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LEGACY STIのブログ一覧

2016年11月22日 イイね!

純正品が優れている場合もある

純正品が優れている場合もある









これまで11年弄り倒してきて12年目に突入しているマイレガ。

純正の部分がそのまま残っているところを見つける方が難しい?くらい

多くのメインパーツを社外品に交換しています。


もちろん目標である『理想な姿』に近付けたいということで、狙って各々弄り交換しているのですが、

弄って交換し、使用した後に『純正品の方が良いな~』と思ったパーツが2つだけあります。


その一つがラジエータホース。

どちらかというと、見た目重視でブルーのシリコンホースに2回交換していますが、

実は先日○シェさんにダブルチャージャー化後のECUセッティング詰め(再入院)時に

ラジエータ上部ホースエンジン側からクーラントが結構勢いよく噴いたトラブルが出たそうです。


試走時にエンジンブロックにクーラントが掛かって、もうもうと白煙が上がって焦ったそうです(汗。

最初は原因が判らなかったようですが、上記のホース接続部の漏れが原因でした。


ラジエータは今年3月に新品交換しており、ホースもSAMCOのシリコンホースに交換したばかり。


ラジエータホースは、過去10万キロまで走行する間に、

7000kmで純正⇒BILLION、5万kmでSAMCO⇒純正、10万キロで純正⇒SAMCO(現在)

と3回交換しています。


サーキットなど走行していませんので、水温が異常に上昇したり、

寒冷地のように最高温度と最低温度の差が大きいということもないので、

ホースの劣化が特別に進みやすい環境ではないのですが、

まぁ、最初のラジエータホース(シリコン製への)交換はどちらかというと見た目重視でした。


その後、4万キロ強走行後に下側のやはりエンジン側で漏れが見つかったのが

次の交換のキッカケでした。


その際、Dで純正品に交換したんですが、その後5万キロ強走行してラジエータ交換するまで

異常はなく、耐久性では純正品の方が勝ち。


しかし、10万キロでラジエータ交換時にクーラントとついでに消耗品でメンテパーツのホースも

交換すると決めたのですが、上記の純正ホースの方が良いということをすっかり忘れていて、

ショップさんにシリコンホースで良いか?と聞かて、任せのままSMACOのシリコンホースを導入、

今回の小トラブルに至って、過去の経験を活かせず、若干後悔しているところです(泣。



青いシリコンホースは確かに見た目にはレーシーな感じで良いのですが、

純正品に比べて硬いため、ホースバンドで締める際にも均一にぴったり受け側の円筒部分に

密着し難く、僅かに面でなく、点に近い形で密着しているような弱い部分があると、

そこから高圧のクーラントが漏れる可能性が高くなります。


また、柔軟性が低いため、真冬の冷え切った0℃前後まで下がると、

密着度が低下する可能性も高まり、トラブルが出易いと推定されます。

さらに、今回締め付けたホースバンドがホース径よりも大きめで、円筒に沿って均一に

締め付けられていなかった部分もあり、硬い素材ゆえに一度最初の締め付けられた形状が

残ってしまって、適正なホースバンドで締め付け直しても、新品や柔軟性が高い純正品のように

より多くの面でぴったりと密着することが難しくなります。


○シェさんには、すっかりご迷惑をお掛けしてしまいましたが、

石田社長ともそのようなことを話し合い、再度納得しました・・・。

ちなみに、○シェさんではラジエータホースは純正品を使用しているとのことでした。


今は○シェさんで適正な径のホースバンドに交換し、出来るだけ密着面が多くなるように

慎重に取り付け直し・締め直しをしていただいていますが、上記の通り一度締め付けて

癖が付いてしまった硬めのシリコンホースは、クーラントの漏れに要注意な部分です。


エンジン下側についても確認はしてもらっていますが、ホースを抜いた訳ではないので、

同様のことが起きる可能性も否定できず、やや不安な部分もあります。


今後は良くチェックし、トラブルがなくても早め(長くても3万キロ程度)に純正ホースに交換かな。



もう一つ、『純正品の方が良いな~』と思っているパーツは、クラッチです。

マイレガのパワー・トルクを支えるには、普通であれば強化クラッチが必要。

でも、敢えて純正(GDB用ですが)に拘ってます。







それは

①0-400mやサーキット走行など過酷に使用している訳ではなく、ストリートユースメインであり、

 乗り易さを重視するため、

②ミッションを保護するため、

という2点の理由からです。


①以前にも記載したことがあると思いますが、強化クラッチ(HKS LAシングル)を入れた時の

トラウマが残っていることも大きいです。

クラッチとセットの軽量フラホ、同時に組んだフロント機械式LSDの影響もあるのですが、

兎に角自分の理想から遠のく、『乗り辛くて落ち着かない』悪い面が強く前面に出てしまって、

楽しくないし、不満を越えて短距離運転でもどうしても我慢していられなくなってしまい、

わざわざ新品純正品(その頃はまだ5MTのためBP5用)に戻しました。


430ps・60kg-mを越えるパワー・トルクが出ていても、

ストリートユースではしょっちゅうその性能をフルに発揮させる訳ではありません。

自分のこれまでの使い方であれば、純正クラッチでも耐久性含めて全く問題なし、です。


6MTに載せ換える際も、将来を見てカーボンツインクラッチなどの導入を少しだけ考えましたが、

最終的には、やはり(GDB用)純正を導入し、全く不安も不満もなく、良かったな~と思っています。


まぁ、60kg-m前後の強大なトルクが発生するような3500rpm以上でクラッチミートするという

過酷な使い方をすれば役不足なのは自明です。

でも、そこまでしなくても全く不満がない、十分過ぎる加速が得られますから・・・。


②ミッションはGDB-Fの6MT用に特殊処理したオーバーホール品で耐久性は高いのですが、

一挙にミッションから駆動系に何度も強大な負荷が掛かって壊れる前に

安全装置としてクラッチが滑ってくれた方が、修理の費用的にも時間的にも助かる、

という面はも大きいと捉えています。

クラッチは消耗品ですが、流石に拘って組んだミッションが壊れたら泣くに泣けないですから・・・。



以上、これまで弄って来た経験ら実感した、社外品より純正品の方が良いというパーツは、

ラジエータホースとクラッチ、の2つです。


一方で、それ以外は純正品よりも社外品(tuned by STIで付いていたパーツ含む)の方が

品質・性能共に上回っていて、『交換もしくは装着した方が良かった』、

と実感していることを最後に付け加えておきます。


Posted at 2016/11/22 22:37:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | レガ弄り | クルマ

プロフィール

クルマ弄り、鉄道模型が好きな中年です。 実は、バイクにも乗りたいのですが、家族が許してくれません。学生時代、FJ1200にUSヨシムラの爆音マフラー入れてブイ...
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