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AlpinistasGuccissimaのブログ一覧

2014年04月27日 イイね!

600kmオーバーの出勤 ~その1~

600kmオーバーの出勤 ~その1~東京-名古屋をまたいで出勤している人って多分いませんよね。

ま、一回きりなんですけど、そんな距離で出勤してみた!

GWに相当する春休み、つまりは復活祭の休みだった。家族でオランダの最北端のセンターパークのコテージで気分転換ということになっていた。
これまでは春スキーか春山だったが、スキーでの骨折が完治していない長男をきづかうとこういうチョイスになった。
(往路ではシボレーの工場発見)
で、突然の一大イベントが仕事に入り込み、フルに1週間休暇という感じではなくなった。社員一丸でという雰囲気になってるし、そもそも自分の業務は夏休みまで暇になりそうになかったし。このイベントのため休日を返上して仕事する人もいる。なので、ミーティングやアポが設定されているタイミングには同僚などに代行してもらわず、戻ってくることにした。
日中は割と気持ちのいい風景が続く
(今回のベースキャンプに到着!)

 (庭側からだとこんな風景。釣りもそのままOK!夏だとBBQがさいこうだろうなあ)
(だいたい何処も同じようなつくりのコテージになっている)


(ドイツとの国境沿いなので、ドイツ人多し。隣の人々は5人家族のドイツ人だった。ゴルフヴァリアントに荷物が満載だった。はっきり言って5人分、1週間の荷物はこの車ではきついんじゃないかな。パサートくらいのでかさが必要かも)

オランダの最北端から片道320km往復で640kmを走行して出勤するわけだ。別にそういう対応を強要されているわけではない。
「必要だ」自分でそう判断しただけだ。
案の定、相棒からはブーイングを浴びたが、むしろブーイングだけですんでることに感謝すべきかもしれない。

出勤タイムは最小限に、早朝5時30分出動、午後11帰着という感じでうち6時間は運転だ。

まあ、でもまずは休むぞーっ(ほんとか?)

つづく
Posted at 2014/04/27 00:53:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | アヴェンシス | クルマ
2014年04月09日 イイね!

メルセデス・ベンツvsスカニア ~高速バスバトル~

メルセデス・ベンツvsスカニア ~高速バスバトル~「1時間30分離れたアウトレットへ送迎&ラウンジにて歓待!」
という謡い文句に踊らされ、行ってきました♪バス遠征。
行きはVW系列スカニア、帰りは横綱メルセデス♪


まず最初に書いておくと、スカニアはその名が示すとおり、元はスカンジナビアの会社でトラックやバスなどに特化した車両を生産する会社。日本の日野とも関係が深かった。
一方、メルセデスも最近の巻き返し前は商用車やこの手の特殊車両で全体の収益を確保していた関係上、実力はあるはず。まさに欧州の高速バス同士の激突となった次第。

まあ、技術仕様などもチェックせず、ひたすら雑感を書いているだけだが、これでも車関係の側面を反映していると思う。

さて、謡い文句では「ラグジュアリーな高速バスで快適にアウトレットに到着、その後は○MEXの快適ラウンジでおくつろぎを」というような文面が招待状に踊っていたはずだが、日本の高級路線の「Omotenashi!」みたいなバスを想像していた我々的には素っ気ないくらい「普通のバス」。おしぼりやドリンクサービスもなけりゃ、テレビなどのエンタも一切なし(設備としてはある)。じゃあ、なにが高級かというと、空港行き高速バスや市バスに比べて乗り心地が「まし」で膝のあたりの余裕が航空機のプレミアムエコノミーくらいあるという程度の話だ。
まあ、本来1時間30分の道のりであればそれでよいのだろう。視界が乗用車と違うのは楽しい。

が、実際の到着は大幅の遅れ。なぜか?そう、最近、ブリュッセルにはVIPが大挙してやってきており、そのせいで交通規制・渋滞となっているのである。オバマ→シューキンペ→国連総長と連続している。この日はシューキンペ。そういや、この人とベルギー国王がゲントにあるボルボの工場(V40などがベルギーのこの工場製)を視察し「多くの労働者がいるのでここの工場閉めないでね」「よっしゃ!わかったあるよ」的なやりとりがあったとかなかったとか。スウェーデンのメーカーだったボルボがベルギーで生産され、その雇用を守るためにベルギー国王が中国の国家主席にこういった機会を設け、そのあと半完半民みたいな会社の経営に影響が与えられるのだろうか。ああ、まったくグローバリバリ伝説ゼーションだな、21世紀って(笑)
さて、スカニア。たぶん、このバスの方が新しい。荷物棚は曲線が強調され、席の広さも使い勝手も申し分なし。送風口やライト、テーブルも普通。乗り心地も普通。北欧というよりやっぱりVWを感じさせる仕上がり。でもなんか煮えきらないデザイン、北欧といえばシンプルさが信条。なんか無理したっぽい感じがする。

とまあ、別に特にラグジュアリーな気分なしにアウトレットについたらここからは良かった。まず、黄金聖闘士は待たされることなく「追加割引&ラウンジアクセス」となる専用ブレスレットを渡された。列をなしている青銅聖闘士たちをよそにサンクチュアリ、じゃなかったラウンジへ向かい、ポメリーで一息ついた。

よかよか。

まあ、買い物は適当でよし。そもそもの目的は気晴らしなので。また、家族それぞれ適宜購入後サンクチュアリにもどると、今度はトリュフ掛けのラビオリが出された。

で、帰路。今度はベンツに乗ってみた。

結論からいうと、乗り心地はどちらも変わらず、ベンツ側の方がシートの色や素材使いなどは
うまいなと思ったが、上を見上げたときの送風口や各種スイッチのプラスちっきーさは乗用車部門のメルセデスとはなり得ないシャビーさと気づく。

