あおたくのブログ一覧

　先日ブログでチラっと書いたとおり、今度の土日はあおたくのニ号さんにとって、長距離運用
デビューとなります。いやぁ、クルマで白河の関を越えるのは、実に久しぶりです。目的は法事
なんですが、それでもちょっとワクワクします(笑)。
　目的地は北関東なんですが、群馬、茨城、埼玉、栃木の密集地域をウロウロします。もし仙台
ナンバーのアニバサリーレッドのMiToがを見かけたら、道に迷ってさまよっているかもしれない
シチュエーションかもしれませんので、気軽にお声かけ願います(笑)。


　　　あれぇ～、こっちでいいんだっけ？。

　当ブログ「イタフラ車泥沼ライフ」をご覧になられている
読者層というのは、欧州車のＢ、Ｃセグメントのハッチ
バック車に少なからず関心をお持ちの方々であると、
あおたくは考えております。そんな訳で、今回トヨタが
ヨーロッパのハッチバック車とガチンコ対決するために
開発した新型オーリスが、果たしてどんなクルマである
かを、今回レポートしてみたいと思います。なお、今回
試乗させていただいたのは、ネッツトヨタ仙台　日の出
（仙台市宮城野区日の出町2-1-1）さんでした。グレード
はもちろん6MTのRSでした。
80点主義の末路

　最初に、２次元で新型オーリスを見た時は、あまり格好良くないクルマだなぁと思ったのですが、
初めて実物を見てみると、意外とフロントマスクの造形が最近のトヨタに倣ってなかなか凝ってい
ます。ただし、凝っているだけで、素晴らしく格好良い訳ではありません（ああ、上手くCADで描い
たんだねのレベルです）。プレスに結構お金がかかっているデザインの割に、あまり格好良くない
なんて、無駄ですね。


　　キーンルックと言うんだそうです。

　しかもクルマ全体で眺めてみると、なんだかイマイチまとまっていない感じなんですよね。きっと
合議制で最大公約数で作っていくうちに、パッションが薄まっていったんでしょうね。で、アルファ
のジュリエッタをパクったとよく言われるリアデザインは、こんな感じです。


　　　似ているような似ていないような

　次に、クルマの中に乗り込んでみると、開発が力を入れたと言う割には、インテリアは平凡で、
それほど高級な感じがしませんでした。そういえば、エアコンの吹き出し口もジュリエッタに似て
いる感じがします。フロントのシートはトヨタ車にしては、ホールド感があって、これならコーナリ
ング中でも体がづれる事は無いと思いました。
　では、運転してみます。まずクラッチのつながりがイマイチ分かりづらく、合わせに慣れが必要
です。はっきり言って、MiToのQVの方がラクチンです。で、エンジンですが、1.8リッターエンジン
で最大出力が144psなので大して期待しなかったのですが、結構速いです。エンジンもビュンビ
ュン回る感じで、その気にさせられます。そして試乗コースが直線ばかりだったので、あまり試せ
なかったのですが、ハンドリングが今までのトヨタ車の曖昧でダルなフィールと異なり、ハンドルが
切っただけ、スッと（しかも正確に）曲がるような感じで、好感が持てました。一度ワインディングに
持ち込んで運転してみたいです。足まわりもサスがいい仕事をしているような感じがしました（ただし、どっしりした感じは無く。印象は極めて薄いです）。なお、RSと言っておきながらホイールはスチ
ールなので、これには驚きでした。さっさとお気に入りのアルミを履いてね。という感じでしょうかね。
　で、試乗しての感想ですが、今どきの日本車にしては珍しくMT車を売りにしていて、しかも走り
のポテンシャルは結構高そうなんですが、デザインを始めとして、何か物足りないんですよね。正
直、ヨーロッパのクルマと互角に戦えるかと言えば、答えはノーです。VWゴルフを100点とすると、
何かどこまでも80点主義な感じで、これじゃあ、いつまで経っても追い越せないよ、って感じです。
しかもゴルフは間もなくニューモデルが出ますし、これで最低４年間戦うには、ちょっと厳しい気が
します。正直言ってオーリスにわざわざ230～260万円支払ってまで乗りたいクルマでは無いな、と
思いました。それにしても、トヨタって下請け企業まで含めると規模が大き過ぎて、失敗するリスク
を考えると、きっと冒険が出来ないんでしょうね。しかしながら、近年の韓国車の低価格高品質で
しかも攻めたデザインのクルマを見ていると、近い将来追い越される日が来るのではないかと
心配になってきました。
　最後に、日本経済を下支えしてくれているトヨタには頑張って欲しいと思っているのですが、もう
少し格好良いクルマを作れば、もっと売れると考えているあおたくでした。　

