アバルト&
ラパンは翌週末の
ジムカーナに向けてオイル交換へ。
先日も
ウェイクで作業を行った
いつもの
KSPでの作業です。

KSPのファクトリーには6台のリフトがあり、
予約作業だったので手前中央と左リフトを使い
同時に作業開始。

到着した際、誘導したスタッフに「あれっ?
ホイール変わったよね!?」と。
それから会うスタッフ達から「イイじゃん、カッコイイね~!」とか
「コンパクトな車体にこの逆反りは迫力あるなぁ」などなど・・・
なんか評判良かったです(笑)

オイルは
いつものヤツで。
で、ラパンはエンジンオイルのみでサクっと終わり、
アバルトはデフもあるし時間掛かる・・・と思ったら、

スタッフ数名が集まりはじめ、何やらトラブルの予感。。

以前から怪しいと予告はされていましたが、
オイル排出用のドレンボルトの刺さるオイルパン側の
ネジ山が崩れてしまい、ボルトが締まっていかないとの事。
純正オイルパンはアルミ素材に直接ネジ溝を切ってある事から
締め付け時のトルクの掛け方次第ではボルトに負けてしまい、
溝が痛み易かったり・・・。
ウチの場合、オイル交換頻度もかなり高い事からどこかの時点で
トルク管理失敗したか、作業頻度の高さから劣化が早かったとも
考えられますが、さて・・・困ったぞと。

KSPではこういった場合、写真の様な「リコイル」と呼ばれる
ネジ山(溝)再生キットを使って補修してるそうで。

元のネジ穴を少し広げて、キット付属のネジ溝を埋め込んで
同サイズのネジ溝を復活させていきます。
このネジ溝はステンレス製で再生させると溝の強度も
上がるという優れモノ。
普通はこれで直るのですが、ウチのアバルトの場合、
元のネジ溝周辺が崩れ過ぎていた為か、リコイルの溝が
少し斜めに埋め込まれてしまい、ネジの頭にあるツバ部分が
ピタリと密着しなかったとの事。
厚めのパッキンを締めて潰す事で密着させ、漏れなくしたそうです。

少し時間掛かりましたが作業も終わり、KSPを後に・・・
帰宅後、アバルトを車庫に置いてラパン1台にして昼食へ。

この日は嫁さんの希望もあり、地元の少しお高いイタリアンへ。
コース料理、美味しく頂きました♪
そして帰宅後、アバルトを確認すると・・・
車庫の床、例のドレンボルト下に真新しいオイル溜まりが(!)
帰宅時、走ってオイル温まったら粘度が柔らかくなり、
ドレンのパッキンから染み出てしまった様子。

すぐにKSPへ連絡し、再入庫。

昼間も店長達と話してましたが、オイルパン交換確定です。
ただ、交換は部品調達とかすぐ出来ないので応急対応で
この場をしのぎます。

お隣のムルシエラゴさん。
昼間、同じくオイル交換で入庫してましたが、全く同じ事象で
完全預かりになったそうで・・・この日は1日ドレンボルトトラブルに
見舞われるというミラクルな日だったそうです。。
こちらはオイルパン交換だと非常に高価なので、パンを外して
ドレンボルト穴を再度作り直すそうで。
どうせオイルパン交換するなら・・・

アバルト系の場合、社外でこの様な大容量オイルパンなんてパーツも。
前に突き出たロゴがある部分で容量が純正3~3.5Lのところ、
4.3~4.8Lにアップする為、オイル自体の寿命を延ばしたり、

下側にはこの様な大型フィンも付いてオイルクーラーみたいに
冷却する性能も有しているというこの商品。
良いのは分かるのですが、このパン自体が高価なのと、
純正アンダーカバーが入らなくなる為、専用のカバーが
オプション設定されているのですが、これも高い。
更には重量も増加しますしね。(特にカバーが)
初期投資が高いだけで性能アップならまだ良いのですが、
装着後は毎回オイル代が今までの1.5倍以上になるのも。。
後はウチの用途だと走行中、ずっと負荷を掛ける様な
場面って少ない為、メリットは少ないのかな~と。

とりあえずガッチリ漏れを止める処理は終了。
オイルパン交換は確定ですが、純正か?社外か?は
少し考えてから答えを出しましょう。
ウチのアバルトも13年目か・・・
まぁ、色々出ますね~。(苦笑)
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FIAT500 | 日記
Posted at
2021/09/07 13:52:59