアーを3.0まで上げておいたおかげで、こすること無く乗船できました。ちなみにランティス乗りの方曰く、超シャコタン車でもかましをかけて誘導してくれるから、よほどのことが無い限り乗船できる、とのことでした。事実、GT3車でも自走で乗船可能だそうです。



19:00出港。普段は上を通ってる、伊勢湾岸自動車道の橋をしたからくぐります。

乗船してしまえば、あとは到着を待つだけ。
電話もネットも通じないので、仕事の電話やメールも来ないため、良い意味でやることが無くなります。
ちなみにネットは乗船前に手続きをすれば、Wi-Fi経由で低速（メール、ブラウジングは可能だが、動画サイトの閲覧は現実的に不可能レベル）の衛星回線は使えるようになります。



今回乗ったのは、太平洋フェリーの「きそ」。2014年に花巻への長期出張時に乗船した、同じく太平洋フェリーの「いしかり」の姉妹船になります。外観は似ていますが、内部の雰囲気がだいぶ異なります。
しかしどちらもメシは美味しく、大きな風呂はあり、マッサージいす完備と、やること無い中でだらーんと快適に過ごす設備は整っています。

乗船時間22時間40分で仙台に到着し、そのまま仙台一泊。



翌日は厚い曇り空。元気玉ではなく雨雲を呼び込んだ方がいらっしゃったのでしょうか？
念願のSUGO到着時は、既にMFCT組が1本目を走り終えたところでした。思いの外気温が低下したのか、走行されている方はなかなか良い結果を残したようです。
しかし8でエントリーのほぼ全員がエイトリアンカップとのダブルエントリーと言う状況、皆さんのやる気に頭が下がります。

 


そうこうしているうちに、エイトリアンカップ事前練習組も到着。当日は練習枠が1本あったのですが、当方はこの日が移動日となる可能性があったため、申し込みしませんでした。
練習でもエイトリアンカップ。恒例のラジオ体操は欠かせません。
・・・しかし、このラジオ体操、走行開始の１時間以上前に行われていたのはここだけの話。
練習走行は駐車場で眺めていたのですが、皆さんのやる気がみなぎっていたからなのか、結構コースアウトが発生していました。みなさん、本番は明日ですよ;;




ちなみに、なぜかSUGOの山までサーフィンをやろうとした、RTEのスタッフがいらっしゃったのもここだけの話。

しかし、このあたりから本格的に雲行きが怪しくなってしまいました。今までこちらに傾いていた流れが一気に変わってしまいました。



夜は谷山温泉で一泊。
実は宿泊予約をしていなかったため、急遽つまみさんに相部屋させていただきました。その節は大変ありがとうございました。この宿はザ・昭和の温泉宿といった雰囲気でしたが、このような団体で一仕事前後に一泊、と言った用途には良い場所でした。



終了後の帰宅は、日本海側経由で自走。この場合、舞鶴道を通れば東京経由より40kmほど距離短縮になりますが、結局は距離は東京経由とほとんど変わらない米原経由としました。これでも、東京経由と違って交通量が少ない＆磐越道以外全線４車線なので、走行ペースが一定に保て時間が読みやすいというメリットがあります。
当日中に帰れるわけも無いので、富山で一泊した後に帰宅。
移動距離1150km、広島出発からの総走行距離、1925kmでした。

SUGOはあまりに遠いので、次回いつ行けるかはわかりません。
しかし楽しい場所でしたので、また機会があればぷらっと行ってみたいと思います。


追伸



広島到着後、すぐに出張で鹿児島に移動しました。
写真は鹿児島中央駅のホームの看板です。1325-9は東京駅から1325.9kmとの意味。ちなみに仙台駅-東京駅は351.8km、片道1677.7km、高速道路は新幹線よりも距離が長い上、前記のように東京経由と、日本海側米原経由はそんなに距離が変わらないため、実際は途中休憩も含めて連続して1700km以上移動したことになります。
狭い日本？実はそんなに狭くない。