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イイね!
2016年04月20日

0-100km/hr加速データ考察②



先日、0-100km/hr加速について考察しました。


加速がトルク(トルクウエイトレシオ)に影響を受けるとのことで、トルクウエイトレシオに着目して

考察したのですが、2点のデータ(トルクウエイトレシオと0-100km/hr加速時間)を

プロットして2点を結ぶ結ぶ直線の方程式から、マイレガのトルクウエイトレシオを代入して

0-100km/hr加速データを推定しました。


その後、方程式の信憑性が高いかを検証するために別のクルマのトルクウエイトレシオを

代入して導き出される推定値と実際の0-100km/hr加速データを比較すると、

最初の方程式を導く際に選択した2点のデータによって、

方程式が微妙にずれて、検証のために用いた別のクルマの推定値と

実際の0-100km/hr加速データにやや大きな差が出る場合もありました。


要は、トルクウエイトレシオと実際の0-100km/hr加速データとの相関=直線性が、

完全ではないということです。


当然、データが全て正しいとは限らないこと(誤入力)やデータ取得時の操作ミス(運転含む)、

クルマ自体の好不調、実際のパワー・トルクがカタログ値とは異なること、等相関が低下する原因は

多く在るので、決してトルクウエイトレシオと0-100km/hr加速データの相関がないとは言えません。


実際には、ある程度の相関があるのは確かで、別々の2点を取って導いた複数の方程式を

検証すると、だいたいマイレガの推定0-100km/hr加速データは、3秒台となります。


しかし、加速力はパワーに依存する、とされる理論を展開し、トルクウエイトレシオとの相関より

パワーウェイトレシオとの相関が、より優れていることを示しているサイトもあります。



そこでパワーウェイトレシオを用いてマイレガの0-100km/hr加速データを考察してみました。


①R35GTR(1730kg/485ps=)3.567、3.83秒

②VAB(1480kg/308ps=)4.805、5.45秒

③ランエボⅧ(1400kg/280ps=)5.000、4.97秒

④GDB-D(1440kg/280ps=)5.143、5.27秒

⑤BP5(1450kg/280ps=)5.178、5.93秒

⑥R35GTR nisimo(1720kg/600ps=)2.867、2.9秒


のデータのうち2つを選んで直線の方程式を導いて、マイレガのパワーウエイトレシオ3.665とすると

①②の場合、y=1.309x-0.838・・・3.96秒

①③の場合、y=0.796x+0.990・・・3.91秒

①④の場合、y=0.914x+0.569・・・3.92秒

①⑤の場合、y=1.304x-0.822・・・3.96秒

①⑥の場合、y=1.329x-0.911・・・3.96秒


ということでR35GTRのデータを基本(片方)に使用すると、

殆ど同じ

3.9秒が推定0-100km/hr加速データ

となります。


ちなみに、①⑥GTR以外のデーターはマニュアルミッションのデータですので、

シフトロスタイムを含むデータであり、推定値3.9秒にシフトロスタイムを加えることは不要です。



各々の方程式に、用いたデータ以外のデータを代入して実際のデータと比較すると、

完璧な方程式はないのですが、②のランエボはレシオがVABより大きいのに時間が少なく、

③のVABはウエイトレシオからすればもっと時間が少なくはず、と矛盾することに起因しています。


最初に述べたように、ランエボは実はもっとパワーが出ているのか、実車重がもっと軽いのか、

VABは、実はカタログ値通りパワーが出ていないのか、実際の車重がもっと重いのか、

データ(秒数)自体に間違いがあるのか、定かではありませんが、可能性は否定できません。



そして、単純にデータを見回すと、ほぼパワーウエイトレシオ数値に+αを加えると、

推定0-100km/hr加速データになる、という見方も出来ますね。



以上、パワーウエイトレシオから推定されるマイレガの0-100km/hr加速データ(3秒後半)は、

トルクウエイトレシオから推定されたデータ(3秒半ば)に比べて低めに出ることが判りましたが、

どちらの指標を用いても3秒台に到達できるだろう、ということになりました。



現在施工中のダブルチャージャー化は、パワー・トルクのピーク値を大幅アップさせる

施工ではないため、パワー・トルクウエイトレシオも大きく変わりません。

よって、これらの指標で推定される0-100km/hr加速データとしての、プラス効果はありません。



もちろん、パワー・トルクウエイトレシオだけでなく、ミッションギア比や駆動方式による影響も

無視出来ませんが、マイレガでのダブルチャージャー化では、これらの変化は殆どありません。


しかしダブルチャージャー化よって、低中回転域のパワー・トルクがアップ出来ることは、

加速力にプラスに働くことは間違いはありません。



今週末には、施工完了しないかな~。
ブログ一覧 | レガ弄り | クルマ
Posted at 2016/04/20 22:43:13

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