
考えてみれば最終的な結論をここではお伝えしていませんでした!(滝汗)
実は最終的に選んだ車はこれでした。
マツダ「プレマシー」2.0S
正直言えば僕は、一時期それ一色になってしまった日本のミニバン市場というものに対し、あまり良い印象を持っていませんでした。核家族化(さらに少子化)が進んだ現在の日本の家庭の中で、このような多人数乗車のミニバンの必要性のある家庭が、はたしてどれだけあるのだろうか…。そんなふうに考えていました。まして現在の実家の状況(基本的には父と母の二名乗車です)を考えると、多人数乗車のミニバンを選択するのはナンセンスです。しかしいろいろなことを考えていくと、「多人数乗車可」というミニバンのアドバンテージはともかく、「移動空間としての車の快適性」というミニバンのアドバンテージは、実家の車選びにおいても大きな魅力になることがわかりました。
まずはその広さからくる快適性です。この車、マツダ自慢の「カラクリシート」で、セカンドシートがいわゆる「キャプテンシート」に変えられます。サードシートを使用しないときはこのセカンドシートのスペースをゆったり取れるわけで、さらにその快適性は増します。また、サードシートを使用しなければ「ミニバン」とて「ワゴン」なわけで、車いすなどの大きな荷物の収納にも全く問題がありません。
またミニバンの背の高さというのも魅力でした。走りを考えればむしろデメリットになってしまう要素ですが、これによって天地方向の室内空間に余裕が出来ることはもちろん、アップライトな乗車ポジションは、運転手にとっては見切りが良くなって運転しやすいというメリットをもたらしますし、同乗者にとっては車窓からの眺めが良くなるというメリットをもたらします。
「スライドドア」という装備も決め手になりました。杖や車いすを使っている母の乗り降りにおいて、開口部が広く取れてなおかつ隣の車を気にしないですむスライドドアは、やはり非常に便利なものでした。さらに最近のミニバンは「電動スライドドア」なんていうものもあって(さすがにオプションでしたが…)、スイッチひとつで開け閉めが出来ます(タクシーみたい!)。これならば非力な母でも容易に開け閉めが出来ます。
Posted at 2007/11/22 17:57:03 | |
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