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LEGACY STIのブログ一覧

2021年10月15日 イイね!

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング⑥

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング⑥










9/22 6日目(北海道内5日目)

朝6時半に起床、外を眺めると薄曇りの風連湖。







本日の天気予報は曇り時々雨。朝の気温は20℃で結構暖かいです。
午後は釧路から帯広方面へ向かう計画で、雨の降水確率が高く、ほぼ確実に雨に出会う覚悟。

部屋で朝食を取り、8時半前に出発。



風連湖に沈む夕陽を見たいと思って止まった宿ですが、これは次回のリベンジに取っておきます。宿の方と出発前にご挨拶しましたが、再訪を宣言しました(笑。



最初に向かったのは、最東端の地 納沙布岬。ご存じの通り、北海道には日本の最端が2か所(北・東)があり、今回のツーリングではその2か所を再訪します。

根室市内・半島の南側を通って納沙布岬の灯台前に到着。












納沙布岬の訪問は3回目。曇りで北方領土は拝めませんでしたが、過去2回も曇りで遠望は利きませんでした。霧の摩周湖よりも晴れの確率は低そうです。

写真・動画を撮って西に向かいますが、根室半島の北側を初めて走行。

半島の南側は民家や市街を走るルートで必然的に交通量が多くて走行速度が低下しますが、北側は民家が殆どなく快適に海を右手に見ながら走れます。次に納沙布岬へ向かう機会があれば、アクセスの際も半島北側ルートを使います。



次に訪れたのは霧多布岬。ここは初訪問です。霧が多くて有名でこの名が付いているようなことを聞いたような・・・。でもラッキー?なことに霧には殆ど遭遇しませんでした。霧だとどこに来たかも分かりませんからね。









霧は殆どなかったのですが、海上の視界は良いとは言えず安全のためか昼間でも灯台が点灯していました。



岬の近くにはキャンプ場もありますが、晴れの穏やかな日でないと結構風が強そうで大変そうな場所だな・・・と思いました。自分はキャンプしないので余計なお世話ですが。



徐々に霧雨が降り始めたので、カッパの上着・防水ブーツ・防水グローブを着用して霧多布を後に東進します。

何とか本降りにはならずに44号線を釧路まで走り、釧路市湿原展望台へ。



微妙に雨は大丈夫そうなので、釧路湿原を展望する散策路を歩きました。









展望も広く左右に眺められる場所はありませんが、広大な湿原を眺められます。
湿原の遠望だとサロベツの方が利く感じですね。



この散策路、山の中腹に張り巡らされているので、距離はさほど長くありませんが、意外とアップダウンがキツク、展望台で景色を眺めつつ休憩後に一周してスタート地点に戻る頃には結構汗だくになりました。







スタート地点(茶色の建物)のベンチで暫し汗が引くまで休憩してから出発。

午後になり、ラッキーなことに雨は本降りにはなりませんが、微妙に降られながら、さらに東進。

その後は阿寒湖近くのオンネトー、その後ナイタイ高原牧場を訪れる予定でしたが、景色は期待できないので、取り止めて本日の宿の帯広に向かいました。

予報で夕方から雨が本格化しそうなので、宿から外出して外食(名物ぶた丼)する計画も止めイオンで夕食を購入、ガス補給して夕方16時にはホテルにチェックイン。

お世話になったのはコンフォートホテル帯広です。宿に到着後、雨が本降りになりましたので、判断は良かったと思います。



走行距離は340km強で走行時間もやや短めでしたが、天気があまり良くなかったのと、ツーリングも後半になるので早めに宿に入って体を休めるのにちょうど良かったです。

ちなみに帯広に泊ったのは初めてですが、ホテルが駅の間近だったこともあり、かなり大きい街で都会という印象ですね。部屋からの夜景。




7日目に続く・・・
Posted at 2021/10/16 11:32:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 趣味
2021年10月12日 イイね!

