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イイね!
2011年05月20日

パワーウェイトレシオって参考に・・・

・・・なるのか?

自分の体験から、少し考えてみました。


例によって長文ですので、悪しからず・・・。




さて、パワーウエイトレシオはご存知の通り『車両重量/パワー(kg/ps)』です。




まず、

★パワーについて


マイレガのパワーは現在約430psです。

SAB東雲で同じ仕様で6月に測定した際427ps・57kg-m、12月に測定した際435ps・トルク60kg-mの

2つのデータに基づいています。


パワーは測定器の種類・測定時の気温・気圧(特に気温は吸気温度が上がり、

約10psは左右する)など様々な条件で若干前後するため、数値は一つの目安です。


ノーマルから剥き出しエアーフィルター(トラストエアーインクス)・K2ギアのセンターパイプ

+4本出しマフラーで273ps(37.3kg-m)でしたので、少しだけノーマルからパワーアップ

しているとこれまでの体感(過去大体当たっている)から、

おそらくBP5ノーマルでは260ps・35kg-m前後であったと推定できます。


カタログ値は280ps・35kg-mですので、SAB東雲ボッシュシャシダイ実測(気温25℃前後)

とカタログとの差はパワーで約20psダウン・トルクはカタログ値とほぼ一致してます。


一方、過去のSAB東雲データではインプSTIやランエボなどはノーマルでほぼカタログと

同じパワー値が出ていますので、SAB東雲のシャシダイはほぼカタログ通りの測定結果が

出ていて、BP5レガに関してはノーマルでカタログ通りのパワーは出ていない

と自分では判断しています。



まぁ実測値は補正などしますが、カタログ値より低い方が一般的だと思われますので、

現在の仕様の測定値『430ps』

少なくとも世の中のメーカーがカタログに載せる数値と同等か、やや低めの数値であり、

比較する数値としてある程度は信用できる客観的なもの

と捉えています。





★車両重量について

車両の重量には、燃料・オイル・より厳密なパワーウエイトレシオを比較をするためには、

乗員分の重量なども加味し追加したオプション装備なども加えた『車両総重量』を使うべきでしょうが、

車検場などでないと測定できませんし、一般的な比較ということでメーカーカタログ値の『車両重量』を

使います。



マイレガの車両重量は『1450kg』ですので、

ノーマルでのパワーウエイトレシオは『5.58kg/ps』


現在の仕様では『3.37kg/ps』と算出されます。





次に、代表的な世界のハイパフォーマンスカーのパワーウエイトレシオを挙げてみました
(できるだけ現在新車で購入できる型を選びました)。


ランボルギーニムルシエラゴLP670 :1565kg/670ps=『2.34kg/ps』

コルベットZR-1              :1512kg/647ps=『2.37kg/ps』

フェラーリ458イタリア          :1380kg/570ps=『2.42kg/ps』

レクサスLF-A                :1480kg/570ps=『2.60kg/ps』

ポルシェターボ                 :1600kg/530ps=『3.01kg/ps』

ニッサンGT-R(R35)              :1730kg/530ps=『3.26kg/ps』

AMG SL65                    :2020kg/612ps=『3.30kg/ps』

ポルシェGT3 3.8                :1440kg/435ps=『3.31kg/ps』

マイレガ                   :1450kg/435ps=『3.37kg/ps』
  
AMG CLS63                  :1870kg/525ps=『3.56kg/ps』

BMW M5                    :1830kg/507ps=『3.61kg/ps』

Audi RS6アバント                :2160kg/580ps=『3.72kg/ps』

フェラーリ360モデナ               :1430kg/400ps=『3.58kg/ps』

AMG C63                      :1730kg/457ps=『3.79kg/ps』

ポルシェカレラ4S                  :1475kg(964の車重)/385ps=『3.83kg/ps』

AMG E63ワゴン                   :2020kg/514ps=『3.93kg/ps』

BMW M3クーペ                  :1650kg/420ps=『3.93kg/ps』

Audi RS4                      :1650kg/420ps=『3.93kg/ps』

レクサスIS-F                    :1690kg/423ps=『4.00kg/ps』

