
3気筒エンジンを集めてみた。VWもプジョーもルノーも次期型では3気筒をラインナップするなど、3気筒がベーシックカーの常識となる日も近い。
今度は輸入車としてタイから入ってくるミラージュも3気筒。
無駄な装備を省いて、低価格、低燃費がウリのベーシックカーをライバルと比べた。
三菱 新型ミラージュ
M(CVT_1.0)
8点
日産 マーチ
12X(CVT_1.2)
5点
トヨタ パッソ
1.0 プラスハナ“Cパッケージ”(CVT_1.0)
7点
だいたい同価格のグレードでそろっているが、パッソはアイドリングストップを装着すると128万4000円となる。燃費はアイドリングストップを付けないと21.8km/h、付けると23.0km/h。マーチはこのグレードはアイドリングストップ付きで燃費は23.0km/h。エコカー減税率を見てみると、パッソのアイドリングストップ付きとマーチが75%、パッソのアイドリングストップなしが50%。一方ミラージュは燃費が27.1km/hで、減税率は100%(免税)。
力強さを決める最大トルクはパッソが9.4kg-m/3600rpm、マーチが10.8 kg-m /4400rpm、ミラージュが8.8 kg-m /5000rpmと、+200ccのマーチに軍配が上がる。ミラージュに試乗していないので、走りやすさや室内の品質がわからないが、経済性では後発のミラージュが一番優れている。ただし、ミラージュは8月31日発売だが、横滑り防止装置のオプション(5万2500円)を選べるのは11月販売分から。サイド&カーテンエアバッグ(13万1250円)も11月販売分から選択可能。このふたつのオプションは単体では付けられず、18万3750円のセットオプションとなる。
要するに安全なミラージュMに乗るなら車両価格で137万円程度は準備しなければならない。パッソは横滑り防止装置が6万3000円のオプション。それをつけてアイドリングストップ付きのこのグレードを選ぶと134万7000円となる。マーチはこのグレードでは横滑り防止装置を付けられないのでどうしてもオススメできない。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/08/15 11:55:06 |
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