
この2モデルの共通点は3.8Lターボエンジンを積む2ドアクーペということのみ。
国籍もエンジン搭載位置も価格も異なるが、いずれもメーカーが威信をかけて開発したスーパースポーツだ。
マクラーレン MP4-12C
MP4-12C_RHD(SSG_3.8)
10点
日産 NISSAN GT-R
GT-R エゴイスト_4WD(AT_3.8)
9点
ノーマルGT-Rの車両価格は1000万円未満。エゴイストはボディが特別色で塗装されるほか、ステアリングホイールに輪島蒔絵のエンブレム、専用シートなどが備わる。リアスポイラーはカーボン製。対するMP4-12Cは先日オープンボディも発表されたが、今回はクーペ。2790万円。どちらもV6、3.8Lターボエンジンを積むが、最高出力は625ps/7500rpmのMP4-12Cが、最大トルクは64.5kgm/3200-5800rpmのGT-Rが相手を少しずつ上回る。それぞれ成り立ちからサーキットでの速さを想像すると、エンジンパワーは一長一短で、決定的な差にはならないが、GT-Rは車重が300kg重い。それをカバーすべく4WDシステムを備えるのだろう。ただ、そうやってスペックなどを細かく比較するのはナンセンス。性格は異なれど、どちらも日英の自動車エンジニアリングのある種の頂点に位置するクルマと言えるだろう。1点の差はネームバリューの差。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/09/05 15:50:16 |
トラックバック(0) | 日記