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング⑤

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング⑤










9/21 5日目 (北海道内4日目)

ホテル知床は2食ともバイキングでたっぷり食べたので、昼飯抜きで過ごします。



朝8時半過ぎにホテル出発。





朝の気温は17℃。本日も天気は基本的に晴れですが、翌日以降は徐々に崩れる予報です。

朝方は雲が多いですが、ホテルから知床の山々は雲が掛かっていないので、早めに知床峠に登って羅臼岳を拝みたいと思う反面、今日は34年前にはじっくり回れなかった知床五湖を回ろうと思っていました。

宿から30分も走らずに知床五湖フィールドセンターへ。





約15分、ビデオと指導員によるレクチャー(主にヒグマに遭遇した時の対処など)を受け、立入り許可証を受け取って1周3kmの五湖散策路へ。





前日に同じ散策コースで2件のヒグマ遭遇情報があったとのことで、レクチャーを受けたメンバーも少しビビりながらコースへ・・・。
ヒグマや野生動物の棲み処にお邪魔する、という謙虚な気持ちが必要です・・・。





別にレクチャーを受けたメンバーは集団行動を取る必要もない(15分程度で次々にレクチャーを受けた人たちが散策コースに入るので)のですが、途中のビューポイントでバラバラになるまで最初のうちは一列に縦に並んで自分は2番目で歩行(笑。






最初のビュースポットは5つある湖のうち、5番目の名前の五湖。

散策路は五湖から順に一湖まで数値的には逆回りで巡ることになります。







次に四湖へ・・・。







順に三湖→二湖→一湖と写真・動画を撮りながら歩きます。









一湖を眺めると、立入り許可証の要らない電気柵が張り巡らされた木道のコースに合流します。ここではオリに入る(出る)ような回転式のゲートがあって、人が逆向きにコースへ出られないように、また動物が木道に入らないように出来ています。



看板の前でパチリ



雲はやや多めでしたが、知床の山々は頂上までハッキリ見えて、湖面が鏡のように山々を映し出す美しい自然の風景をを堪能出来ました。


気温も結構高くなって、着ていた長袖を脱いでシャツ1枚でよい位で、かなり汗もかきました。まぁ、幸か不幸かヒグマには出会わず、戻れました。


フィールドセンター駐車場で暫し汗が引くのを待って知床横断道路で知床峠へ。

五湖から見た感じだとギリギリ峠で羅臼岳の頂上が拝めそうだったのですが、峠へ近づくにつれて羅臼側から雲が湧き上って来て、峠の駐車場に到着したことには頂上が隠れてしまいました。







まぁ、峠手前で全容を拝めたので良しとします。

羅臼の道の駅でトイレ休憩。



知床を後にして南下します。

オホーツク海沿いから途中で内陸側に入り、一直線の道(ミルクロード?)でパチリ。







北海道にいると、決して関東では出会えないこんな道に出会えるのが日常。
そんなところにいるということ自体が何だか不思議になります。

結構これでもか、と直線道を走って開陽台へ到着。

ここも34年ぶりの訪問でしたが、前回よりキレイに遠望が拝めました。









展望台の建物に上って









たまたま、駐車場に着いた時に同じK1600GTL OPT719ホワイトのタンデム方がいたので、遠くかパチリ。
K1600GTL 自体を見かけるのが結構珍しいですが、ブラウンシート(2018or2019年式)OPT719は2年間走ってこれまで外で見たのは1台だけだったので、非常にレアです(笑。





次に開陽台から多和平へ移動したのですが、途中砂利道があったので、断念して次の目的地の裏摩周展望台へ。





雲が多くなって来ていましたが、湖面はクッキリ見えました。

表?摩周に比べると左右に生えた木々が視界を狭めてしまっているので、雄大さでは表摩周には敵わないですね。
まぁ、初めて来たので、こんなもんでしょうという感じでした。


途中、中標津の街で夕食と翌朝食の買い出しし、バイク走行時にスマホを充電するためのマイクロUSBコードがダメになってしまったので、100均ショップを探して購入してから宿に向かいました。


今晩お世話になったのは、風連湖沿いにあるレイクサンセット。

ここはその名の通り、夕陽が眺められる宿として、ずっと前から泊まろうと湖が眺められるコテージを予約していたのですが、到着した17時過ぎには残念ながら雲が多くて夕陽は拝めませんでした。
本日の走行距離は310km強でした。







到着した時に丁度荷物を降ろしていた同じBMWのツアラーであるR1250RT の方と荷物を下ろしながら、ツーリングコースやお互いのバイクのことを色々と話しました。

宿の方も親切で、バイクは屋根付きのポートの下に止めさせていただきました。

コテージは清潔に清掃もされていて快適ではあったのですが、ここもコンセントの空がなく、自前の増設コンセントを間に噛ましてたこ足で充電・PC駆動する形になりますので、やっぱりテーブルタップや増設コンセントは必須ですね。

早めの18時に食事を済まして22時には就寝しました。


6日目に続く・・・


Posted at 2021/10/12 18:02:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 趣味
2021年10月10日 イイね!

