忘備録なので、いつも通りですが、自分の心境などウダウダと書いています・・・。
2019年8月に新規登録となった愛機K1600GTL
8月末で丸5年が経過し、2回目の車検時期になっています。
1回目の車検は8月中旬に受検したのですが、今年は早めの本日7/31に受検しました。
最近の真夏の暑さは命の危険もありますので、少しでも気温が低い時期ということでせめて7月中に予約したのですが、暑さの点で全く効果はなし・・・(汗。
バイク車検において雨が降らないのは良い訳ですが、想定していたとは言え、朝から当然のように30℃越えはやっぱりバイクに乗るにはキツイです。
で、事前(7月中旬)にガレージ内で点検して特に異常はなかったのですが、いざバイクを出庫する段階でバックギアに入らない症状が発生(汗。
スロープが下り傾斜になっているのでガレージからバックギアなしでもバイクを出せるのですが、より楽に出すためにバックギアを常用していたので、いざ出発する際にちょっと焦ってしまいました。
バイクが非常に重いので、バックギアが使えない分、スロープを降ろす際のスピード調整が難しくなります。
慎重にバックさせようとして、一度でも斜面でバイクを止めてしまうと『ヒルスタートアシスト』が効いてしまい、自動ブレーキが効いて傾斜をバックさせることが出来なくなってしまう、という便利機能が返って足手まといになる状態も発生(汗。
何度かターンテーブル上でバイクに跨った状態で前後させていたのですが、サイドスタンドを出したままニュートラルでバックしてしまい、サイドスタンドがスロープサイドに引っ掛かってしまいました。
この状態から脱出するには前進して平らなターンテーブル上に戻らないとなりませんが、重いので足の力ではダメで、エンジンの力か誰かに後ろから押してもらわないとなりません。
でも、前進するためにギアをローに入れるとサイドスタンドセンサーが効いてエンジンがストップしてしまう・・・。
サイドスタンドを払うために右側にバイクを傾けると非常に重いので右側に倒れるのを支えきれない可能性が高く、ニッチもサッチも行かない状態になり掛けました。
たまたま休みで自宅にいた次男に後ろから押してもらおうと思っても、伝える手段がない・・・。
結局、頑張ってバイクを少しだけ右に傾けてギリギリでサイドスタンドを払えたのでエンジンを掛けてローで前進出来たので、何とか危機状態を脱したのですが、いつもと違う出庫の仕方をしようとしただけで、朝の暑さもあって既に汗だくでした(泣。
出発予定の時間を過ぎていたこともありましたが、焦って事故でも起こしたら元も子もないですし、久々のK1600GTLなので慎重に運転。
既にバイクの気温計は33℃を示し熱中症リスクも高まります。8時過ぎで通勤渋滞もあって暑さに拍車が掛かります・・・。
冷たい飲料を飲みんで熱中症予防もしながら、受付開始時間の8:45前に湘南自動車検査登録事務所に到着。
特にハイビームバルブをLED化していたので光軸調整確認を主目的に予備検を受けたのですが、2灯あるハイビームのうち右側はOKで左側のバルブがしっかり入っていないようで、光軸調整が出来ず・・・。
光軸調整が出来るようにフロントカウルのスピーカー・カバーを外していたので、一度コースを出てLEDバルブを調整して再度検査調整してもらいました。
LEDバルブが標準でないためか、完全な状態に調整し切れないとのことで最悪本番不合格になる可能性もあるとのことでしたが・・・。
道路を挟んですぐ斜め前の検査場に行って書類を準備しようとしたら、予備検で自賠責加入もお願いして書類一式を渡していたのですが、新しい自賠責も含めて書類を受け取っておらず、歩いて予備検まで取りに往復して、さらに汗・・・。
申請書類を受け取って重量税・車検代の印紙を購入、車検証を見ながら記入を済ませて、受付時間内で受付を済ませて、ラインへ。
最初、二輪コースの隣の計測コースにバイクの人もいたので並んでいたのですが、少しずつ進んでいるうちに、そのバイクの方がわざわざ来てくれて、『このコースは新車計測用で継続検査なら隣の第一コースですよ』と教えてもらいました。
2年前に受検した場合と同じ第一コースに行こうとも思ったのですが、全く列がないコースに行って検査官に『今はこちらのコースは閉鎖中』と言われる可能性もあった(過去レガの場合あった)ので、まぁノンビリ並ぼうという感じでした。
