2022年10月16日
各報道機関が観光バス横転事故の原因を探ろうとしているが、本質から逸れている気がしてならない。
サイドブレーキを掛けたとか、排気ブレーキを使ったなど…どれも大切なのはタイミングだと言うことがわかっていない。
ハイスピードでのサイドブレーキは逆に危険だし、排気ブレーキなどの補助ブレーキの類いはブレーキが利かなくなる前に使うことが有効なのだ。
今回のような状況(信号などかない郊外)でブレーキが利かないなと感じたのならエンジンブレーキや補助ブレーキを駆使して充分に減速してから周囲に転落危険がない直線路でサイドブレーキを調節しながら使うべきですかね?
今時の新しいクルマは構造が複雑になりすぎてダメな場合(例えばサイドブレーキが電動だとか…)もあるのですが…自分のクルマの構造特性は知っておくべきだと私は感じています。
今回、運転手が即逮捕されてしまいちょっと驚いたが…現在の自動車構造から考えて、故障によってブレーキが突然利かなくなることはそう簡単には発生しない(何重にも安全機構がかけられている)と思います。
バス会社側(もしくはバス製造会社)にも何らかのペナルティがかけられる可能性もあるとはいえ、「ハンドルを握る」ということはそれなりの責任が課せられるという覚悟が必要です。
ただし…今までの話はアナログチックなクルマに限りである。
これから先、未来のクルマは安全機能というドライバーの操作と相違した動きが実際にはあり得るのです。
何かしら危険を感知してドライバーの意図しない場面で急ブレーキを掛けて追突される可能性もなくはない?
今ですらアクセルはワイヤーではなく電気でコントロールされているものがほとんどですから、アクセルを離してもエンジン回転数が上がり続ける事があるかもしれませんよね?
そこまで考えてしまうとクルマなんて乗れませんが…クルマメーカーを信じるしかないのかなぁ?(笑)
話が逸れてしまいましたが、報道の仕方(もう少し詳しい解説が必要ではないかと…それが受ける側の大切な知識にもなる?)に大いに疑問があるのですが…皆さんはどう感じますか?
というか…報道制作に付き物の「専門家」の意見が弱すぎるのではないかと思いますが?
Posted at 2022/10/16 22:09:25 | |
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