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング④

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング④








9/20 4日目(北海道内3日目)

朝6時半に起床。
泊まった歌登グリーンパークホテル部屋から外の景色。



朝食はバイキングと思っていましたが、残念ながら定食でした・・・。



歌登温泉を8時半に出発し、東へ向かいます。朝の気温は14℃で少しヒンヤリ。



暫し内陸を走ってから枝幸乙忠部からオホーツク海へ出て238号線を東南へ。

朝の天気のよい快走路を順調に飛ばし、紋別を過ぎてサロマ湖を左手にチラチラ眺めながら道の駅サロマ湖でトイレ休憩。



名物のホタテ貝は買わずに、『ひも』をおつまみにした『ほたての美味(みみ)』の袋詰めを2つお土産に購入。



バイクに戻ってきたら隣に道内ナンバーのハーレートライクが止まっていて、70代と思われる品の良さそうなライダーの方が出発準備しながら自分に話しかけていただきました。
どこを回って来たかとか、これから向かうところ等について暫し談笑。

コロナの影響か、今年は道内でのネズミ捕りは全然見かけないとのことでした。確かに道内3日目でまだネズミ捕りは見かけていません。まぁ、9/21から秋の交通安全運動がスタートしているので、より注意しないといけませんが・・・。

トライクの乗り心地とかを聞いたりしたのですが、路面のアンジュレーションの影響を受けやすく乗り心地は良くないと仰ってました。やはり直線は2輪に付いていけるけどカーブは要注意で付いていくのは厳しいとのことでした。トライクやサイドカーはスピードを出す乗り物ではなく、ノンビリ走るための乗り物ということですね。

『ノンビリ走っているので途中で遠慮なく抜いちゃってください!』と笑って先に道の駅を出発して行かれましたが、その後、途中のお土産屋さんに寄ってられるところを拝見しました。

そして最初に訪れたのは能取岬。
















やはり能取岬は34年ぶり2回目の訪問ですが、青い空・青い海・緑の岬に白黒縞模様の灯台がキレイで印象的な場所。
当日は風が強かったですが、30年以上経っても相変わらずのキレイな風景に感動を新たにしました。


能取岬を後に網走市内で給油してから、美幌峠へ。

天気が良いので絶景が拝められるなぁと期待していましたが、期待を裏切らない絶景が拝められました。ここの訪問はたぶん3~4回目ですが、一番良く見渡せました。











北海道らしい風景というと、どこまでも広がる大地と青空が頭に浮かびますが、美幌峠からの遠望も北海道らしい雄大さを感じられる風景だと思います。

屈斜路湖側でなく網走側もキレイな景色が広がっていました。



美幌峠から屈斜路湖側に下る道がこれまた絶景なので、後続車が来ないタイミングを見計らってゆっくり安全に走行動画を取りながら堪能しました。





屈斜路湖畔はあまり遠望が利きませんので、摩周湖第三展望台へ。第一展望台は有料なのと、今まで3回は訪れているので、無料の第三展望台から拝むだけで十分。



屈斜路湖側は若干逆光ですが、硫黄山の威容を含めてやっぱり雄大な風景が広がっています。





『霧の摩周湖』と『晴れの摩周湖』を拝む確率は自分的には50%という感じ。
ラッキーなことに今回は快晴の下で青く佇む美しい摩周湖を堪能出来ました。








摩周湖から再び北上して斜里付近から東進し、『天に続く道』へ。

ここも観光スポット化しているし、最上段のところにある駐車スペースは坂道にあるので立ちごけリスクが高く、『天に続く道』の路上で止めてパチリ。確かに一直線にずっと続く道が拝められました。



『天に続く道』は西に向かって伸びており、完全に逆光だったので、すぐに撮って退散。

ちなみに来るときに『天に続く道』を上って最上段の交差点で左折し、戻って来て路上で写真を撮ろうと、しばらく行って広いところでUターンしたのですが、ギアを1速に落としたつもりがニュートラルになっていることに一瞬気付かずにヒヤッとしました(汗。
Uターン中にニュートラルに入っていることには気付いてバランスを何とか取って停車出来ましたが、駆動(アクセル)でバランスを取るUターンで駆動がない状態はイコール立ちごに繋がるので、何事もなくて良かったです・・・。

