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2013年05月27日 イイね!

思ひ出の自己車両~通り過ぎていった過去の軽自動車たち~②。

思ひ出の自己車両~通り過ぎていった過去の軽自動車たち~②。思ひ出をめぐるこのブログ。
2回目の今回はLT23型の三菱360(初代ミニカバン)空冷車両です。

1台目のフロンテ7S・4サイクルの大人し目なエンジンフィーリングにちょっとがっかりしまして、フロンテ7Sを解体に出した数年後、少し前に親の実家に住むイトコからの情報で通学路学校近くに古い軽自動車の錆バンがある、という情報をもらっていたのを思い出し見に行ってみました。
その時の画像は撮影しませんでしたが、家に持ち帰った直後の画像はタイトルの品。

ワンオーナー、以前は納屋に置いていましたがしばらくは畑で藁入れの倉庫になっていた車です。錆びてましたがこの時にはまだ再生可能だと信じて、近くにあったその車の持ち主の方をお伺いし(全く面識のない他人)、了承をもらって後日にレッカー車をチャーターし持ち帰りました。
引き揚げ時はブレーキロックしていましたが、レッカー車のウインチで畑から引き揚げているとブレーキ張り付きは自重の重みで解消されなんとか転がるように。
エンジンルームは何故かヒューズが外されていましたが、それ以外は触られた形跡はなし。

空冷車でしたのでオイル漏れはあるものの少し触ればエンジンがかかりそうな。エンジン上部に位置するガソリンタンク内は綺麗で腐食なしでした。ただブレーキはフットブレーキはスカスカ。サイドブレーキは大丈夫といった状況。
整備書もない状況でしたが、新しいガソリン入れて、プラグ替えてヒューズ入れて、バッテリー新品投入。長いクランキング後に始動した時は嬉しかったなぁ。2サイクル車でして青白い煙多数排出でした。

室内は藁と砂で汚れてましたがこれは掃除で。
天井は子供が乗ったとかで、大きくへこんでましたが、全体を押し出すことにより正常に近い蒲鉾型に復帰。

各部の錆はホームセンターで錆予防塗料を買ってきまして、錆びた部分を電動ドリルの先に付けたヤスリで削り取り、ハケ塗りするという荒業で仕上げました。オリジナル塗装が厚くてよい感じでしたのでこれを生かしたいというのもありました。ハケ塗り建物用塗料の薄緑色で近似色がありまして調色しないで塗りました。

この車はこの状態でナンバー登録しないで数年軒下保管。
書類関係はない状態でしたが、元の持ち主は分かっているので、所有権があった(ディーラー車)ので苦労して販売店の本社まで行って所有権解除の印鑑を押してもらったり、色々勉強できた車でした。
前開き左右ドア、後ろは横開き。最終型の一歩手前なんで、分厚い鉄板の各部と、ちょいコストダウンのインパネ周辺。ラジオは当時物オプションが稼働でした。

年式は昭和43年位でしょう、STDグレードでした。

親切な町の修理屋さんの協力により後年にナンバー取得して数年乗りましたが、その当時はネットも普及してなくとにかく部品が無い。今位情報が発達していれば保存しておいて再生しただろうなぁ。
時々売りに出るこの種のLA23型なんかをみると欲しくなりますが。



雨漏りで錆がひどかったのは前席周辺だけでしたので荷室床面は錆も少なく多数積載しても丈夫な荷台でした。

コラム4MTを駆使して、最高速は90㎞/h位は出ましたが普段乗りの巡航速度は65㎞/h程度。高速走行70㎞/h以上で走行時はチョークを半分引くという注意書きシールも貼り付けしてありました。

リヤ周りに付くレースのカーテンは今も健在な祖母に無理言ってミシンで縫ってもらったもの。勿体なくて今でも保存してあります。
記録簿はありませんでしたが、走行距離は10万キロほど(メーター一回り)そろそろオーバーホールが必要か?といった感じの音がクランク周りからしておりました。

その後は地元の三菱乗りの名士の紹介により関東方面の方の元に嫁いでゆきました。
オーナーがそれから変わって伊豆方面でレストアされたということですので何処かで元気にしていることでしょう
Posted at 2013/05/27 19:03:16 | コメント(3) | 自己車両 | 日記
2013年05月22日 イイね!

思ひ出の自己車両~通り過ぎていった過去の軽自動車たち~①。

思ひ出の自己車両~通り過ぎていった過去の軽自動車たち~①。あまり自分の過去の愛車を振り返っていませんでした。
忘れてしまいそうなので、不定期ですがブログネタにと思いまして。
備忘録的な意味合いも含めて、手元に無い過去に所有した軽自動車についての記事です。

一台目の本日はスズキフロンテ7S・4サイクル。

タイトル画像は手放す当日の画像です。
昔はデジカメなんかなくて、この画像もポラロイド写真。
プリント状態が悪くなってきたのでスキャナで取り込みました。
書類なし、ナンバーなしで手元に来まして3年近く保有。
その当時は気にしていませんでしたが、生産台数の少ないダイハツAB型4サイクルエンジン搭載車でした。当時のスズキがダイハツからエンジン買って乗っけたある意味OEM?。
エンジンフィーリングはダイハツそのものでしたが、排気ガス規制対策されていただけあって綺麗なガスでした。書類なしでしたので年式不明でしたが、インパネ周辺の形状から昭和53~54年位と推測されました。
シフトはリンク式の為、ふにゃふにゃ感というかカッチリ入らないスズキ特有の品。
入りが悪いわけでもなく、リンクブッシュが介在している感覚といいますか。

インパネ画像(参考)。

コチラは同年代の2サイクル車用ですが、このインパネとは少し違う、どちらかといえばこの数年後に発売された初代アルトに近いメーター周りと、このカタログのようなラジオ&空調関係の部分を組み合わせたようなものでした。

自己車両はスーパーデラックス。
中央部が布張りシートとラジオ、シガーライタ、電動ウオッシャ、床面絨毯仕様でした。この上に最上級のカスタムが設定されていました。外装は本来はロイヤルスカイブルーメタリックでしたが、おそらくはスズキのアップルレッドへ雑に塗られておりました。定番の下回り錆びもそのまま塗装。この厚い錆びとクサリがこの車を書類復活へのヤル気を起こさせなかった理由であります。
少し乗った感じはリヤエンジンの為、軽い操作性(ラジエターはフロント)、トランク部が深みが無いので部品程度しか搭載できない等、収納面で不満がありました。しかし雨漏りしなかったのは幸いで簡易移動式の部品庫にしたりしておりましたが、場所の都合で解体処分となりました。

この画像も引き取られるその日。
仮ナンバーで自走して行きました。
今考えると、非常にもったいない!
この4サイクル車だけリヤ№周辺にもスリット穴が開けられています。放熱率が高いのかな。


通常車はこんな感じ。

取説もあったのですが、車に付けて処分しちゃったのは若さゆえでしょう。この図面は唯一、その取説から撮ったコピー。
車のプラグ交換とバッテリー交換、錆補修の基本を実践できた自分の中での入門車でした。
Posted at 2013/05/22 20:27:38 | コメント(4) | 自己車両 | 日記

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「@ー 様 国営でも民放でもイイので昔の再放送局みたいなのがあればなぁと思います。宣伝も当時物ならなお良しです。」
何シテル?   03/29 19:07
WAGON/GLと申します。頑固なオッサンです。 昭和の終わり頃から平成初め頃までの、 ステーションワゴン車型中心の書き込みです。 バブル景気の頃の中...
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