
スバルが誇る人気モデル2車種が新世代エンジンを搭載して刷新された。
車検証上の分類はどちらもステーションワゴンだが、2モデルの価格差76万円を考えてみる。
スバル フォレスター
2.0XT アイサイト_AWD(AT_2.0)
7点
スバル レガシィツーリングワゴン
2.0GT DIT アイサイト_AWD(CVT_2.0)
9点
同じFA20のツインスクロール式ターボエンジンを搭載。どちらも可変バルブタイミング付きの直噴の新世代エンジンで、同じCVTを用い、ガソリンはハイオクを要求するが、パワースペックはフォレスターが最高出力280ps/5700rpm、最大トルク35.7kgm/2000-5600rpm、レガシィが同300ps/5600rpm、同40.8kgm/2000-4800rpmと異なる。車重はフォレスターが1590kg、レガシィが1600kg。燃費はフォレスターが13.2km/L、レガシィが12.4km/Lとなる。端的に言えばフォレスターのほうが燃費がよく、レガシィのほうがパワフルということになるが、その差は顕著というほどでもない。燃費を重視したフォレスターのみエコカー減税50%を適用されるので、支払い総額の差はさらに広がる。乗車定員は同じ5名、ラゲッジ容量はフォレスター505L、レガシィ520Lとレガシィの勝ち。4WDシステムはフォレスターがアクティブトルクスプリット式、レガシィがVTD式で、システムとしてはレガシィのほうが高級だが、フォレスターには40km/h以下でXモードという低ミュー路に適したモードが使えるので、甲乙つけがたし。どちらも4WDと言えば! のスバルなので、よその簡易オンデマンド4WDよりも優れているのは確か。だからこそ最新エンジンでも燃費がイマイチなのだ。と、比べてみるとフォレスターのほうがお得という意味では優位性が高いという結論になりました。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/12/11 18:49:00 |
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