当然、これ以降は、しっかりギアポジションを確認するようにしました(笑。


『天に続く道』下って途中から戻り気味に右折して国道334号線で知床ウトロへ。

オシンコシンの滝を観光。知床は4回目の訪問ですが、オシンコシンの滝はいつも通り過ぎる際に路上からチラッと見るだけでした。







ウトロ港で傾いた陽をバックにパチリ。



泊まったのは『知床ホテル』



ツインの広い部屋を独り占めしました。

海に落ちる夕陽が見れるかも・・・とチェックインして荷物を置いてから再びバイクで海沿いに向かおうとしたところ、道に少し迷ってしまい、タイミングを逃してしまいました(汗。



本日の走行距離は400km強。
宿は夕朝食付きにしたので、食べ放題を満喫。海の幸を堪能しました。






5日目に続く・・・

Posted at 2021/10/10 13:36:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 趣味
2021年10月08日 イイね!

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング③

 【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング③









9/19 3日目(北海道2日目)

朝食はノシャップ岬の『漁師の店』でうに丼を食べるつもりで起床、出発準備して8時の開店には間に合うように宿を7時半過ぎに出発。19℃と朝から暖かい感じ。



先に早朝のノシャップ岬で写真・動画を撮って・・・。本日は快晴で利尻富士もクッキリ。






開店5分前に店に移動すると、既に10組弱がクルマや店の前で待っていました(汗。人気店なので並ぶんですね。

ここの店は食べるところと、注文・調理するところが店内で繋がっていないので、左側の店内で注文して、店の前で食べるところが空くまで暫し待ちました。



ところが、1時間を少し過ぎて、どうも後から来たカップルが先に呼ばれたところで自分の順番がどうなっているのか確認すると、注文を受けた女性店員が他の組の分と一緒に間違えて自分の注文メモをゴミ箱に捨ててしまっていたことが判明(泣。



そりゃ呼ばれないわな。店員は謝っていたし、順番が1組飛ばされただけなので穏便に済まして1時間20分待って9時半前にようやく食堂へ。

うに丼は他店よりも安く、ボリュームもあって美味しくいただきましたし、順番を飛ばして長く待たせたお詫びということでご厚意でホタテ貝焼きを1皿サービスしていただきました。





