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2020年07月31日 イイね!

本音で生きるとは良いことばかり!?



以前から表題の件のような、ちょっと取り留めもなさそうなことについて、自分の所感とか意見をアップしていますが、もしお時間があって興味があれば読んでやってください。


本音と建前の使い分けという言葉があります。
そして、本音と建て前を使い分けの良し悪しについて、いろいろな意見があると思います。

『時と場合によって本音と建前を使い分けるべきだ』いう人も結構いることはご存知でしょうが、果たしてこれは見習うべきことなのでしょうか?

ネットで本音と建て前を引くと『建前は、“その場がうまく、円滑にいくための方法”』などと如何にも前向きな捉え方で書いている人もいます。
しかし、自分の経験では『建前で、その場がうまく円滑に行ったように見えても、結局は上辺で表面的なもの。真に問題解決した訳ではないので、後で問題がもっと大きくなり、結局解決に余計で無駄なエネルギー・時間が必要になる』ということとばかりです。建前は問題の先送りに過ぎないのです。

本音とは言い換えれば『自分の本心(真実)』、建前とは『本心を偽った上辺』です。

『時と場合によって本音と建前を使い分ける』ということは、要は『時と場合によって自分を嘘るべきだ』ということに等しい訳です。

嘘りは何を生むでしょうか? 時と場合によっては本音本心(真実)を出す訳ですから、どこかでついた建て前(嘘)との間で必ず矛盾が生じます。

矛盾が生じたら答えに窮しますし、もし、そこで発せられた言動は今までの言動のどれかと必ず矛盾することになるので、さらに窮地に陥ります。

すると、その人の言動の信頼度は地に落ちます。

信頼できない人の言動を皆さんはどう思い、どう扱いますか? きっと、自分なら、そんな人の言葉に耳を傾けず当然従いませんし、話したくも近付きたくもないと思うでしょう。

もし、自分が周囲からそんな扱いをされたらどうでしょうか?
 
気持ち良く生きていけますか? 
一生そんな状態が続いたら、最期を迎えた時に良き人生だったと振り返ることができますか? 
そんな人生は、自分の子供や孫、後輩のお手本になりますか?
そんな人生は、誇れますか?


正直振り返ると、若い頃には『時と場合によって本音と建前を使い分けるべきだ』と周囲から言われるがままに、深く考えずに実行していたこともありました。

しかし、様々悩み、今から約10年前に生き方を大きく転換することを決めました。
その時から一貫して、時と場合によって本音と建前を使い分けるということとは決別し、本音のみで生きる・・・これを自分のコアにおいています。

本音で生きるのは難しいという人が多いと思います。本音で生きたいけど、現実は難しい・・・だから建て前が必要だと言う人も多いです。自分の周囲でも、本音で生きられている人は極僅かで、非常に多くの人が実現できていない。

本音で生きていると、少し話をするればその人が本音で生きているのか、建て前を使い分けているのか、判ってしまいます。つまり、本音で生きていると、その人が金メッキで表面だけ飾っているのか、それとも芯まで純金で出来ているのか(その途中にあるのか)が判るようになります。いわゆる目利き力という能力が身に付きます。

本音で生きていると、強くなれます。周囲の雑音に惑わされることがなくなりますので、堂々としていられます。当然、慌てずに冷静に様々な望ましい対処が出来ますので、『しっかりしている』『任せられる』と評され、自然と周囲からの信頼が上がります。すると、周囲が自分の意見や方針などを聞き入れられ、採用されることが多くなりますので、自然と余裕が出来ます。さらに雑音が減り、惑わされなくなる・・・という非常に良いスパイラルに繋がります。

結果的に、気にすることがないので楽ですし、自分の納得できる生活が送れ、人生が充実して幸せに近付けます。

ちなみに『本音で生きる』と検索するとホリエモンの著書がヒットしました。別に著書を読んでいませんし、ホリエモンの生き方を賞賛する訳でもありませんが、副題に『一秒も後悔しない強い生き方』と記載されており、当方と似た論理・考え方を展開していると推定します。


本音で生きるのが難しいと考える人は、周囲や相手からの自分の見た目(世間体)を気にして良く見せることを重視するがために建前を使います。自分が批判されたり低く評されることを恐れ、避けようとします。
メッキで飾ってもいつかはバレるとは判っているのに、それを出来るだけ先送りしたいので、自分をメッキで覆うことを続けます。中には、とっくにメッキが剥がれてバレているのに、まだメッキで覆うことを止めない人もいます。

本音で生きるのが難しいと考える人は、一番理解しているはずの自分自身のことの理解や認識が十分でないはずです。かつての自分がそうでした。

人にも物にも何事にも、長所と短所があります。しかし、それに接する人や時と場合によって、長所が短所になったり、短所が長所になります。長所・短所は固定されたものではなく、また善悪でもないのです。長所・短所は認識を深めるための一つの切り口です。

自分の強さだけでなく弱さを認めることが大切ということにも通じます。長所短所と同じことで、弱さと思っている部分は別の人にとって強さになるし、時と場合によって強さにもなる。
『長所・強さ』がカッコ良く、『短所・弱さ』はカッコ悪い、という思考を変える。どんなものにも『弱さ』があり、それを覆い隠さずに『強さ』と同じバランスで認める。強さも弱さも自分自身であり、自分自身を知ることがカッコ良さ、と考えるのです。


自分の経験では、本音と建前を使い分けていた人が本音で生きるためには、以下の3つが必要と理解しています。

①長所短所・強さ弱さという切り口も参考にしながら自分を分析し、コアにあるもの(価値観・倫理観など)を明確に認識すること。

②自分がどのように見られているかといった周囲のこと(言動や視線など)を気にしないという覚悟・決心をすること。

③認識したコアに基づいて、素直にそのままの発言・行動すること。


①は客観性も必要なので難しいことかもしれませんが、やる気があって少し時間を掛ければ出来ます。

②は、簡単に言えば『他人は関係ない。放っとけ!』ということ。でも、②が最も難しいかもしれませんね。今までと生き方を大きく変えることになるので、非常に多くのエネルギーやプレッシャーを感じるでしょう。そして、長年苦労して築き上げて来たものが崩れ去るとか、他にも様々な予測できない悪いことが起きるかもしれない・・・そんな大きな不安を生むことになります。ですから、ここを実践できる人が少ないのだ、と自分は思っています。いわゆる、『吹っ切る勇気』が肝でしょうね。

③は①②が出来れば、比較的実行し易いでしょう。まぁ、誤解を生む場合もあるので、言葉・表現などは少し気を付けたりすると良いでしょう。


これらは、自分自身で決めて実行することであり、当方が強要するようなことでもありません。強要しても出来ないでしょうし。

ただ、自分の経験では、もっと早い段階・若い頃にこうしたことに気付き考え、『本音で生きる』ことを決めて実行していれば、さらに充実した人生を送れて、さらに幸せを実感できる時間が増えた、ということは確かです。

本音と建前を使い分ける生き方に絶対的な自信を持っている方は、それで構わないでしょう。とやかく言いません。本音と建前を使い分ける生き方に少しでも疑問を感じている方は、出来るだけ早く勇気を振り絞って、本音で生きることをお奨めします。
Posted at 2020/07/31 18:32:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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クルマ弄り、鉄道模型が好きな中年です。 実は、バイクにも乗りたいのですが、家族が許してくれません。学生時代、FJ1200にUSヨシムラの爆音マフラー入れてブイ...
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