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Wannabe-STIGのブログ一覧

2015年04月30日 イイね!

The Perfect Driver

The Perfect Driver 黄色ナスさんが洋書のドラテク本(Going Faster)を紹介されていたのに触発されて、私も唯一読んだ洋書のドラテク本の紹介をしたいと思います。

 Speed Secretsというシリーズの6作目の「The Perfect Driver」という本です。1~5作目は読んでないのですが、どうも操作中心のいわゆる一般的なドラテク解説なのだと思います。で、6作目の本書は運転操作の説明よりも、速く走るための意識の持ちようとか、イメージトレーニングのやり方などに重点を置いて書かれています。

 例えば、いくつかの章の題目を挙げますと、「初めてのコースを走るときのコツ」、「限界で走るとは」、「減速しすぎる(のを克服するには)」、「学ぶことを目的にせよ(勝つことではなく)」といった感じです。日本語のドラテク本は大概読み漁りましたが、あまり書かれてない内容で非常に興味深かったです。

 中でも特に、やっぱそうだよねー、なるほど!など印象に残っている部分をいくつか紹介します。

 まず、Driving the limit(限界で走る)という章で紹介されていた記事。だいたい要約すると、「常に限界点で走るレベルに到達するには往々にして限界を超えた走りをする必要がある。それを現したのが下のグラフで、直線が車としての限界だとすると、波線のように往々にして限界を超える(テールスライド、アンダー、ブレーキロック、、)必要がある。

初心者はこの限界線を全く越えなかったり、極まれに大きく超えてしまったりする。上達するにつれて、限界を超える頻度は高くなり、限界(直線)と実際の運転(波線)の差が小さくなり、外から見てても失敗してるのが分からないようになる。」というもの。別の章でComfortable being uncomforatble(不快な状態に慣れる=常に限界付近を走ることを常態化する)という言いかたもしてました。
 この記事を読んでからは、どれだけの頻度で限界を超えられたか、タイヤが微妙に滑るか滑らないか、をかなり意識するようになりました。タイヤが全く滑らなかったらまだまだ攻めたりてないと判断するようにしてます。ただ、自分の操作の悪さで限界を落として、滑ってる場合もあるので、その辺の見極めも必要だと思いますが。まだまだ頻度も、傍から見て分からないレベルなんてのもほど遠いですが。。

 Adaptability(適応力)という章では、自分の運転を車やコースに効率よく適応されるには、運転する中で下記をいろいろと変えて試してみると良いと書いてました。
・ハンドルを切り始めるタイミング
・ハンドルを切りはじめる時のハンドルを回す速さ
・コーナリング中に最大舵角を維持する時間
・コーナー後半でハンドルを戻すタイミングと、戻す速さ
・進入でブレーキをリリースするタイミング
・進入でブレーキをリリースする速さ(スパっと離すか、じわーっと離すか)
・完全にブレーキをリリースしてからアクセルを踏み始めるまでの時間
・脱出時のアクセルを開ける速さ
・アクセルコントロールする際には、アクセル開度の変化の大きさと、変化の速さ
「これらは、単独でも、複合的にも変える必要がある。このうちの一つでも適応させる努力を怠ると「パーフェクトドライバー」とは言えない。」らしいです。
 こういったことは漠然とは意識してるものの、整理して書かれていて良いなーと思いました。これら全てに対してベストを探れているか、しかも複合的に、っていうと難しいよなー。

 Learning a new track(初めてのコースを走る際のコツ)は、以下だそうです。
①Be a sponge最初は「スポンジ」になったつもりで、コースのあらゆる情報を感覚をフルに使って吸収する。走り方に応じた、景色の見え方、 Gのかかり方、エンジンやタイヤの音の変化、などに意識を集中する。
この際にはラップタイムは気にせず、とにかく車の挙動、音に集中する。
②Drive the car, not the track 綺麗なラインで走る、などコースを意識するのではなく、あくまで車の挙動を学ぶことに意識を集中する。そのためにも、あえて遊ぶつもりで、わざと限界を少し超えてみる。
③気づいた点、注意すべき点、意識すべき点などはコースマップにどんどん書き込む。その上でそれに基づいたイメージトレーニングを行う。
 ①、②はタイムを気にせず行うのが基本ですが、案外この際に、その日のベストラップがでることが多いと書いてありました。これは経験的にもわかる気がします。ライン多少外しても踏めてる方が速いとかありますしね。
 

 ちなみにイメトレに重点を置いてますので、下の図のようなことも大真面目に推奨されてます。家族がいる中でやると、確実に変人扱いされると思いますが(^_^;) イメトレは重要ですよね。


 そんなに分厚い本ではないのですが、2年くらいかかりました(^_^;) が、内容は大変面白かったです。
Posted at 2015/04/30 17:17:58 | コメント(6) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2015年04月27日 イイね!

