
すっかり忘れていたオーリスがモデルチェンジで息を吹き返そうとしている。丸みを帯びていた前作とは打って変わって低くシャープな印象。
このクラスのハッチバックに対するユーザーの期待は欲張りで、一台でたいていの仕事をこなし、価格は安くなくてはならない。
その上、昨今では燃費も求められる。また、グローバルカーであるケースが多く、世界中の好みを反映させなくてはならない。
トヨタ オーリス
180G“Sパッケージ”(CVT_1.8)
7点
スバル インプレッサ スポーツ
スポーツ 2.0i-S アイサイト_AWD(CVT_2.0)
7点
マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
スポーツ 20S スカイアクティブ(AT_2.0)
7点
フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
TSI トレンドライン ブルーモーション テクノロジー_RHD(DSG_1.2)
8点
モデルチェンジしたオーリスはエンジンの基本的な部分はそのままに、スタイリングを大幅に変えた。4モデルのディメンジョンは非常に似ていて、室内空間もほぼ同程度を誇る。オーリスは低く見えるデザインだが、実際には室内空間などはライバルに劣らない。気になる燃費を比べると、オーリスが16.0km/L、インプレッサが15.8km/L、アクセラが16.4km/L、ゴルフが19.0km/Lと、国産3モデルはゴルフに遠く及ばない。が、ゴルフは30万~40万円高い。これをどう考えるか。続いて、力強さ。排気量2Lのインプレッサとアクセラは最大トルクも大きいが、その分数十kg重いので、これも全モデル同程度と思われる。試乗していないので断定はできないが、スペックから想像すると、どれも大きな違いはなく、値引きの大きさやかたちの好みで選んでよいのではないだろうか。長く乗ることを考え、走行距離が多く、高速道路の利用頻度が多いのであれば、数十万円高く、ハイオク指定でコスト高だが、(オーリスにはまだ試乗していないが、おそらく)最も高速走行時の安定感の高いゴルフを選ぶことをオススメする。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/08/28 10:51:09 |
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