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②　そのかわり1800回転を超えたあたりから一気にもりもりと力がみなぎります（笑）。その落差の分だけ、最初の立ち上がりの力にちょっと細さを感じてしまうということもあると思います。このためノーマルよりもややどっかんターボ（良く言えば「ノーマルではあまり意識されないターボの効きがちゃんと感じられる」という感じ）になっているのは間違いなさそうです。といっても扱いにくいほどではもちろん無いですが。いずれにしろマニュアルモードで（別にマニュアルモードでなくてもいいのですが）1800回転以上をキープしながら運転すると、かなり楽しめます。これ以上の回転域にさえあれば、シフトがどの位置にあろうとも、踏めば確実にスピードが乗ります（もちろんある速度を超えれば頭打ちにもなるのでしょうが…）。これもマフラーを交換した時にも感じたことですが、今回あらためて実感できました。

③　出足でのトルク痩せの弊害は、給排気系の抜けの良さから来ているわけで、当然その分吹け上がりは良くなっています（笑）。回転計の針の動きが早くなっていることも間違いなさそうです。またその分スピードが乗る時間も短縮されています。僕の車を運転していただいたお二人からも「車が軽く感じられる」というコメントをいただきました。富士宮のオフの時、集合場所である足柄SAまでkenさんとご一緒させていただいたんですが、その時にもkenさんに、「全然違いますよ！」と言っていただけました。こう言ってもらえるのは、弄っている本人としては本当にうれしいことですよね（笑）。これもマフラー交換とエアフィルター交換の賜物でしょう。

なかなか自分の車のインプレッションと言うのは難しくて、当然いじっている以上何らかの効果はあって欲しいと思う反面、その効果は実際の効果ではなく、そう思いたいがためにそんな風に感じるのではないか…（いわゆる「プラシーボ効果」ですね）という不安が付きまといます。自己満足という点では、「プラシーボ効果」で全然OKなんですが（笑）、このような場でみなさんに紹介するのに、果たしてそれでよいのかという問題があります。そういう意味では、今回タップさんとkenさんのお二人に僕の車を試乗していただけたのは良かったと思います。僕自身の印象でも、またお二人から僕の車の印象を伺っても、やはり良くも悪くも全然違うことだけは間違いないようです。

①　ターボが効き始める1800回転よりも下の回転域では、やはり若干のトルク痩せがあります（わずかではありますが）。そのため、信号待ちからDモードでゆっくり発進したい時など、ほんのちょっとだけ押し出しの弱さを感じます。特にそのあたりの制御が進んだと思われる06モデルとの比較であったせいもあるかと思いますが、富士宮のオフの時に運転させていただいたCloud9さんの05GTXでも同じことを感じましたので、間違いないでしょう。その意味ではノーマルのバランスのよさというものをあらためて実感しました。これは間違いなくマフラーおよびエアフィルターを交換したためでしょう。

今回の試乗で一番確認したかったことが、次の③です。ここでもう一度、僕の車のチューニングメニュー（と言うほどのものではないですが）について整理しておきたいと思います。
①　アルミ：PIAA SUPER ROZZA MONOBLOCK
②　タイヤ：DUNLOP SP SPORT MAXX(225/40ZR18 92Y）
④　エアフィルター：K&N HIGH-FLOW AIR FILTER
⑤　マフラー：AUTO BRAIN 「AB FAHRT」（ARQRAY製）
⑥　アーシング：「CS.ARROWS」和智店長　製作取り付け
⑦　その他：RITZ POWER SHIFT
⑧　その他：FURUTECH バッテリーエリクサー
⑨　その他：FURUTECH ヒューズ　
一応走りに関するものは以上です（あれ、あれが抜けてるじゃん！それについては後ほど…）。
これらのパーツが、今回運転させていただいたタップ号との違いと言うことになります。（もっとも05と06と言う違いもありますし、実はタップ号にも⑦は付いていました！）