エキシージ車検&鈴鹿チャレクラ

エキシージ車検&鈴鹿チャレクラ 一昨日にエキシージが車検から帰ってきました。冷却水、EGオイル、オイルフィルター、MTオイル、プラグ、冷却水タンク、EGベルト(S/Cなどを回しているベルト)を交換しました。プラグは結構、電極が溶けてたみたいで、交換後はいい感じでした。あと、ウイングの独自サービスでアライメント調整もやってもらえました。フロントのトーを自分でいろいろいじってトー0にしてたつもりだったのが、アライメントテスターで測ってもほぼトーゼロだったのが結構うれしかったです(^.^) リアは左右差の修をしてもらい、トーインも5mmくらいついてたのを2.5mmくらいに修正。

 その状態で今日は鈴鹿に行ってきました。
 で、結果ですが、前回から4秒落ちの2分32秒1くらいでした。まあ気温差とかクリアが一本のみだったとかもあるのですが、一番の要因は前回ほど攻められなかったことだと思います。

 前回かなり頑張ったつもりだったので、なんか同じペースで走ると事故りそうな予感がして、前日から緊張してたんですよね~。鈴鹿を走るようになって知りましたが、サーキットもハイスピードになるほどメンタルの影響が大きくなるんですね。

 で、今日はなんと動画もロガーもありません(^_^;) 動画はカメラは持参したのですが、車に固定するアタッチを忘れてしまい、ロガーは今回初めて、LAP+を新型のブルートゥース接続のタイプに変更したのですが、初期設定をちゃんとやっておらず、パソコンに取り込めませんでした。。タイムはスマホに残っていた値の参考値です。うーん、準備からしていけてない。。

 ロガーがあやしいのであれですが、トップスピードは前回の216Kmから201kmくらいに15kmも落ちてました。。気温でこんなに変わるかなー。。なんか別の要因があるとやだなー。。まあロガー直して再確認ですね。

 ちなみに今回と前回の鈴鹿の車の主な変更点は上記のアライメントの変更と、ワイドトレッド化をもとに戻したこと。バネを交換するまでは鈴鹿ではその方がコントロールしやすいと思ったので。結果的にはアライメントの修正の効果もあってか、かなり安定した感じでした。まぁ、前回より攻め切れてないだけという気もしなくもないですが。。

 走行後はチャレクラをご一緒いただいたYoshiさんぷーおんさんと、南コースに来ていたHanpekoさんと昼食兼反省会をやりました。鈴鹿は走る前より走ったあとのほうが気が楽になって楽しく感じるのは私だけでしょうか?2時間くらい楽しい時間をすごさせていただきました。

 さー、5月連休の間にバネをフロント12Kg、リア16Kgにしてワイドトレッド化に戻します。次はしっかり安全に攻めよう!
2015年04月05日 イイね!

ホイールベース・トレッド比とか悩み中

ホイールベース・トレッド比とか悩み中 前回の鈴鹿では、ワイドトレッド化(Fr30mm、リア20mm)して初めて鈴鹿を走りました。ミニサーキットではいい感じで実際タイムもあがったものの、鈴鹿では微妙な感じでした。タイムは上がったんですが、動きが大きくなって限界付近での挙動がナーバスな感じ。で、今日は天気が悪いので、家でその対策を色々と考えてました。結論のない徒然なるブログとなってりますのでご注意ください(^_^;)
何かご意見などいただけるとありがたいです。

 最初はワイドトレッド化によって、サスペンションのレバー比が変わった分、実質のバネレートが落ちているはずなので、その分をバネレートアップによって補正しようか、と思ってました。でもネットでいろいろ調べてるうちに、ホイールベース・トレッド比(HT比。 ホイールベースをトレッドで割った値)も気になりました。

 HT比は一般的に小さいほど旋回性に優れ、大きいほど直進安定性に優れると言われており、普通の車だと1.6とか1.9くらいが多いみたいです。ちなみにエリエクは1.55くらい。ランチアストラトスが1.5くらいで、最も小さい部類に入るようです。

 単純に車のコーナリング限界を考えると、トレッドもホイールベースも大きいほうがいいみたいですが、限界を超えた際のコントロール性となると、HT比が大きい方が扱いやすいんではないかなー。。ドリフトもHT比が大きい方が楽ですしね~。あー、でもあれは比の問題ではなくてホイールベースの絶対値の問題なんだろうか。。単純にホイールベースが長いと、滑り始めてから同じドリフトアングルがつくまでの時間も滑り量も多いはずなので。だったらトレッドは大きくても関係ないのだろうか??
 
 まあ単純に、トレッドを広げていくとコーナリング限界は高くなる分、ピーキーになるっていうのはあるのかもしれない。ただ、前に鈴鹿を走った感じだと、グリップが上がったことによるピーキーさというよりは、車の動きが大きくなったことによる不安定感、っていう感じだったんですがね~。

 ミニサーキットではワイドトレッド化して、ハイスピードな鈴鹿とかでは素の状態に戻すかな~。でもやっぱ、ワイドトレッド化&バネレート補正で鈴鹿を走ってみたい気もするし。。悩むな~(^_^;) まあ、こういう悩みは楽しくていいですね!
Posted at 2015/04/05 20:59:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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「明日12月11日はロータスエンジョイMTG http://cvw.jp/b/1532192/46594870/
何シテル?   12/10 20:40
Wannabe-STIGです。エキシージSの他、MR-Sにも乗ってます。草モータースポーツ好きです(ドリフト、ジムカーナ、など)。よろしくお願いします。
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