ヘッドライトレンズ、内側清掃・ひび割れ磨き・コーティング

4/17にマジックリン洗浄・WD-40塗布でヘッドライト左側のレンズ黄ばみ除去作業を行いました。

5/4～5/8に掛けて引き続き施工を行いました。

それなりに透明度も上がりましたが、樹脂保護剤以外は材特に表面処理はしていませんでした。
まぁ、普段は日光が当たるのを避けるために布カバーをしていますが、やはり黄ばみ・透明度の低下は早く進むだろうと思っていたので、ヘッドライトコーティング剤を探し、性能・コスパが高いと判断した『3Mヘッドライトコーティング30860』を購入。



施工前↓





黄ばみはだいぶ減って透明度はソコソコある感じですが、念のためもう一度耐水ペーパーで下処理を行いました。

まず、念のためマジックリンで汚れを除去↓



マスキングして



1000番で水を掛けながら磨き。
削りカスはほぼ白っぽくなっていますので、黄ばみは除去された状態です。↓





次に2000番で磨き。画像は水が掛かった状態。



次は3000番で良かったのですが、ホムセンに売ってなかったので、4000番（超精密研磨フィルム）で磨き。



表面は滑らかになっていますが、乾くと白く曇ってます。



で、表面をキレイに洗い流し↓



よく乾かして説明書通りにコーティング剤を塗布、ドライヤーで約60℃で強制乾燥後↓












施工前と比べると、黄ばみ・透明度の明らかな向上はありませんでしたが、今回はレンズ表面のコーティングが目的でしたので、特に問題はありません。

右側に比べるとどうしても透明度が低いのですが、その原因として↓赤〇の曇りがあり、これはどうも表面ではなく、内面のようです。





ライトユニットを交換した際に殻割して清掃するのが手っ取り早いのですが、調べるとレンズ内側の非分解での清掃方法もYOUTUBEで紹介されていたので、トライしてみました。

マグネット（出来れば丸い方が良い）を使い捨てメガネ拭きシートで包んで紐で結び、



ハイビームバルブを外した穴（↓赤〇）からヘッドライト内に入れ、



ピックアップツールでヘッドライトレンズ側に移動させ



レンズ外側から柔らかい布等で包んだ強力マグネットで引付けてレンズ内側を拭きます。

乾いたまま拭いても曇りが取れなかったため、一度取り出してからメガネ拭きシートにWD-40を吹き付けて再度ヘッドライト内に入れて拭き上げました。

シートで包んだマグネットが入り込めないウインカー・ポジションランプ部分は変化なしですが、ハイ・ローのレンズ曇りがかなり取れました。







パッと見はかなり透明度は上がったのでかなり良い感じにはなって来たのですが、ハイ・ロービームを点灯させると、『ひび割れ』は結構目立ちます。







ひび割れが殆どない右側↓



いろいろ調べると『ひび割れ』は表面に出来ているもので、5/4は耐水ペーパー1000番から削りましたが、150や240番くらいの荒い耐水ペーパーでかなりしっかりと下処理をしておかないと消せないようです。


ということで、5/8にもう一度で150番でしっかり削り、



ライトを点灯させてひび割れがなくなっていることを確認



次に240番を掛けて、ライトを点灯させてひび割れがないことを再確認







さらに順番に320番、



400番、



600番、



800番、



1000番、



2000番の順で処理を行いました。



乾燥させると白くなり・・・



シリコンオフで脱脂して



コーティング剤を塗布、ドライヤーで約60℃で強制乾燥後↓







透明度が上がり、気になるひび割れが無くなりました。





どうしてもレンズ内側のイカリング外側からウインカー・ポジション付近まで、先日メガネ拭きシートで包んだマグネットが入り込めないので、薄っすら曇っているのですが、外側はキレイになっています。

これは殻割して拭くしかなく、いずれはしようと思いますが、一応目標はほぼ達成した感じなので、一連のヘッドライト黄ばみ・ひび割れ除去、コーティングは一端終えます。







次は同じく最近ひび割れが目立ってきたテールランプレンズを施工するつもりです。