このシリーズも最終回となりました。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
回を重ねるごとに、文章も画像も少なくなりまして(汗。
背景に他人のクルマや場所を特定できそうなモノが映り込んでいたりしましてボツ画像も結構多くて…。
今回は初代キャロル360です。
デジカメの普及と保存PCの進歩で画像多めで載せて行きます。
前回のアルトワークスから数年。
お財布も多少余裕が出来てきまして、以前から一度は乗ってみたいと思っていた、キャロル360を今は一旦閉鎖されてしまったオーナーズクラブの方から有償で譲り受けました。
暑い夏の日にS氏に片道運転をお願いして(感謝)、関西方面から自走お持ち帰りした車両。
しばらく寝かされていた感じがありますが、調子はまずまずといったところ。
この顔つきになってからの初期型でして、年式はおそらく昭和42年頃の車です。
この時代、年々コストダウンされて行くという現代に続く状況でしたが、まだ我慢できる程度でした。
ホワイトのハンドルは前々オーナーの趣味だったらしいです。
自分でも手をかけました。
この車の特徴でもあり欠点でもある、水冷4気筒。
ヒーターはよく効くのですが、水温管理に難がありまして、自分で室内ヒーターコアを利用した補助ラジエターを装着したり、
ハザードを後付してみたり。
電気配線系統がイマイチいい加減な状況になっていまして夜な夜な修理したのは懐かし思い出です。
部品も色々集めましたが、これ位趣味性が高い車ですと高額!のひとこと。
色々な場所が開閉可能。
このサイズで4ドアは素晴らしい!
フロントでございます。
リヤドアを開けた眺め。
あまり開けないフロントトランク。
このように前はカバーでバッテリーとウオッシャーとブレーキマスターが収まっています。
エンジン画像。
最高速は一瞬100km/h。巡航するなら80km/h位でした。
絶対的にパワー&トルク不足でして(20馬力)、急な上り坂ではローギアに落として、速度20キロで上り坂を耐えることが度々。しかし破壊的な不具合発生は自分の所有中はありませんでした。
水温計はいつもこの辺りを指針していました。
坂道上るとHな気分にかなり上昇して運転者のドキドキ感も同時進行。
この車も数年乗って、これを越える別車種が出てきてしまいまして、その足しに手元を離れて行きました。カワイイ佇まいを思い出すとこれも惜しいお車でしたが、実用性という面を考えると厳しいんですよね。この個体くらい綺麗なら事故にでも遭わない限りツブされないだろうと思いまして決別いたしました。
自分に合った車を見つけるのは難しいですね。
少なくとも1日位は乗り回してみないとわからない。
一品モノに近い旧車でそれは厳しい面がありますのである程度自腹切って所有してみないとわからないなぁと彷徨う人生です。
Posted at 2013/07/29 19:14:16 | |
自己車両 | 日記