少し待って少しぶっきらぼうそうな若めの検査官が来ましたが、一応手伝ってもらいながらコースを順番(灯火類・排気音量・排ガス・スピードメーター・前後ブレーキ)に受検して順調に合格。
ポイントの光軸(ハイビーム)ですが、祈るように自動検査機の動きを見ていると・・・『○』
レガでも光軸がポイントになることが多く、いつもこの一瞬が緊張するし、『○』(合格)が出るとホントにホッとするんですよね~(笑。
コースを出て最終チェックを受けたら、受付建屋に書類一式を提出して新しい車検証とステッカーをもらって9:20には車検終了。
受付から30分は経っておらず、事前のドタバタに比べると『本番』はあっさり・・・という感じでした。
まぁ、『あっさり』行くのが本来なのですがね・・・。
すぐにステッカーを貼り直し水分補給。
気温がドンドン上がって熱中症リスクも高まっているし、休みだったカミさんとランチの約束もしていたのでさっさと帰宅しようとも思ったのですが、バックギアに入らない不具合について放置しておいても仕方がないので、バイクで10~15分走れば10時からディーラーが開店するので、一応見てもらおうと思い移動。
少し待って症状を見てもらうと、バックギアの制御をしているユニットの不具合などが考えられるとのこと。
8月末までは延長保証が使えるものの、これまでディーラー点検を受けていることが条件で、一応直近の12か月点検(本来車検時)を受けるとバックギア修理は無償。
走行距離が25500km強ですが、30000km時の点検(交換)項目としてプラグ交換(付随してクーラント交換などもあり)、さらにエンジンヘッドの分解を伴うバルブクリアランス点検・リアデフオイル交換等も項目に入り、12か月点検費用も含めると15万円。
ちなみにネットでK1600系のバックギア不具合を検索すると何件かヒットしユニット自体が8~10万で交換含めると13万円程度のようです。
2万円余計に払ってプラグ・クーラント・デフオイル交換・バルブクリアランスチェックを受けた方が、バックギア関係だけの修理よりも得な感じもあるので、一応バックギア不具合修理+12か月点検他を受ける方向で8/10に預けることにしたのですが、ぶっちゃけバックギアの不具合を我慢すれば、出費しなくても済むんですよね・・・。
プラグ交換やクーラント交換は頑張れば自分で出来るでしょうし、経験上、ディーラーやメーカーが推奨する時期にプラグ交換やバルブクリアランスチェックを受けなくても、走行不能になるような重大な不具合が出ることはないでしょう。
元々、バックギアはK1600系では愛機を含むマイナーチェンジ後に装備された機能で、マイナーチェンジ前の初期モデルには装備されていないので、必須アイテムではありませんし、考え方次第ですが、重量級バイクの取り回しをイージーにする贅沢アイテムとも言えます。
まぁ、バックギアに対する価値を自分がどのように位置付けるか(バックギア=13~15万円が妥当か否か)の判断、ということになりますね。
ただ、新車から5年で想定していない、このような不具合が出ると、今後もこれ以外の想定出来ていない(自分やディーラー以外で交換修理などの対応が出来ない)大きな不具合が出て来る可能性も考えてしまいますし、つまりそれは愛機に対する信頼度への低下になります。
当然、今後の経年でそうしたリスクはどんどん高まる訳で、特にロングツーリングを主目的とするK1600GTLにおいて無視出来ない非常に重要なポイントになります。
『いろいろと時間を掛けて検討し気に入って愛機に選び、ずっと乗ろう』という当初の意思も正直少し揺らぎ始めてしまいました。
さらに、当初から分かっていたことではあるものの、360kgを越える重量は昨年愛機になったCB1300 に乗ると、旅先でのバイクを止める場所・自宅ガレージの出し入れ等での取り回しでかなり負担を感じますし、昨年6月上旬に次男とロングツーリングに出掛けてから1年1か月乗っていなかったという事にも繋がります。
ということで、ついでに『もし乗り換えるとしたら、今どれ位の買取価格になるか』もチェックしてもらいました。
乗り換えない前提で選んだK1600GTLの下取りor買取価格などに元々期待はしていませんし、ショックはありませんが、出された価格はかなり低いのは確かです・・・。
一応、今秋にK1600GTLでロングツーリングに出掛ける計画を立てていたので、これも一つの契機としつつ、バックギア不具合修理+12か月点検他のメンテ、乗り換えやCBへの一本化など今後のバイクライフのあり方を暫しの時間検討します。