遅めの朝食となってしまいましたが、朝から贅沢な食事で天気も快晴、気分も新たに気持ちよく出発。

今日は昨日に続いて宗谷方面を再度じっくり走ります。元々初日天気が悪かったことを想定して見所の多い宗谷付近は2日間に亘って再訪する計画にしていました。

まぁ前日も天気は良かったので、良かったのですが、ルート・方向を変え別の時間帯での景色はまた別物ですので。

最初に昨日北上したオロロンライン北側を気持ちよく南下。




途中の駐車帯で止めて動画・写真をパチリ。昨日を上回る?最高の天気・最高の景色・感動が広がります。















大規模草地牧場もゆっくりと逆ルート・別ルートで走って景色を堪能。








そして、オトンルイ風力発電所も再訪。

昨日は逆光だったので、バイクを止める位置を変えてパチリ。雲一つない青空に白い巨大な風車群が映えます。








そしてオロロンラインを再北上して快晴の中、快走ルートをたっぷりと堪能。




最北端を目指す前に稚内市内でガス補給して、最近観光スポット化している白い道へ。

やっぱり休日なのでクルマもバイクも多かったですが、『本当に白い』道にちょっと感動。











ホタテ貝を割った細かい粒が敷き詰められているのですが、砂利道とは違ってそれ程滑る訳でもなく、重量級バイクでも走るのは怖くありません。

ただ、道幅は広くないのでクルマとすれ違う時に路肩に寄りすぎると危ないですね。



宗谷丘陵にランダムに林立した風車群がオトンルイとは違った雄大さを感じます。



白い道を後に宗谷丘陵を通って最北端の地、宗谷岬へ移動。



高台から宗谷岬を展望。








定番の宗谷岬の駐車場に降りてパチリ。33年ぶりのバイクでの再訪は、やっぱり一種の感動があります。








最北端の岬を後にして、本日最後のメインイベント会場へ・・・。

ライダーが大好きなエサヌカ線です。
34年前に訪問しておらず初走行ですが、オロロンラインと双璧をなす?原野を突っ切る直線道路です。

快晴の青空の下、緑の草地に果てしなく続くような直線道路・・・。
憧れていた、いつまで眺めても飽きない風景です。






















スピードを出して走り抜けるのは勿体ないので、ゆっくりと味わいながら走りました。


この後、時間が押してきてしまいましたが、クッチャロ湖が見下ろせるクローバーの丘に移動。

走行しながらの動画は撮影しましたが、丘付近からの眺望は期待通りではなかったため特に写真撮影せずにクッチャロ湖付近・浜頓別市街を通ってさらに南下してから内陸方面へ。

本当はクッチャロ湖も拝みたかったのですが、宿までまだ距離があり、陽も傾き始めていたので先を急ぎました。

で本日の宿:歌登グリーンパークホテルへほぼ予定通り17:30に到着(画像は翌朝のもの)。走行距離は350km強でした。



直前で予約プランを変更した際に確認不足で夕食なしプランになってしまっていました(汗。
レストランで単品・定食メニューから選んで食べることも出来たのですが、前日に購入して食べていなかった弁当・カップラーメンがあったので、それらを食べて特に問題ありませんでした(汗。


4日目に続く・・・
Posted at 2021/10/08 16:40:51 | コメント(1) | バイク | 趣味
2021年10月05日 イイね!

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング②

【忘備録】34年ぶりの北海道ツーリング②








9/18 2日目(北海道内1日目)

予定通り4:30に小樽港に到着。台風14号は初めて福岡に上陸し当初予想された進路からかなり南側を通過。山陽・関西・東海・関東はそれなりの影響を受けたようですが、フェリーはちょうど台風から逃げるように北上したので影響が少なかったですね。

ただ、北海道の天気記予報は宗谷方面が晴れ以外は降水確率が高く、小樽港もどんより曇って路面は濡れています。本日の最終目的地(宿泊地)はもともと稚内でしたので、方角は変わりません。北海道に上陸した当日の予報が晴れなら寄ろうと思っていた富良野・美瑛方面も降水確率70%だったのでルートを変更、そのままオホーツク海沿いのオロロンラインを北上することにしました。

荷物を整えて下船したのはバイクの中でもラストの方になりましたが、ルートを変更して工程が短くなったので慌てて走る必要はありません。

フェリーを降りる前のデッキの様子



フェリーを降りて34年ぶりにバイクで北海道の大地に上陸の瞬間↓



フェリーを降りてからもう一度荷物・走行装備などをチェック。
(後でチェックが甘かったことに気付きます・・・)




5時に小樽を出発。明け方の小樽は交通量も少なく、自分のペースで気持ちよく走れます。

石狩川を渡る頃には北海道らしい、懐かしい風景(34年前に2回目にバイクツーリングした際のルートと基本的に同じ)が広がります。







オホーツク海北上ルート動画でよく休憩時に出てくる道の駅石狩 ほっとろーど厚田には寄らずに通過。



だんだん陸地が海に切れ込み断崖のような風景が多く見られるようになり、



雄冬岬近くの白銀の滝でパチリ。滝と海の間は道路しかないところで、ほぼ海に落ちる滝ですね。知床のオシンコシンの滝を小さくしたようなイメージです。










しばし休んでから北上を続け、増毛の市街地、旧増毛駅前にバイクを止めて風待食
堂(映画『駅station』のロケ地)をパチリ。この映画、未鑑賞作品です・・・。





旧増毛駅前にはGTR1400の色違い3台でマスツーしていた方々がいて、お一人に『湘南ナンバーのどちらからですか?』と話し掛けられました。この方たちも神奈川(川崎か横浜)から来られていました。自分と同じく本日小樽上陸・北上ルートなので、この後もオトンルイ風力発電所でも会いました(笑。


増毛を過ぎて留萌を通過する頃には日差しも出るようになり、オロロンラインも本格的?に広がりのある景色が多くなって最果ての地へ向かう雰囲気もグッと高まってきます。

再び走り出して、ふと大事なことに気付いて海沿いの駐車スペースで停車。小樽のフェリーターミナルに電話しました。





走っていて足元がどこか寂しいというか、いつもよりブーツやパンツの裾に風がスースーするような違和感があり、改めて見るといつも装着しているレッグプロテクターがない・・・!  