インプレッサSTI(GRB)              :1480kg/308ps=『4.81kg/ps』

ランエボⅩ(GSR)               :1550kg/300ps=『5.17kg/ps』

Audi S4アバント                 :1850kg/333ps=『5.56kg/ps』
             


マイレガは現行GT-RやLF-A、ポルシェターボ、フェラーリ458・ランボルギーニLP670など

最新スーパーカークラスにはちょっと負けていますが、それに続いての数値です。

ポルシェGT3やAMGのSL65とほぼ同じ

カレラSやF360モデナ・C63AMG・E63AMGワゴン・BMW M3・IS-Fには勝ってます





パワーウエイトレシオは、加速に影響しますよね。


ま、パワーの出方やパワーカーブの面積(大きい方が良い)・トルク・駆動方式・ミッション形式・

マニュアルの場合は腕、などにも左右される訳ですが、

まず大体この数値が小さければ、大抵加速は速い訳です。

ポルシェやGT-Rとは『加速勝負』したことはないですが、

マイレガがノーマル(5kg/ps台)+α(4kg/ps台)の時に比べれば

全く勝負にならない感じではないです。




先日、こんなことがありました。

交通量のそこそこ多い県道走行し、途中知っている脇道に入りました。

その手前で1台の400CCオートバイが左側をすり抜けて行きました。

おそらくXJR400だったと思います。

ヨシムラ風のショートサイレンサー集合管を入れて、

如何にも走り好きってな感じのモディファイを加えてあります。


XJRが先にその脇道に入っていきました。

この脇道は交通量も少なくて道幅も広く、信号は1箇所ありますが、

その時は歩行者もいない状態でした。



この信号が赤でXJR400も停止し、自分はその後ろに停止しました。

そして青に信号が変わり、XJRは1速で軽めに30~40km/hrまで加速。

続いてマイレガは街乗りの時よりちょっと回転数を上げながら2000rpmくらいでクラッチミート。

ほぼ同じ速度域で2速にシフトアップ。

XJRは集合管の少し甲高い音を響かせながら一段上の加速体制に入りました。

音からすると6000rpmくらいまで回して気持ちよく後続車を軽く振り切る?つもりで。

ちなみにバイクには結構乗りましたので、排気音でおおよそエンジン回転数が推定できます。




マイレガはアクセル全開までまだ余裕で、ほぼ一定車間で追従。

そして、XJRがちょっと手首を多めに回してアクセルを多く開けるのが見え、

9000~10000rpmくらいまで回して振り切りへ。



さらにマイレガもアクセルを踏み込み、

しかし全開までいかない状態で

XJRのこの加速に十分付いていけました

アクセル全開なら、XJRを抜ける勢いでしたが、そこまでで止めました。





XJR400は車両重量に相当する装備重量が『199kg』、パワーが『53ps』なので

パワーウエイトレシオは『3.75kg/ps』


数値上でもマイレガが上回ってました。


パワーウエイトレシオは加速力を示唆する数値である

と実体験しました。



ちなみに、ちょっと昔一世風靡した?ナナハンの代表格:

CB750F(A)でも247kg/68ps=『3.63kg/ps』

と同等の加速力を持ってることになります。



さすがにリッターバイクには適いませんが・・・。


自分が乗っていたFJ1200:252kg/130ps=『1.94kg/ps』

0-100km/hrで3秒フラットクラス、0-400m=10秒半ばクラスです。

V-MAX:310kg(車両重量)/200ps=『1.55kg/ps』

隼1300:250kg(推定)/197ps=『1.27kg/ps』

このクラスだと0-100km/hrで2秒中半、0-400m=9秒後半クラスでしょう。



マイレガも1450kgが変わらないなら、『1141ps』までチューンするか、

約1/3までシェイプアップして『546kg』にすれば、ハヤブサのパフォーマンスになります。



ゼロヨン専用チューンなどしたGT-Rなら

1200kgで944psでも同じ『1.27kg/ps』ですが、やっぱり驚愕の数値ですね(汗。




コルベットZR-1やフェラーリ458のレベル(2.4kg/ps)にするには
1450kgなら600ps強、1300kgまで軽量できれば540ps強でOK。

しかし、現状から100psアップは相当難しいし、今までの倍くらい?コストが掛かる感じですかね。

コスワースの腰下で2.5Lにしてフルチューン、GT3037やGT3240クラスのタービンあたりは

最低でも必要でしょう。


当然、ミッションなど駆動系も大幅に強化が必須で、しかも150kgの軽量化も必要ですから、

殆どゼロヨンに特化したような仕様になっちゃいますね。やはりこれも非現実的です。


ま、これ以上のパワー系の追求はやりませんけど・・・(汗。
ブログ一覧 | レガ弄り | クルマ
Posted at 2011/05/20 22:12:40

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