
いつものお休みがやってきた。でも、今日のお休みはちょいと違う。
だってお日様が出てるんだよ♪
ずうっと雨降りなお休みが続いて林道から遠すのいていたけど、これはぜひともふらふらしたいぞ。家族はまだ誰も起きてこないし、これはもう林道イクしかないでしょ( ^ω^ )
そして、しばらくお預けを喰ってい【ふらふら】となれば、我がミニの征く道は奥多摩しかあるまいて。さて、どの道にしようかと、奥多摩に向かいつついくつかの道を思い浮かべながら吉野街道を走る。
青梅街道との出合いまですぐそこ、というトコで、歩道にでっかいLED作業灯みたいなモノ?
なんだろうな〜とか思っていたら、お巡りがいっぱい道ゆくクルマをガン見してた。もしかさて【光電管式】ってヤツだったのかな?さすが交通安全週間の日曜日。ネズミの大量発生なのである!(◎_◎;)
モチロンいつもじぇんとるまんな走りの我がミニは、何ごともなく罠を通り過ぎることができたのは、いうまでもないd( ̄  ̄)
久しぶりの晴れ空だし、ココは私の1番お気に入りの道といこかうかな(#^.^#)
日原街道へと入り込み、早速奥多摩らしい眺めに1枚パチリ♪
険しい奥多摩の山あいに築かれた石灰プラントと、水根貨物線の廃線を見下ろしてみる。
うむ、これから訪れる癒しの予感にテンションが上がってきたぞ。
そして、我がブログではおなじみの、頭上を渡る無人トロッコの鉄橋。
さすがに日曜日ではプラントもお休みで、トロッコも橋の途中で止まったままだった。
続いていた雨のためか、日原川の流れも勢いがイイ。
1本道の日原街道を進んでいけば【倉沢橋】が見えてきた。
なんでも、東京都で一番川面までの高さがあるらしい。私としては、以前の真っ赤な装いの姿が好きだったが、今はご覧の通りの地味な姿になってしまったのね。
【倉沢橋】を渡って右折すれば、私の一番お気に入りの起点である。
【林道 倉沢線】
出だしからして切り通しで出迎えてくれるなんて、テンション上がってくるでしょ♪
まだまだ緑の濃い道。こっちの曲がり角だって、小さくても切り通しだよ。
路面が舗装だって、起点からしてこんなに癒しの姿を魅せてくれる道なんて、そうはないのだ!
ウキウキしながら先へと進むと・・・、
ひしゃげたガードレールと、壁側のガレキも健在(・・? でも、やっぱり切り通しのトコであることがポイント高い私だったりする。
路面がダートとなり、いよいよお山の中へと入っていけば、そこは奥多摩で一番の癒しの道(^^♪
林道に架かるシンプルで、苔むした橋というのは、どうしてもパチリ♪としたくなるよね。
実に奥多摩らしいといえる、切り立つ壁とまっすぐに天に伸びる植樹に挟まれた道。
ガレキのぼた山ができていたので、ちょいと上からパチリ♪
よく締まったフラットダートが、苔むした岩壁としっかりとした擁壁に支えられた
道を走る。
あぁ~、癒しの姿だな~(*^_^*)
沢沿いに進む【倉沢線】は、岩壁もまた潤い溢れる道である。
いつも壁を伝う岩清水で黒く染まった岩壁。
だが、今日は道に川ができるほどの清水が流れていた\(◎o◎)/!
この辺りから、だんだんと路面の細かい洗堀が増えてゴツゴツした感じが我がミニを突き上げてくるようになった。
道の真ん中が少しばかり掘れているのがわかるかな?
