
6月24日の鈴鹿ドライビングレッスンにYoshi@愛知さんと参加してきました。車も治って、天気にも恵まれ、ラッキーな一日でした(^.^) タイム的には2分32秒9なのでベストとはほど遠いですが、いろいろと勉強になりました。
非常に参考になったため、忘備録の意味でやたらと長いブログになってしまいました。適当に読み飛ばしてください(^_^;)
まず最初は5台くらいのグループに分かれて、講師の先導走行で、基本のライン取りを学びます。
先導走行の動画です。まず、いきなりここで自分の理想ラインのイメージと結構違いました。全般的にハンドルの切り始めるタイミングがちょっと遅めというか、クリップ以降に楽にアクセル開けやすい、立ち上がり重視のライン取りでした。
そのあとは、講師が主要コーナーでチェックする中フリー走行を行います。ここでは、講師の意見も聞きたいこともあって、まずはいつものように走ってみました。結果は2分33秒5くらいでした。ラインで大きく違うのは、自分は1、2コーナーをかなりコンパクトに回っていること、ダンロップはハンドルを手前から切り始め、立ち上がり重視というよりはボトムスピードを高く保つイメージのライン取りをしている点だと思います。
昼食をはさんで、午後からは午前の走りの観察結果を踏まえた座学です。各コーナーの走り方のポイントを以下のように説明されてました。
<1、2コーナー>
・1コーナーは50m看板よりも前にブレーキから足を離し、アクセルに足をのせる
・1コーナーは高速コーナー、2コーナーは低速コーナーと考えてメリハリよく走る
・2コーナーの立ち上がりが重要(1,2コーナーの間よりも)
・目線を遠くにおくこと
・1、2コーナーともきっちりアウトインアウトのライン取りをする
<S字>
・左コーナーは速度を落とさないことを重視した走り(高速コーナー)、
右コーナーはできるだけ旋回させる(低速コーナー)のイメージで。
・先々を考えて、コーナー間ではコースの幅の中央あたりを通るイメージで
・2コーナーからS字に向かう際は、ゆっくりアウトにラインを移すのでなく、なるべく早く
アウトによっておくと、S字の1個目の左進入時に荷重が安定する(揺り返しになりにくい)
<デグナー>
・デグ1は50m看板の手前でブレーキから足を離しアクセルに足をのせる
・デグ1は目の錯覚でRが小さくみえるので、だまされないように。またアウト側の縁石に乗っても
大丈夫なので、多少はみでそうになってもOK
<スプーン>
・スプーン1は50mくらい手前でブレーキから足を離しアクセルに足を載せる。
イン側の縁石は乗せれる。
・スプーン2に向けてはやさしい減速をすること。
<130R>
・50m看板の手前でブレーキから足を離しアクセルに足を載せる。
・イン側の縁石のスグわきの部分は路面がややくぼんでおり、実はこのくぼみのせいで姿勢を乱す
ことが多い。なので、ここはイン側の縁石に軽く乗せたほうがよい。
<その他>
質問コーナーで「大きくRをとって走ることが苦手で、そうやるよりも直線的に進入してコンパクトに回ったほうが速いことが多い。大きなRをとるラインをうまく走るコツは?」と質問してみたところ、
「Rを大きくとることを意識しすぎてないか。ラインもそれだと綺麗な楕円のようになるが、そうではなく立ち上がりで早くアクセルを開けれるようにクリップの手前でグイっと向きを変える、そのためにその手前を大外から入るイメージにしてみるとよい。全開位置を手前にもってくるイメージで。」というようなアドバイスをもらいました。確かに自分はコーナーでアウト目一杯から入る時は「ボトムスピードを上げる」ことばかり考えていた気がします。そういう場合もあるとは思うけど「立ち上がり重視」というのはしっかりイメージできなかったと思いました。
座学のあとは、20分のフリー走行が2回ありましたが、ここではタイムは忘れて、まずは講師の方の先導、指導のイメージで走ってみました(もちろん出来てないとこが多々ありますが)。その結果2分32秒9がでて、少しタイムアップしました。動画です(電池切れのため最後が取れてません)。
講師の方を真似た走り方と、従来の自分の走り方で、各コーナーごとに区間ベストタイムをロガー比較してみました。
まず、1、2コーナー。まあベストはほぼ同等でしょうか。2コーナーで上記の質問コーナーで回答いただいたイメージを試したところ、結構いい感じでした。2コーナーに向けて早めにブレーキ離してアウトからグイっとハンドル切ってガバとアクセル開ける感じ。これはこれでいいかもと思いました、引き出しが増えてうれしいですね。ただ、1コーナーは従来のように直線的に進入して2コーナはこの立ち上がり重視のイメージっぽく走ったら一番いいかも、とも後で思いました。
ダンロップでは、進入でいつもより少しハンドルの切り始めを遅らせると、すごく楽にアクセル開けれるようになりました。これもいわゆる立ち上がり重視なんですよね。ボトムがほんの少し落ちるのだけど楽にアクセルを開けれて恐怖心も少なく、これはいいと思いました。タイムもちょっと上がりましたね。
それと130R、確かに縁石のった方が安心感あるような気がします。乗り過ぎ注意かもしれませんが。。タイムもかなり上がりました(スプーンの立ち上がりの差もだいぶある気はします)。
130Rは、講師の方が特別に見てくれていて個別のアドバイスもいただきました。「今の走り方(午前の走り方)もかなり良いけど、クリップまでアクセル開けてないよね?しっかり突っ込んでるし、どっちがタイムが良いかもわからないけど、あまりタイムが変わらないなら手前でアクセルを開けて後傾姿勢にして入っていったほうが安全でいいと思うよ。ブレーキも早めにふんでアクセルも早めに足を載せる感じを試してみて」とのことでした。ここは以前に自分でも「踏んで入る」をイメージしてたんですが、タイム的にはそれをやらない時の方がたまたま良かったので、最近はあまり意識してませんでした。でも、高速コーナーの基本としては確かにご指摘の通りですね。注意しよう。
一応、踏んで入るを意識した130Rの動画(今回のスプーンと130Rの区間最速) 自分振り返り用
あと、ロガーないですが、まっちゃんを全開で抜けるために途中で一旦アウトにはらむと思うのですが、そのはらむタイミングが従来の自分よりも少しあとでした。それによってスプーン前の直線に綺麗に小舵角で入っていける感じがしました。
以上、長文におつきあいいただきありがとうございました。
若干、鈴鹿ドライビングレッスンのネタばらし的な感じもしなくもないですが、当然ながら実際にレッスンを受けると非常に勉強になると思います。ぜひ、機会があれば参加されてはいかがでしょうか?
(下記リンクに参考情報あります)