　　前回のエントリーの最後に、ニ号さんに関して問題発生
！と記しましたが、実はニ号さんのサイドボディに無数の線
キズが付いていました。
ぐぁ～ん！。ニ号さんぶつけた訳でもないのに、納車
５ヶ月でキズ物です。ショック～！(-_-;)。いえ、原因は分か
っているんです。あおたくは、今回ニ号さんを購入するにあ
たり、月極駐車場を借りたのですが、どうもお隣さんが、ご
自身の車に乗り降りする際、カバンの類があおたくのニ号
さんに当たった時に、線キズが付いたみたいなんです。こ
ちらも、ニ号さんのドアが長いので、お隣さんの車に寄せ
過ぎたのも悪かったです。しかも輸入車のクリア塗装は弱いので、きっとお隣さんもこんな事で、
キズが付いたとは、思ってもみなかったでしょう。そんな訳で、先日クライスラーダッジ仙台の
K店長に、
「液体コンパウンドで磨いたら、コーティングってやっぱり落ちますよね。」
　と、電話連絡したところ。
「むやみに手で磨くと、余計なところまでコーティングを削ってしまうので、うちへ持って来て下
さいよ～。」
　と、心強いお返事を頂戴しました。有難や～。そんな訳で、早起きして洗車した後、ニ号さん
をディーラーへ持ち込みました。
　到着するや、K店長自らが研磨するというではないか。


　K店長バフ掛けの図　ちなみ写真のバフはプロ用で、結構高い！。

　傷は浅く（水をかけたら、傷が概ね消えたので、まあクリア止まりだろうという思惑はあったが）、
きれいに取れました。あおたくは普段、液体コンパウンドでDIY磨きなんですが、仕上がりが全く
違います。傷跡が全然残りませんでした。いやぁ、本当に感謝です。こちらの心もボディに映る
青空のように晴れ晴れしました。



　その後、今週末に東北道を南下するので、タイヤの空気圧を高めに入れてもらった後、K店長
とイタフラ車談義をしましたが、今回バフ掛けの御礼を兼ねて、あおたくに刺さった（あくまでも
個人の感想です(笑)）「ideal仙台」特選中古車をご紹介！。


　　ば～ん！　プジョー207GTiSW（実は、2年前新古車で購入しようか本気で迷った）


　　ばば～ん！　シトロエンDS4　スポーツシック（ほっ欲しい！。ニ号さんと同時に販売していた
　　ら、こっちを購入していたかも）

　ぶっちゃけ、この車種選定。K店長の趣味モロ出しじゃん！。というイタフラ車好き変態が喜び
そうな、中古車ラインナップを揃えるidael仙台へ、貴方もぜひ一度お越し下さいませ。エコが声
高に叫ばれる昨今、アルファロメオ147GTA３台在庫する中古車屋って一体．．．。

　一昨日ディーラーからメールが届いた。
ラテン車ディーラーだけに「リコールキター！」と
思いましたが、さにあらず(笑)、

『ideal Festival』ご参加の皆様へ　カブ　イデアルというものだった。実は、このイベントに際して、
SUGOのサーキットを４周走行出来る「AlfaRomeo/PEUGEOT」走行プログラムに申し込んだの
ですが、自分が当選したのか落選したのか、判り兼ねる内容だったため、以前エントリーを受け
付けたメールをいただいた際、担当より連絡する旨の一文があったため、昨夜忙しくなさそうな
時間帯を狙って、別件で確認したい事もあって、連絡をとりました
（こ、これって、もしかするとクレーマー？）。
それにも関わらず、担当のクライスラー・ダッジ仙台のK店長が快く対応して下さりました（感謝）。
で、気になる結果は、厳正なる先着順の結果、「当選」との事でした。わ～い！。
　そりゃ、頻繁にクルマ買い換える訳でもないのに、毎日（株）イデアル様のHPを毎日チェックして
いますし(笑)、『ideal Festival』のDMを届けられる前に、HPの申し込みフォームがアップされた次
の日位に、PCで申し込んだので、受付順としては相当早かったんじゃないかなぁ、と自負しており
ましたので、この結果にまずは安堵しました。それにしても、K店長様ご多忙な中、ごめんなさい。
　なお、「別件」とはニ号さんに関しては喜んでいられない問題発生！。これについては、後日上手
くいったらブログにアップしますね。


　　シルエットクイズ　今回はこちらで『ideal Festival』に参戦します。
　　

　先日、二号さん（ＭｉＴｏ）の慣らし運転の最終仕上げを兼ねて、福島まで高速道路を走行する
ステージを設定してみました。運転した時の感想が、

ＭｉＴｏってハンドリングマシンというよりは、もしかするとグランツーリズモ？。

　というものでした。本妻さんの206SWS16のシフトが５速MTであるのに対して、ニ号さんは６速
という事もあり、エンジン回転数が若干抑えられる結果、高速走行時の何と快適な事。排気量
が600CC少ないにも関わらず、S16比プラス10kmのペースで走ってしまいました（余談ですが、
ジュリエッタのテンヨンモデルはＭｉＴｏと比べて、さらにエンジン回転数が抑えられているらしい）。
直進安定性も、同じセグメントのドイツ車（POLOやアウディA1）と比べたらぶっちゃけ劣りますが、
意外に落ち着いています。またまた余談ですが、ジュリエッタの足まわりの剛性感や直進安定
性はドイツ車に負けていないと思います。
　こうしたところから、MiToのグランツーリズモとしての素性の良さが垣間見えててきたのですが、
今月は、ニ号さんで高速道路を長駆させる機会がありますので、それを走り終えたら再度レポー
トしてみたいと思います。


　　会津平野とニ号さん（実は、立て続けて会津に行ってきました）