ちょいと道に這いつくばってパチリとすれば、砂利が雨風に洗い流されて岩が顔を覗かせているのがよくわかる。
ちょっと見はフラットに見えてはいても、結構我がミニが揺さぶられる。でも、久しぶりの癒しの道となれば、そんな揺れも楽しくってしょうがない私(^^♪
トコトコ、ユラユラと進めば、立派な切り通しが迎えてくれる。
クルマには十分な道幅でありながら、絶妙な狭さも併せ持つ感じが私のツボにハマる。
切り通しの出口から振り返れば、こんな感じでパチリ♪
う~ん、林道らしいぞ(^^)
2つ目の【八幡橋】が見えてきた。
【八幡橋】と、橋のすぐ脇を流れ落ちる滝と我がミニでパチリ♪
ココの滝も、いつもよりも水量豊富で見事な姿を楽しませてくれる。そして、橋いっぱいに広がる泥の水溜まりをソロソロ~っと、我がミニが汚れないようにしずしずと橋を渡っていくのである( ̄◇ ̄;)
ゆるやかに曲がりゆく道の線形と、古き駒止めに萌えるポイント。
毎回同じトコでパチリとしている。それでも、この癒しの姿には、思わずパチリ♪としてしまう魅力があるのよ。
【倉沢線】の癒しを堪能しながら先へと進むと、3つ目の【鳴瀬橋】が見えてくる。
ココはぜひとも、ちょいと斜面に下りて【鳴瀬橋】を見上げて欲しい。
シンプルな造形ながらも、しっかりと手を抜くことなく欄干までも堅牢に作られた姿を仰ぎ見る事ができるのよ\(◎o◎)/! 新しい橋は欄干がガードレールになっちゃっていることが多いだけに、この建築美は一見の価値があると思うのは私だけかな(・・?
そして、橋の上から見下ろす【倉沢】の清らかな流れに癒されてみる。
まぁ、今日は清らかというよりも奥多摩らしい荒々しさといったほうがイイかも(^_^;)
【鳴瀬橋】から振り返って我がミニをパチリ♪
よい!よいぞ【倉沢線】!
どこでパチリ♪としても絵になる癒しの道なのである(^^♪
そして、ココでも切り通しでパチリとね♪
これほどに潤いと切り通しの多くある道も、奥多摩でも珍しいかな。切り通しフェチの私には、この切り通しだけでも極上の道に思えてくる。
切り通しを過ぎたトコで、路肩から我がミニと道のコラボでパチリ♪
お日様の光が深い緑に遮られているが、頭上を見上げれば空が明るく光っている。そして木々を通して差し込む淡い光が、道の癒しを高めてくれる。
いつもは【あぁ、砂防ダムね】って通り過ぎているトコでも、水が勢いよく流れ出ていた\(◎o◎)/!
何度もこの道を訪れているけど、こんな砂防ダムの姿は初めて見たよ。
オーソドックスながらも、目の前をゆるやかにS字を描く道の線形にはいつも癒される。
そして、一枚岩を切り崩した道には、奥多摩の荒々しさと、ココに道を切り拓いたコトに驚嘆の思いがわき上がる。
岩壁の凹凸と、路面のフラットさが、実に際立った印象を私に向けてくる。
岩壁が切れて、沢を挟んだ対岸側には【倉沢線】の廃道区間が見えている。
なにやらすさまじい姿を見せつけているが、あの先に【倉沢線】の真の癒しがある、といったらどう思われるだろうか?
そして、仮の終点たる【魚留橋】が見えてきた。
橋のたもとには大穴があき、これは四駆ではどうにもならんのね・・・。
そして、橋の向こう側には盛り土がなされて、さらに通せんぼを強固なものにしている。
でも、以前よりも盛り土がなだらかな感じになってきた感じ。
さて、この先には果たしてどのような癒しが待っているのか?今日は2年ぶりに【倉沢線】の廃道区間を歩いてみようか(^^♪
盛り土を越えれば、すぐにこれほどの癒しを魅せてくれる廃道・・・。
これは道の先に期待がかかるよね。
木々が途切れたら、今度はさっき来た道を見下ろしてみることができる。
沢を挟んだだけなのに、すでにこれほどの高低差。奥多摩とはやはり険しい場であると感じる。
大きく回り込むつづら折れには、2014年の大雪で倒された木々の丸太やらガレキが横たわる。
既に廃道となっていたためか、全くの手つかずな感じが寂しく思う。
そんな路肩に洗濯物?
お仕事な方が、干したまま忘れていったのか?いきなり妙に生活感が溢れる道になってしまったぞ( ̄◇ ̄;)
いや、先へと進めば、ちゃんと林道の癒しを取り戻す【倉沢線】の廃道。
この落石の姿もまた、林道のあるべき姿か?
