
しかし一番驚いたのはその画質の良さでした!
僕の中でそれほどテレビに執着がなかったのは、「所詮テレビ放送は電波で流されているものだから、きれいな画質の大きなテレビで見てもしれている。」と思っていたからでした。うちのマンションはケーブルテレビに入っていますので、比較的画質は安定していると言っていいのでしょうが、とは言え大元はやはり電波で来ているのだからやっぱりそれなりだろうと思っていました。
実際このテレビでアナログ放送を見てみると「やっぱりね…」。この大画面ではその画像の荒さばかりが目について、見ていて疲れます。これならばかえってこれまでの29インチテレビの方が少なくとも見やすい!これだけを見ればやはり、「映画のDVDなどが大量にあってそれを何度も見るような人でなければ、これだけの大画面・高画質のテレビは必要ない!」という、これまでの僕の考えもあながち間違ってはいない…。
しかしこのテレビには隠し球がありました(いや、別に隠してなんかいませんが…笑)。そう、それはこれが「地上デジタル放送対応」のテレビであることです!
恥ずかしながらこれまで僕は「地デジ」に対して誤った認識をしてきたことに、今回ようやく気が付きました。「アナログ」から「デジタル」への移行というのは、ようするに「放送局から各家庭への電波の伝達方法が変わる」程度のものと認識していました。だから、「我が家のようにケーブルテレビに入っている場合は、アナログ放送が終わった後でもこれまでのテレビで視聴できるだろう」と思いこんでいました(恥)。当たり前のことながら「アナログ」と「デジタル」では送られる電波そのものも違ったんですね(滝汗)。
そのことは「地上デジタル放送」を実際に我が家で見てみてようやく気付きました。もうなんて言ったって「画質が全然違う!」いや、「画質の違い」なんていうレベルではなくて、極端な話、「カラー」と「白黒」の違いぐらいの差があるように感じました。これはもうあきらかに、送られてきている情報自体の量がまったく違うことに他ならないでしょう。「これが地デジだったんだ…!」(爆)一度これを見てしまうと、もうアナログには戻れませんね。以前「地デジは女優泣かせだ」なんていうコメントを聞いた覚えがあるのですが、なるほど、そのわけがよーく分かりました(笑)。
Posted at 2008/08/12 10:31:52 | |
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自分のこと | 日記