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2012年09月14日

酷道477号を走破しよう(第弐部)の巻。

酷道477号を走破しよう(第弐部)の巻。  続きです。



>酷要素は酷くなる。





さて、酷道477号レポートの続きとなります。

滋賀県からR367号の重複区間までは、

普通の道であんまり面白みが無かった事は前回お伝えしました。

要するに普通の酷道であった訳であります。

しかし、ここから先が酷道477号の醍醐味であります。



交差点名は分かりませんが、『京都市左京区大原小出石町』の交差点で右折して、

R367号との重複区間は終わります。

重複区間が終わりR477号となりますが、青看板の様子が変である。

R367号とR477号の矢印のサイズがあからさまに違う。

これは道が細くなるフラグなのであろう。

青看板の下には『百井方面は幅員狭小・離合困難』と書いてあります。



先程の青看板から約5分程走った場所である。

車線は片側2車線と道幅は広いが、

道の脇に生えている苔の雰囲気が良い塩梅となってきた。



『大型車通行困難』、『車両離合困難』っと書かれた看板。

この様な看板はワクワク感を引きだしてくれる、

国道としてはありがたくないが、酷道としてはありがたい看板。



先程の看板から暫く走ると、大原百井町の集落(???)が見えてきます。



集落を抜けると杉林に突入する。

しかし、これは杉林の中の林道ではない。

紛れない京都府内の国道である。



百井峠で頑張ってくれたサンバーと記念撮影。

とは云え、まだまだ酷な道が続く訳ですが…。



百井峠を越えてからの下りが恐らくは酷道477号の一番のハイライトであろうと思う。

道幅が狭いのは基本として、ガードレールは殆ど無い。

待避所の場所も非常に少なく、在っても狭くてすれ違いは困難であろう。

そして、鬱蒼とした杉林にコンクリートブロックの縁石は苔の生えっぷりがたまらない。

道の左側は断崖絶壁。

画像の目の前に広がる道の左下にこれから下って向かう道が写っています。

撮影ポイントと比較すると高低差が或る程度は予想が出来るかと思います。

まさしく、『落ちたら死ぬ!!!』であろう。

画像では分かり辛いかとは思うが、この区間はかなりの傾斜角である。

サンバーは2速のエンブレで下っていましたが、

2速でもあまりに加速するので1速のエンブレに入れ直しました。

まぁ、1速でもかなり加速する程の傾斜角であった。

運転技術に自信の無い方はこの区間は避ける事をお勧めします、切実に…。



先程の画像の左側に光が確認できるかと思いますが、

その光ですが郵便配達のスーパーカブでした。

酷道とは云え、峠を越えたところには人里があるので配達なのであろう。

因みにではあるが、

この画像の後に後ろから勢い良くクロネコヤマトのライトエースが迫ってきたので、

サンバーのブレーキの限界がまだ分かっていないので素直に道を譲りました。

まぁ、先程もお伝えしたが、

ここは京都市内だと云う事実には、

驚かされるばかりである。



坂を下りきった地点の青看板。

左は京都府道38号で右は国道477号である。

当然の如く酷道477号を進むので右折である。



京都府道38号を背にしてR477号を撮影した。

右側が百井峠で左側が京北方面である。

京北方面の道幅が京都府道38号へも続くのである。

もし京都から滋賀方面に向けて酷道477号を走破しようとしていると、

確実に通過してしまいそうな地点なので要注意である。



花脊峠へ到着。

先程の交差点からここまでのルートは1車線ではあるが、

比較的道は広く路面状況も良いので走りやすかった。

花脊峠で一休みをしているとバス停がある事に気が付く。

時刻表を見てみると、1日に4本か…。

不便な場所であるなぁ。



そして、正午に四日市を出発して殆ど走り続けていたので、

本格的に休憩するべく、ウッディー京北と云う道の駅に立ち寄った。

この道の駅はR477号沿いに設置されている。



美山牛乳と木こりさんのパウンドケーキを購入。

牛乳は大好物。

トイレ休憩を終え、残りの工程は京都を越え大阪の池田に到達するのみとなった。



酷道477号にて最後の酷道区間に差しかかるかと思う。

青看板に大型車通行困難ってデカデカと書かれていますね。



大型車通行困難区間の手前にある休憩できそうなポイント。

中地ロードパークと云う様であり、数台の駐車スペースとトイレが在る。

車中泊のポイントとしてはありがたいかとは思うが、

本日は大阪の池田まで到達する事が目標であるのでさくっと通過。



中地ロードパークの前には通行困難の看板が…。

何気にミラーにサンバーが写っているのがポイントかなぁ。



確かに狭い。

路肩注意であるが、ちゃんとガードレールは設置されている。

酷道としては十分な雰囲気であるが、

先程の百井峠の事を考えると走破する難易度は低く感じてしまう。

この恐ろしい錯覚…。

恐るべし百井峠である。



暫く酷道的な狭い道を走ると京都府道50号との分岐点に到達する。

場所的には廻り田池である。

左の道がR477号で右の道が京都府道50号ではなく、

R477号は右側である。

京都府道50号の方が立派に見えますねぇ。



廻り田池は水不足なのか水が少なめでした。



廻り田池を越えて少し走ると青看板が登場する。

やっぱりこの先の酷道477号も大型車は通り抜け不可と書いてあるのかと思いましたが、

通り抜け不可は左折方向の様でした。

ちょっち嵯峨に向かいたい気もしましたが、

時刻的に本日のルートから外れる事は出来ないので、

グッと我慢して直進いたします。



酷道区間を終えて片側1車線の道を暫く走っておりましたが、

突然、商店街な街中に突入します。

これも酷道としての醍醐味の一つなのであろう。

八木交差点ちょっち前の画像である。

この先に在る八木交差点を右折するとR477号はR9号との重複区間に突入します。



八木交差点から40分弱程度走ると京都府を抜けて大阪に突入します。

大阪府道106号との交差点。

この後、大槌峠と云う名の峠を越えます。

曲がりくねった山道を走りますが、片側1車線であり走りやすく難易度は高くないです。

途中、妙見山と云う山がありロープウェイが走っている様でした。



そんなこんなでR477号の終点、大阪府池田の西元町交差点に到着である。

この交差点は一の鳥居交差点よりR173号と重複しております。

終点に到達した時刻は18:20頃であった。

丁度、正午位に始点を出発したのでR477号の走行時間は約6時間20分。

この時間は休憩や写真を撮っていた時間を含みますのでアレですが、

WikipediaでR477号の距離を調べると217.6kmとなっていたので、

平均時速は約34㎞/hとなる。

まぁ、あの酷道区間を30㎞/h以上出すのは至難の業なのであろう。

生まれて初めて国道の始点から終点まで走ってみましたが楽しかったです。

酷道477号としての一番の見せ場は云うまでも無く百井峠付近です。

そんなこんなの連休初日でした。

酷道の魅力に取りつかれつつある流れ星でした。
ブログ一覧 | 徒然日記 | 日記
Posted at 2012/09/27 02:00:55

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この記事へのコメント

2012年9月27日 9:31
リフトアップへの布石ですね、わかります。
コメントへの返答
2012年10月2日 3:15
いぇ、それでも車高短です。

落石は助手席の下部が除去するので問題無しです。

ってか、みんカラ見てると、サンバーのリフトアップキットが出てるんですね。

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