さらに先へと進むと、道の線形は癒しの姿なれども、やはり大きな落石が行く手を拒む。
2年間にはなかったような気がするな~。
自分のブログや
フォトギャラを見返しても、このポイントは残ってないな~。
ネットをふらふらしていたら【タマチャリンさん】の記事に行きあたった。
ちよいと季節は秋が深まった時期だけど、同じポイントのフォトには、スッキリとした癒しの道があつた。やはり、新たに落ちてきた落石で間違いなさそうである。
落石の横たわる路肩に掲げられた【落石注意】の表札が何とも言えない感情を呼び起こしてくる…(@_@)
しかし、そこから路肩の下を覗き込んでみたら、落ち着いた雰囲気を醸し出す沢の姿に癒されるね。
落石を避け、プチ崩れのガレキを乗り越えてくれば、いよいよ姿を現した【地蔵橋】。
すっかり道が崩れ落ちてしまっている…(o_o)【倉沢線】が封鎖された原因がココなのだろう。
コンクリの路面がまだ残り、その下の斜面が崩れ去ってしまっているコトが、かえってこの道の哀愁を際立たせているかのよう。
ほら、橋の欄干からパチリとすれば、しっかりと癒しのオーラがあるじゃないか。
橋の向こうに見える【路肩注意】の廃道に似つかわしくないほどの色鮮やかな標識が、ココがまだ現役でイケると訴えているのか?
実際、橋の向こうには、魚留橋までの癒しに負けない、いやココからが【倉沢線】の本当の姿ではないかと思える姿があった!(◎_◎;)
もう、ウットリと道の癒しに浸る私…\(//∇//)\
これほどまでの癒しを持っていたのか【倉沢線】は!つくづく、ココを我がミニで走れないもどかしさと、いや、廃道となったからこその癒しの姿なのかと、複雑な思いが胸の内に渦巻く私(ーー;)
さぁ、後は【倉沢線】の終端を確かめに行こうか。
ココにも路肩が崩れ、廃道らしい姿が…。
しかし、崩れの向こうに見える平場には、まだ車道としての幅があるように見えるね。
ちよいと木々が途切れたら、久々のもしゃもしゃが〜( ̄◇ ̄;)
これでも車道としての林道なのだろうか?
我がミニではなく、我が身でもしゃもしゃをかき分けていく。再び木陰に入れば、こちらはかなりの規模の崩落が横たわる。
崩落を乗り越えて、ふと後ろを振り返ると、そこには我が目を疑う姿!(◎_◎;)
土砂に埋まってはいても、石垣で強固に支えられている【倉沢線】の姿がそこにはあったΣ(゚д゚lll)
しかし、もうこの辺りは崩落し放題の様相を呈しているな…。
このガレキを超えると、またもや斜面の崩れ落ちた姿…。
でも、よく見ると、あの木々の生え方ではクルマの幅はないよな。いくら長い月日が経っているとしても、ちよいと木々が育ちすぎな感じ。
私には踏み代にしか見えない1本を筋を辿って先へと進んでいく。
そして、ついに登山道と沢との分岐しかなくなった。
川原に下りる木橋のような階段は、比較的新しい木材を使っているのように見えるな。
木橋を下りて川原をほんの少し奥にイク。
な…、何という姿か…Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
【倉沢線】の果てに、これほどまでの心奪われる癒しの姿があろうとは、さすがの私も思ってもいなかった…*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
只々、目の前を癒しをしっかりと我が目に焼き付けるべく、川原の岩に腰掛け、煙草に火をつけてゆっくりと一服するしかできない。
どれほどの時間、この姿を眺めていただろうか?それほどの時間ではないはずだが、そろそろ引き上げないとならないかな?
何とも後ろ髪を引かれる思いだが、倉沢の絶景を後にして、再び地蔵橋まで戻ってきた。
そして、やはり廃な道となりても【林道 倉沢線】の癒しというものは、奥多摩の中でも格別なものがあると感じる私がいた。
私にとって、奥多摩の原点とは、この日原エリアであり、この【林道 倉沢線】なのである。
今までにない癒しを受けたのだから、これで満足してお家に帰ろうか( ^ω^ )
最後に【タマチヤリン様】にリンクを貼らして頂いたご報告と感謝を述べさせて頂きます_φ(・_・