金を掛けたら車は良くなる

良くなったという記事は読んだんだけど、興味のないジャンルなんで「ふーん」って流してた。

が、訳あって新旧エクストレイルに乗る機会があってビックリ。
「ほんまや、良い車やん!」

静けさとトルクベクタリングの操安ばっかり褒めてるけど、乗り心地が良い。
で、確かに静か。
ハンドルは握らなかったので操安は良く分からんかったけど、内装も含めて前のモデルとはクラスが違うくらいの印象。
お値段もしっかり上がってる。
e-powerの4WDが450万円也。

エンジンは可変圧縮比（VC）ターボ。
過渡特性は必要ないから、普通のドッカンターボでもええんやないかと思うんだが、ピストンスラップに有利な点で採用されたと邪推する。
これは、またどこかで記事にしよう(笑)。
記事でも、エンジン静かや言うてるしな。
VCターボエンジンは確実にお値段上がる。

シャシーは、8年前のモデルを流用と言うことだが、アームにアルミが多用されてた。
前のモデルは、フロントに１本アルミのアームがあるだけだったが、新型は前後で４本のアームがアルミになってた。
どこがアルミ化されたか忘れちゃったや。
フロントストラットのリアマルチリンク。
お値段上がりますな。

たまたま乗った(笑)、アリアのサスペンションがおんなじアームを使う。
部品を共用しながら、コストを抑えつつも、性能を良くするわけね。

それでも性能上げるのに、そんなことしてると、確実に値段に返って来るねんな。
４輪ストラットで良いから、1.2tほどできびきび走る背の低い車で良いねんけどな。

って、ぼやくほど良い車でした。
全高1720ｍｍの車は要らんけどな(笑)。