
ちょっとしたハイキングを行うつもりが…
今年の自分のアウトドア活動はここ数年の中で最低レベルであり、人生上も最大の危機を迎えつつあり、もうアルピニストでもジェントルマンでもないような気がしてきた(笑)とは言え、息抜きで何度かのハイキングには出かけていた。ところがただもハイキングのはずが半ば「水曜スペシャル」状態になった時もあった(爆)
週末の何回かは市内近郊のハイクで、そこでは森の小動物を見かけること多々あり、それはそれで楽しかったが、ある週にアントワープ郊外、通称「ウナギ村」でのハイクはいつの間にやらハードトレックの様相を帯びたのだった。
全14kmのコースだが、3歳児を伴っていると思いのほか時間がかかる。本人がやる気がある時は自転車、ない時はジョギングストローラーに避難という2段構え挑んでいたのだった。装備の万全さから生まれた気の緩みは否めないのだがが、昼食をとった後の散歩がてらの迂回路から地獄を見ることに・・・
(うなぎは脂が乗っていて美味しかった。グリーンソースが主流だが、この日はタルタルソースで
。正直蒲焼以外で美味しいと初めて思った!)
勿論、現地人情報経由で通常コースへのショートカットなどの情報確認も行っいたが、いかんせん彼らが与えていたのはがせネタだった(爆)
ハイキングコースの表示があるにも関わらず、道行く道は殆ど藪こぎ。
泥岩やぬかるんだ道を(所詮はベビーカーの範疇である)ジョギングストローラーで進撃。全人未踏かよ、この道。

しかも、いつ終わるかわからないくらい長い。「バーゴン」が罠仕掛けてたらどうしよう(爆)
14キロのコースが20キロオーバーになってしまい、骨折からのリハビリだった長男はヘコタレまくるし、幼児はブーたれるし、で一向に進まない。

(雉だらけの森だった。5羽程超間近で見れた)
おまけに仕事の電話もかかってくるしで、落ち着いてもいられない。
結論をいえば、家族は道すがら見つけたカフェで休んでもらい、自分はトレランにて起点まで激走するシナリオとなった(涙)
って自分の装いはほぼ近所の散歩状態、いやむしろちょっと小粋なパリジャン方面、くらいのもんだったので走りにくいったらありゃしない。がとにかく走れ。

単調な道のりを走る自分を自転車が次々と抜き去っていく。この地方は自転車ユーザーが圧倒的に多いのだ。疲労困憊でありつつ、起点に到着。そこで車をピックアップして、家族が待つカフェまで10分程度。ああ、車って楽ちん・・・
Posted at 2014/06/01 05:08:54 | |
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