最近この工具箱の出番がちょっと増えています。と言っても、その用途のほとんどは車ではなく、自転車のほうなのですが…(苦笑)。
一昨年のクリスマスの頃に偶然立ち寄った工具屋で衝動買いしてしまったものなのですが、なにげにこれは良い買い物をしたと今になって実感しています。最近でこそあまりDIYによる「車いぢり」はしなくなってしまいまいしたが、昔は結構いろいろやっていました。そんなときにずっと使っていたのはホームセンターなどで売っている\2,000(安っ!)程度のツールセット。一通り何でもそろっていましたし、ケースにしまってしまえばあまりかさばらないということで、車に積んでおいて何かあるごとに使っていました。その時はそれで別に不便もしていなかったのですが、この工具を使いはじめたことで、あのころの工具がいかに不便なものであったか、したがってあのころの作業がいかに非効率的なものであったかを、今になって思い知らされています。
あのころの工具はまずそもそも強度が足りず、使っているときに割れてしまうようなことが結構ありました。それにおそらく工具の精度も甘かったのでしょう。よくねじ山を嘗めたりしていました。今使用している工具ではもちろんこのようなことはありません。また、不思議と手になじんで使いやすい!見た目の質感はもちろんそれなりに違いますが、形などは当然のことながら安い工具と見た目変わらないのに、あきらかに使用感が違います。まあこういうものって、使う人にとっては(特にそれを職業にされているような方にとっては)毎日使うものですし、まさにその方の「手足」の一部となるものですから、「良いものは良い!」というのは当然のことなのかもしれません。以前、美容師になった後輩から、7諭吉(!)もするはさみを持たせてもらったことがありますが、持った瞬間から全然違っていて(おそらく微妙な重量配分など考えられているのでしょう)、またその「シャキーン」ときれいに響く音と、本当になめらかな動きには驚いてしまいました。プロの技術とそれに忠実に答える道具、なにげにそれって大事なんでしょうね。
もちろん僕の使っている工具はそうは言ってもそれほど高いものではありません(確か\7~\8,000程度だったと思います)。それでもこれだけ違うのですから、今安い工具で悪戦苦闘している方には、ちょっと奮発して良い工具を用意することをオススメします!
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GTIメンテ | クルマ
Posted at
2007/11/28 19:58:26