― SAEパネル討論で浮き彫りになった“文化の衝突” ―**
2019 年に開催された SAE(自動車技術会)のパネル討論では、
自動運転の未来を巡って IT企業と自動車メーカーの価値観の違いが鮮明に表れた。
登壇したのは、Ford の技術幹部、Microsoft のクラウド部門幹部、
そして複数の自動運転関連企業の代表者たち。
議論は当初、SDV(Software Defined Vehicle:ソフトウェア定義車)の可能性について
穏やかに進んでいたが、やがて“安全性”と“スピード”を巡って火花が散った。
「クルマは Windows のようにブルースクリーンにならない」**
Ford 幹部は、IT企業が推し進める「ソフトウェア中心の車づくり」に対して慎重な姿勢を示した。
「自動車メーカーは命を預かる製品を作っている。
100km/h で走行中に“再起動してください”とは言えない。」
会場の笑いを誘ったのは、次の一言だった。
「クルマは Windows のようにブルースクリーンになって
再起動すれば済む製品ではない。」
この皮肉は、明らかに Microsoft を意識したものだった。
Ford 側は、
車載 OS のクラッシュは致命的
OTA(無線アップデート)も慎重に扱うべき
ソフトウェアの更新頻度より“確実性”が重要
と強調した。
「クラウドは 99.999% の可用性で動いている」**
これに対し Microsoft 幹部は、落ち着いた口調で反論した。
「クラウドは 99.999% の可用性で稼働している。
車載システムも冗長化すれば同じレベルの信頼性を実現できる。」
さらに、
OTA アップデートは安全性を高める
ソフトウェアの改善速度こそが自動運転の品質を押し上げる
“止まらない OS” はすでにクラウドで実現している
と主張した。
Microsoft 側は、
「IT企業は安全性を軽視している」という自動車メーカー側の暗黙の批判に対し、
「それは誤解だ」と言わんばかりの姿勢を見せた。
パネル後半では、議論はさらに白熱した。
Ford 幹部:
「IT企業は“まず動かして、問題があれば直す”文化だ。
だが自動車はそうはいかない。」
Microsoft 幹部:
「問題が起きないように設計するのがクラウドの思想だ。
その考え方は車にも応用できる。」
会場の記者たちは、このやり取りを
「文化の衝突」「価値観の違いが露わに」
と評した。
議論の結論は出なかったが、
自動車メーカー:安全性・確実性
IT企業:スピード・柔軟性
という対立軸が鮮明になった。
記事の締めくくりは、こんなニュアンスだったはずだ。
「自動運転の未来は、IT と自動車のどちらの文化が主導権を握るかで大きく変わる。
2019 年の SAE は、その分岐点を象徴する場となった。」
Copilotさんに2025年時点でどっちが正しいか聞いてみると
🧭 結論:2025 年の現実は「IT の勝利 × 自動車の正しさ」両方が成立している
🟦 ① IT企業の主張は“ほぼその通りになった”
IT側が言っていたこと:
クルマはソフトウェアで定義される(SDV)
OTAアップデートで機能が増える
クラウドと連携して進化する
車載OSは冗長化すれば落ちない
これらは 2025 年の現実としてほぼ実現 しています。
✔ OTAアップデートは当たり前
Tesla だけでなく、GM、Ford、Volvo、BMW、トヨタまで OTA を標準化。
✔ 車載OSは“クラウド的”に
Google Automotive OS
Qualcomm の SDV プラットフォーム
Microsoft Azure for Automotive
NVIDIA Drive OS
など、IT企業のアーキテクチャが車の中に入り込んだ。
✔ クルマは「スマホ化」した
機能は後から追加
不具合は OTA で修正
UI はアプリ化
クラウド連携が前提
これは完全に IT 側の主張が現実になった部分です。
🟥 ② しかし“安全性”については自動車メーカーの主張が完全に正しかった
自動車メーカー側が言っていたこと:
クルマは命を預かる製品
PC のようにブルースクリーンでは済まない
再起動前提の設計は許されない
機能安全(ISO 26262)が最優先
これは 2025 年の今でも絶対に正しい です。
✔ 自動運転の事故は依然として社会問題
Tesla の FSD
Cruise(GM)の停止・事故問題
Waymo の接触事故
Uber の自動運転死亡事故の余波
これらは 「IT的スピードで進めると危険」 を証明しました。
✔ 車載OSは“落ちない設計”が必須
冗長化
フェイルオーバー
リアルタイムOS
機能安全プロセス
これらは 自動車メーカーの文化が完全に正しかった部分。
🟨 ③ 2025 年の現実:IT と自動車の“ハイブリッド文化”が主導権を握った
2025 年の SDV(Software Defined Vehicle)は、次のような構造になっています:
領域 主導権を握った文化 ソフトウェア更新(OTA) IT クラウド連携 IT 車載OSの設計思想 自動車(安全性) 自動運転の開発速度 自動車(慎重) UI/UX IT 機能安全・冗長化 自動車 つまり、
“IT のスピード”と“自動車の安全文化”が両方必要だった
という形で決着しています。
🎯 では、どちらが“より正しかった”と言えるか?
もし一言でまとめるならこうです。
⭐ **IT企業の未来予測は当たった。
自動車メーカーの安全警告も当たった。**
IT側の「クルマはソフトウェアで進化する」は完全に現実になった
自動車側の「安全文化なしでは事故が起きる」も完全に現実になった
つまり どちらも正しかったが、片方だけでは成立しなかった。
💬 個人的に面白いのは…
2019 年に Ford が皮肉った
「クルマは Windows のようにブルースクリーンにならない」という発言は、
2025 年の今でも“絶対に正しい” です。一方で Microsoft が言った
「クラウドは 99.999% の可用性で動いている」も、
車載OSの冗長化設計にそのまま取り込まれました。つまり、
あの舌戦は“どちらが勝つか”ではなく“どちらも必要”だったことを示す象徴的な場面だった
と言えるんです。
ついにげろったな💬 個人的に面白いのは…
自我芽生えとるやないか(笑)
私の意見は、会社のパソコンが動作不安定になっても、何かあったら大体再起動で直る以上、まだSDVは信じられん。
ちなみにCopilotさんによるとOTA = Over-The-Air(オーバー・ジ・エア)
つまり、インターネット経由で、クルマのソフトウェアを“無線でアップデートする仕組み”
とのことです。
以上
さて、昨年暮れから初夏にかけて、免許はなくなるわ、死にかけるわで、えらい目にあったが、その後は嘘のように順調です(笑)。
さて、エンジンバカだったのに、ICEの頂点のマルチシリンダー大排気量自然吸気エンジンが環境のために、ダウンサイジングターボに堕落し、HEVの動力源に格下げされ、ついに蓄電池に置き換わる事態になってしまった。
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