
アライアンスを組んでいるメーカー同士というだけで、比べるのはおかしいと思いがちな2モデルだが、
いずれも高いユーティリティ性能を保ちつつスポーティなドライビングも可能という意味においては迷ってもおかしくないはず、と思って比較した。
ルノー メガーヌ エステート(ワゴン)
GT_LHD(MT_2.0)
9点
日産 エクストレイル
20GT_4WD(MT_2.0)
9点
メガーヌ・エステートは60台の限定販売とはいえ、現状MTで操ることのできるワゴンが他に皆無(プロボックス&サクシードを除く)だということを考えれば「よくぞ導入してくれました!」とルノーに感謝したくなるモデルだ。乗れば高い剛性を感じるボディとトルクあふれるエンジンの組み合わせが面白い。ルノーのシートはイージードライブとスポーツドライブの両方で真価を発揮する優れもの。また、BOSEサウンドシステムなどを備え、この価格はバーゲンと言える。一方のエクストレイルはマツダCX-5でが出てからというもの、話題にならないが、クリーンディーゼルの大トルクをMTでコントロールできるのはエクストレイルだけ。また高いロードクリアランスとロックモード(発進時に前後トルク配分を固定)を備え、SUVとしての基本的性能も押さえた万能モデルといえる。価格はほぼ一緒。ワインディングロードが好きならメガーヌ、全天候型ドライブの機会が多いならエクストレイルを選ぼう。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/08/24 12:56:08 |
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