
今回僕なりに感じた外車の魅力はとは、
① 車本来の走りの部分
もちろん日本車にもこの車本来の走りの部分をこだわった車はたくさんあります。中には外車を越えているものもあることを、僕は日本人として誇りに思っています。ただ僕が言いたいのはそういう特別な車ではなく、もっと実用レベルの車に関してもこの走りの部分に対する要求が日本車よりも高いのが、外車(この場合特に欧州車)なのではないでしょうか。最近は減ってきたとは言え、いまだに速度無制限の道路があるということは見逃せない要素でしょう。公道における最高速度を、100km程度でおさえている日本とは決定的に違う点だと思います。また、道路事情などが日本ほどよくない場所も多いため、そういった場所でも安全に走行できる性能が要求されます。これらはもちろん、日本でのみ使用されることを考えればある意味無駄な性能であり、そこにかけたコストをそれを使うことのない客に負担させることの是非は考えなければならないことなのかもしれません。少なくとも国産車の多くは、(何度も言うようにすべてではありません。日本人にも車に走りを求めている人はたくさんいるし、それに答えようとして作られた車もいくつもあります。それもまたひとつの日本車の文化になっているとも思いますが、最近ではそういう車は減ってきてしまった気がします。問題はニーズが減ってきてしまったことです!今や駐車してまったり音楽を聴くことが出来ることを売りにする車が発売される時代なんですよね。)その分のコストを商品に上乗せすることで、ライバル車と値段の点で差ができてしまうようなことはしない(というかしにくい)でしょう。その分のコストを装備や快適性に使ったほうが、日本での商品価値は上がりますから(つまりそのほうが売れる)。
(写真は欧州フォードの先代Focus ST170。こうして見ると黒もいいけど青もいいっす!)
Posted at 2006/03/23 17:16:58 | |
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