
実はこの日は
このお店に行っていました。昼過ぎに着いたのですが敷地内には車がいっぱい!なかなかの盛況ぶりです。ピットの中にも二台車が入っていましたが、そのうちの一台が現在施工中のGTIでした。
こちらの方でも店長さんが詳しく解説されていますが、施工中の実車を見てみると、最終的には目に見えなくなってしまう部分にどれだけの手間と工夫を凝らしているかがよく分かりました。ここには書けない秘密もいっぱい!(笑)今からその「音」の仕上がりが本当に楽しみです。
僕のBlogではついついこのお店の「走り」に関するチューニングばかりをクローズアップしてしまいがちなのですが、言うまでも無くこのお店は本来「プロ・オーディオショップ」!このお車ではこれまでに蓄積された「走り」に関するノウハウはもちろんのこと、今回は特に「音」の部分に対するこだわりがハンパ無く発揮されています。それでもやはり「コスト」とのバランスを取りながら最善の方法を探ってくださるのは、われわれユーザーにとってはなによりのことだと思います。さらに、例えば重量増にならないような配慮やメンテナンス性への配慮などの「実用性」もきっちり押さえてもらえるのも大きい!言葉にするのは簡単ですが、これらを両立するためにどれだけの手間と工夫を凝らしているか…。例えばこのお店のデッドニングは、僕の車の施工中の写真を見ていただければ分かるようにポイントだけを絞って制震材を貼っています。店長さんによるとこのポイントを見極めるのが難しくて、単純に振動しているポイントに制震材を貼っても、今度は別の場所が振動しだしたり…といった悪循環に陥るんだそうです。だから全体をよく見極めて本当にデッドニングすべきポイントに施工しなければなりません。はっきり言ってこんな手間は大きな制震材のシートを振動しそうな場所にそのまま一枚貼ってしまえば済むことです。もちろんそうすることで客側からすれば材料費のコストの負担が増える上に、それによるドアの重量増といった弊害が生まれてきますが、こうすることで店にとって何より一番コストのかかる「手間」という部分を大いに軽減できる上に、その分の負担は客に振ってしまえばいいのですから一挙両得です。それに正直言ってそれだけの手間をかけたかどうかはわれわれ客側には分かりません。メンテナンス配慮などということは、なにかことが起きて(つまりドアの内張りを外さなければならないようなこと)初めて分かることですし、重量増についてもしばらくして「あれ、ドアの閉まりが悪いなあ…」(重さでドアが傾いてしまったため→過去に経験済み!)、この時点で気付くことです(もしかしたらラッキーにもずっと気付かずにもいられるかもしれません)。
しかしこのお店ではこういった部分の手間を惜しまず(つまり店側のコストは度外視して)、客側の負担を減らすだけでなく本当に客のためになることをしてくれます。ここで押さえたコストを他の部分に回すことで、当然その「音」や「走り」の結果も変わってくるわけですから…。
とにかく一度お店まで足を運んでみてください。そうして施工中のお車をちょっと見させてもらってみてください。僕がこれだけ熱くなるのもきっとお分かりいただけるはずです。
2月4日 61.0kg 15.9% 6 1413kcal 21.1
Posted at 2007/02/07 21:59:51 | |
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