ここまでかなりの距離を走りましたが、乗船してフェリー個室に入りウエアを脱いで整理した際に、外したプロテクターを机の横に立て掛けた記憶がしっかり残っています。

ただ、部屋で寛いだりフェリー内を歩いたりするにはライディングブーツでなく、持参した運動靴の方が適していると思って履き替えていたのもレッグプロテクターを忘れたきっかけになりました。

下船のためバイクを止めたデッキに戻る前の準備で、いつものライディングブーツでなく運動靴を履くパターンだったため、セットでレッグプロテクターを付けるというルーチンに繋がらなかったのでした。

まぁ、下船前に部屋を出る時に良く確認すれば忘れずに気付いたはずなのですが、重たい荷物を背負っていて早めにロビーに行きたいという気持ちが先走ってしまい、確認がおろそかになっていましたね。

海辺の駐車場にバイクを止めて小樽フェリーターミナルに電話し、忘れたレッグプロテクターについてフェリーターミナルに伝えたところ探してもらえることになりました。

ちなみに夕方、稚内の宿に着いてから、再度フェリーターミナルに電話すると無事見つかったとのことでした。
往路で再びフェリーを使うのに小樽港に行くのでそれまで保管していただけることになり、まぁ良かったですが、結局道内走行中はレッグプロテクターなしが確定です・・・。

稚内のバイク用品店に寄って購入することも少し考えましたが、2セット持っていてもしょうがいないので買うのは止めました(汗。


さて暫し北上してトイレ休憩のために羽幌の道の駅ほっとはぼろに寄ると、同じフェリーで小樽に上陸した(新潟港で1台前に並んでいた)R1250Rの方が休憩されていたので、ご挨拶がてら少し雑談しました。元々小樽上陸したライダーが宗谷方面に走るのは定番ですが、特に天気の点でも本日は北上するバイクが多いようです。

当初は苫前の道の駅で昼食を取る計画でしたが、昼食時刻には早すぎるので湿原を眺められるパンケ沼駐車場脇で食べようと思い、天塩のセイコーマート(初入店)で初ホットシェフ(大盛りかつ丼)を購入。



10時過ぎにオトンルイ風力発電所到着。

何度も多くの方のYOU TUBE動画で拝見したドデカイ風力発電機28基が一直線に並ぶ、ある意味で異様な風景は、やっぱりホンモノの奥行き感という点で2次元画像とは迫力が違います。

34年前にここを走った時にはなかった景色を堪能出来ました。ただ、2023年から風力発電機をリニューアルする(台数を減らす噂も)そうで、この景色を生で拝むのは初にして見納めになるかもしれません。





巨大なプロペラのメンテ作業が見れました。作業者との比較でいかに発電機が大きいか分かりますね。



残念ながら利尻富士の頂上付近は雲に覆われて拝めませんが、20℃前後の丁度いい気温で日差し・青空の下で走れるオロロンラインにこれ以上の贅沢は言えません。







ちなみに34年前にFJ1200で走ったオロロンラインも快晴でしたので晴れのイメージしかありません(笑。

まったり写真・動画を撮ってから少し北上してからオロロンラインを外れて内陸方面へ。

幌延ビジターセンターでサロベツ湿原を散策です。
人の気配がなく、ポツンと1台自分のバイクだけ。最初に少し離れたところにある鉄製の展望台に登って湿原を一望しました。
1組の若いカップルと入れ違いだったので、大小の沼が点在する湿原のバックには利尻島とオトンルイ風力発電所が見える北海道ならではの雄大な景色を一人で暫し堪能出来ました。









センター建物まで戻って、木道が整備された1周30分ほどの沼のほとりに配された散策路を動画や写真を撮りつつゆっくり歩いて湿原を満喫。後から1組の初老カップルが来ただけで静かな時間を過ごせました。













初老のカップルが車で立ち去ると再び無人の駐車場となり、散策を終えて暑かった
ので失礼して風通しのない防水パンツを普通のジーパンに履き替えて次なる目的地
のパンケ沼へ移動。