ベンツといってもやはり商用車部門は別だ。この部分についてはスカニア側の方にむしろ高級感があった。最新のVクラスは高級路線となるらしいがそれは賢明だ。
でもまあ、今回バスでの移動を再考する機会を得たけど、結論からいうと、自分はバスよりはむしろ電車だろうな。欧州の高速列車の車窓は退屈ではあるが、プライベートな空間は担保しやすいし、食堂車の感じなんかも自分は好きだ。乗り心地は日本の新幹線に完敗だが、移動距離が同じ場合運賃は半額以下になりうる。
この手の公共交通機関を使うメリットは自分が運転するほど疲労しないことに尽きる。でも、運転が好きな場合や、ACCやレーンキープなどの半自動運転装備の有無で条件が変わってくる。自家用車での移動はすべてオーダーメイドの行き先となるし、目的地までの自由度が圧倒的に高い。やっぱり、家族4人での移動は車が一番!かな。

Posted at 2014/04/09 07:15:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他外車 | クルマ
2014年04月05日 イイね!

革ったはなし

革ったはなし自分の500bGのシートは「ウェブ」「グッチシマ」化がなされているもののナショナルブランド同士の基準合意により、実際のところはグッチ工房の革ではなく、フラウレザーが使用されている。フラウレザーというのはもちろん高級皮革製品の「ポルトローナ・フラウ社」の革製品を指す。

さて、このフラウレザーは21行程をもへて仕上げられるなめし技術をふくめ、グッチ工房で作られた製品に勝るとも劣らないもの。
そう、フラウレザーこそはフェラーリやマセラッティにデフォルトで使われているレザーシートメーカー
で、以下の車などでも上位グレードでのみ使われている。

アルファロメオ、ブガッティ、アウディ、ベンツ、BM、レクサス、ロールスロイス。

そうそうたる顔ぶれだ!
その他、自分には馴染みがないJALやシンガポール航空のファーストクラスもここの製品である。

でフラウってなんぞや?

その名は創業社レンゾ・フラウに由来し、この人が同じくランチャア創始者のヴィンセンゾ・ランチアとマブだち。そういう事情でランチアが抱える超VIP客のみ同工房製の革でシートを仕上げることになったのがシート革の発端である。

というわけで、現在は兄弟車のフィアットの最上位グレードもここの革シートとなる。もっともフィアット・ブランドの場合は通常仕様分は大ロットで準備されている黒、ベージュ、赤他18種類の革の中から選ぶことになり、ほぼ無限大オーダーを受けているフェラーリなどとは少し事情が違う。

ここの革は、トレンティーノのという映画監督みたいな名前の小さな街でなめされている。伝統的な工法、よく「21行程」といわれているが、「それってなんだよ」と思ったところで意外と明かされていない(笑)

まず、卸に受けてくる「ヴィセンザ鞣し(なめし)業組合」などという閉ざされたグループで選定基準を設けているらしく、

100ロットごとに分けられた後フラウ社に送られ、それらのサンプルを任意で選び出して専任担当が顕微鏡による検査を行い、目的用途ごとの選別がなされる。その後、300時間相当の日干しとなり、日焼けによる色味の変化やヒビなどの劣化有無を検査。高温や多湿に対する耐性も検査される。まあ、真夏日の車内はかなりの高温に達するのでこれくらいは必要か…で、更には伸縮特性、表皮の耐水性が検査される。
F社の表皮加工は13時間の水滴が浸透を阻み、染みとして残らないことを前提とされる。その他、漂白剤やアルコール類、石鹸やガソリンなどへの耐性も検査され、基準を満たさない場合にはロットごと廃棄される!ええっ、マジすか?

検査に合格した素材のうち超高級車に対してはほぼ立体裁断的に熟練工が裁断を施すことになる。通常(例としてはBMW5シリーズレベルの裁断処理はコンピュータによる制御を伴ったレーザー裁断となっている。レーザー裁断に耐えうる耐久性を保持している革を使うことを前提としているが、繊細な風合いを求められる超高級仕様の革にはレーザー裁断は用いない。そして、パターン裁断が終わった後の縫製処理だが、車のシートはソファなどの家具以上に複雑な縫製技術を要する。まず、革の厚みもソファより厚く、その上より複雑なカーブで構成されている。厳密には車のシートには30パーツほどの部位らしい。そんなにあったとは・・・


で自分の500bGについてはさらに複雑。

高温でプレスする「グッチシマ」はセンターを通るテキスタイル製の「ウェブライン」で分断されているうえ、円形のヘッドレストにはGGのロゴっておい、どれだけ手間かかってんでしょ。

いやあ、事情が分かってくるとありがたみが増してくるねえ。

「ありがとうフラウ・ボウ、助かったよ!」
Posted at 2014/04/05 08:53:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 500 by Gucci | クルマ

プロフィール

「欧州では「ディーゼルの終焉」が報道され、国によっては軽油がガソリンと変わらない値段になっているというのに日本ではいまごろ「クリーンディーゼルもいいね」的な論調。今更開始の日本販売はいらないもの処分じゃないのか。モータージャーナリスト連中にはもう少しお勉強してほしい。」
何シテル?   01/14 07:15
アルピニスタス・グッチシマです。ターボバージョンの500 by Gucciに乗ってます!よろしくお願いします。 車でのヨーロッパ旅行に興味ある方はこちらをどう...
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