
先月のジムカーナあたりからブーストが、
上でまたハンチング症状が出始めたので
色々トラブルシューティングしてみたら
アクチュエーターが怪しい事が判明。
交換してみる事にしました。

タービンからアクチュエーターロッドを外す時は
留め金となっているEリングが外した拍子に
異国へ逝ってしまわぬ様に周辺に受け止める為の
布などを挟んでおきます。
アクチュエーターは色々試しましたが、今使っていたのは
スティーレがオリジナルのIHIハイフロータービンを作って
ウチのに取り付けた時に、今アバルト界隈で評判の
IHI〜ギャレットまで対応する強化アクチュエーターの
前身となる
試作品をくれて付けてたモノ。
コレの調整式ロッドをチェックしたらガタついてて
何か怪しいな~という事で違うのを付けて確認します。

タービンケースとアクチュエーターを繋ぐ矢印のネジ留め部分は
ネジ緩めていくとタービン用のオイルラインに当たるので、
オイルラインを一旦外して作業をします。

外したオイルラインのバンジョーボルト。
戻す時に留める位置間違うとタービンにオイルが行かなくなる為、
外す前にマーカーで印付けて戻す位置決めしておくと良いかと。

アクチュエーターいろいろ。
右からIHI用純正、Stile試作品、そして今回付ける
昔使ってた
G-TECHの強化品。
コイツはノーマルIHIの時に付けていてシングルソレノイドの
ブーコンEVC-Sとウチの給排気仕様で190馬力以上出てたモノ。
他に見た目バフ掛けが美しい
Forgeの強化もありましたが、
オプションの更に強化するバネ入れたら中のダイアフラムが
破損し、残った外装を本棚のガラスケース内のオブジェに(笑)
10年以上前、当時MINIやアバルトユーザーが増えてきて
カスタムにも注目が集まり始めた頃、雑誌REV SPEEDの特集で
各ショップのチューニングMINIやアバルト500が
紹介されていた中で唯一プライベーター(個人)として
ウチのアバルトがショップと同じページサイズで掲載されてました。
記事では純正ブーストアップ1.7k/200psと書かれてましたが。
・・・少し盛られたかな?(笑)
まぁ、当時はギャレットタービンがレース用の
アセットコルサにしか付いてなかったので
IHI仕様ではこれでも十分速い方でしたけどね。。
(その後、695、595コンペとギャレットが溢れる状態に)

で、G-TECHアクチュエーター装着完了。
私の使ったアバルト用の中で一番バネが強くて
当時、純正IHIだとEVC-Sのブーコンではちょっとした
数値の違いが極端に差が出てしまい、ピーキーで扱い難く
お蔵入りしてしまったモノなんですね~。(^^;
ただ、今は制御が正確なステッピングモーター式の
EVC7を使っていて、タービンもEX側がIHI、IN側ギャレットな
(簡単に表現すると)ハイフロータービンだから、
今こそ再装着する良い機会かな?と試す事に。
そして過去ノウハウから少しプリロード掛けて装着。

ついてだからこの汚れていたブリーザーホースも交換しちゃいましょう!

ブリーザーホースも綺麗になりスッキリ♪

早速試走に行こうとしたら嫁さんに「クルマ出すなら買い物してきて」と
頼まれて試走コースが何故かスーパーの買い物に。。(^^;

試走時にいきなり凄いブースト掛かるとマズイので、
EVC7をイジり、Stileアクチュエーターの時の最弱設定から
試してみたら、その一番攻め設定時よりもブーストが掛かり
ハンチングも無く軽々加速して「おお~、コレだよ!」とニンマリ。
とりあえずコレで様子見としましょう♪
Posted at 2022/11/18 20:50:40 | |
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