ここには2台車が止まっていましたが、人の気配はありません。






後からレトロなデザインのサイドカーに乗った男性1名が来たのですが、この方も同じフェリーで本日小樽到着組のお一人だったのが分っていたので、どこのバイクかと声を掛けたところ、サイドカーもセットでロシア製だそうです。
以前に似たようなサイドカーをYOU TUBEで見たことがあると伝えると笑ってました。

走りの安定性などを聞くと直線は良いがカーブは速度に気を付けないといけないとか、荷物が沢山詰めるのは良いとのこと。日本中を旅しているそうです。



↓のテーブルでセイコマで買ったかつ丼を湿原や利尻島をおかずに美味しくいただいてから、



パンケ沼を眺めて動画・写真を撮影。







時間に余裕があったのでパンケ沼からペンケ沼近くを通ってから翌日にも行くつも
りだった大規模草地牧場付近を逆ルートで通ろうと思い、向かうとペンケ沼方面は
工事中で通行できませんでした。



で、そのまま大規模草地牧場へ。幌延の市街地に入って一時停止から発進する際に少し気を抜いてしまってエンスト、バランスを崩し掛けて危うく立ちごけするところでした。
何とか踏ん張って事なきを得ましたが、ヒヤッとしました(本当に汗を?きました)。

元々ヘビー級のK1600GTLに荷物がほぼ満載なのでバランスを崩すと復帰に普段以上にパワーを要します。
以後、エンストしないようにアクセル吹かし気味・半クラ長めを意識したのでツーリング中にエンストはしませんでした。


本題の大規模草地牧場ですが、訪れる人も少ない穴場スポットとして是非訪れたいと思っていた場所。

牧草地として開拓された場所までは普通?の景色ですが、木々が刈られた牧草地は視界が開けて、これまた北海道らしい景色が堪能できます。場所を変えてバイクを止め、動画・写真をたくさん撮りました。

























次にオロロンライン側に戻り、サロベツ湿原センターへ。

こちらも湿原内を散策できる木道が整備されており、動画・写真を撮りながら時計回りに一周歩いてみました。














15時前にサロベツ湿原センターを後にしてオロロンライン経由で稚内へ北上。

オロロンラインもこの付近になると道路沿いの電柱やガードレールもないところが増えます。
益々最果て感が高まり視界が最大に広がる最も好きな場所の一つです。









青い海に浮かぶ利尻島を左前方に眺めながら、青い空と緑の大地の境界に向かって真っすぐに伸びる道を走る気持ち良さ・・・何ものにも代えがたい幸せを感じますね。




そして最北端の街、稚内へ。

北防波堤ドームは初めて拝みました。結構巨大な建造物ですね。





最北端の岬は翌日訪れるとして、ノシャップ岬へ。
夕方で陽が西に傾き、ちょうど逆光でした。ここも翌朝再訪することにしています。



本日の宿は、稚内の富士見温泉宗谷パレス。

ノシャップ岬から移動する際に前を走っていたミニバンが何もない路上で急に停車するので何かと思ったら、エゾシカが横断していました。で、周囲の野原を見ると、『ウヨウヨ』エゾシカが・・・。 中には大きさ的には軽トラほどの体格の、立派な角を生やした雄もいて、ぶつかったら大変なことになる!と実感しました(汗。

無事宿に到着。走行距離は500kmを少し超えました。



素泊まりでしたので、市内に食べに行くついでに、ちょうど夕陽が海に落ちるのを拝めると思い、少し走って漁港でパチリ。







この時は利尻富士に雲はなく、海に浮かぶキレイなシルエットを拝めました。



夕食は、稚内名物のチャーメンを『大王本店』にていただきました。初めて食べましたが、美味しいですね。野菜・海鮮などを絡めたあんかけを掛けた堅炒め麺なので、暑い時期は合いませんが、寒い時期には重宝するんでしょうね。







既に20時近くでしたので、エゾシカに衝突しないように慎重に走って宿に到着。

早朝5時から長時間・長距離を走りましたが、晴れの天気の下、非常に美しい景色を堪能出来たためか、不思議と疲れは感じず、非常に充実した一日になりました。

3日目に続く・・・。
Posted at 2021/10/05 18:49:25 | コメント(1) | バイク | 趣味

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クルマ弄り、鉄道模型が好きな中年です。 実は、バイクにも乗りたいのですが、家族が許してくれません。学生時代、FJ1200にUSヨシムラの爆音マフラー入れてブイ...
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