金持ちは小型車も持つ。金持ちであることを見破られたくない時もあるからだ。
でも普通の小型車では我慢できない金持ちもいる。
そんな彼らにロールズ(グッドウッドとはロールズ・ロイスの工場を指す)と
アストンが用意する小型車がこの2モデル。洒落の利き具合を見比べた。
ミニ MINI
インスパイアード バイ グッドウッド_RHD(AT_1.6)
10点
アストンマーティン シグネット
シグネット_LHD(CVT_1.3)
10点
ミニ・グッドウッドはミニ・クーパーSが、シグネットはトヨタiQがベースとなっている。どちらも、主にインテリアで、背負う名前に恥ずかしくないしつらえとなっている。ミニはロールズと同じレザーとウッドを使った内装が、シグネットは、これもアストン各モデルに用意されるボディカラーとレザーがほぼどれでも選べる。
ミニのほうが80万円高いが、希望小売価格にさしたる意味はない。なぜなら、例えばシグネットのボディカラーを特別注文すると93万円、インテリアのレザーの色を特別注文すると60万円などと、わがままの度合いによって価格は青天井だからだ。「スモーカーズ・パック」というオプションは多分灰皿のことだと思うが、8万4000円! ミニも出すものさえ出せば、なんでもわがままを聞いてくれるはずだ。
おそらく、ミニ・グッドウッドの隣にはファントムが、シグネットの隣にはヴァンキッシュが置いてあるのだろう。ファントムとヴァンキッシュを持っている人も世の中にはいるだろうから、そういう人は意外に迷うのかもしれない。迷わないか。どちらも採点不能の10。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/12/07 18:33:51 |
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