
タイヤって基本的に試着できないから辛いですね。
私がタイヤを選ぶ際は、タイヤ側面に表示されている「UTQC」数値を参考にイメージを膨らませます(笑)
UTQGはアメリカの法律が規定するタイヤ性能の3項目の等級表示で、日本国内で販売されている正規品の大半に表記されています。
1)TREADWEAR(トレッド摩耗): 摩耗寿命。
2)TRACTION(トラクション): ウエット条件での制動能力
3)TEMPERATURE(耐熱性): 耐発熱性及び熱発散性
各メーカーのプレミアムタイヤのUTQC数値は、こんな感じ…
●BS POTENZA S001(1=280/2=A/3=A)
●BS POTENZA RE050(1=140/2=A/3=A)
●MICHELIN SUPER SPORT(1=300/2=AA/3=A)
●MICHELIN PILOT SPORT 3(1=320/2=AA/3=A)
●MICHELIN PILOT SPORT PS2(1=220/2=AA/3=A)
●PIRELLI P-zero(1=220/2=AA/3=A)
●PIRELLI Cinturato P7(1=260/2=AA/3=A)
●DUNLOP SP MAXX TT(1=240/2=AA/3=A)
●YOKOHAMA ADVAN SPORT(1=180/2=AA/3=A)
●YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08(1=180/2=AA/3=A)
●TOYO PROXES T1 Sport(1=240/2=AA/3=A)
●CONTINENTAL ContiSportContact 3(1=280/2=AA/3=A)
●CONTINENTAL ContiSportContact 5(1=280/2=AA/3=A)
●GOODYEAR EAGLE F1 ASYMMETRIC 2(1=300/2=AA/3=A)
参考として、5年くらい前のプレミアムタイヤのTREADWEAR項目は、概ね180〜220くらいでした(050は例外)。近年発売になってるタイヤはどれも220を超えてきています。
TRACTION項目で意外なのは、BSのフラッグシップが「AA」を取得できていないこと。
次はタイヤ通?の評判です。
上記の中で圧倒的に評判の良いのは「MICHELIN SUPER SPORT」で、その評判は突出してます。TREADWEA:300ですから長寿命も期待できます。日本ではSUPER SPORTの価格がムチャ高いですが、海外ではPS3と同等もしくは安い価格設定なんですよね〜(^_^;
PS3もお安く買えるショップがあるので気になるところ。ただPS2よりはややコンフォートな性格になったし、SUPER SPORTと比較されてやや評判落としてる印象があります。それでも十分、高性能だと思ってますが…。
そして意外?なんだけど、MICHELIN SUPER SPORTと肩を並べて高評価なのは「GOODYEAR EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」なんです!このタイヤ、生産国はドイツで日本でデリバリーされる新型ボクスターの標準装着タイヤに選ばれています。UTQCもMICHELIN SUPER SPORTと全く同じで、タイヤ重量もこれまた10.0kgと同じで上記のタイヤの中では最軽量なのです。まさに隠し球的存在!
タイヤ総幅が237mmで太いのが気になるかな?(今履いてるMAXX TTは232mm)
S001はBS伝統でサイドウォールが硬く重量も重いのですが、しっかり感があって重厚な乗り心地との評判が高いですね。逆輸入モノが安くなってるのでいいかな〜?と候補に入れてたんだけど、ウェット重視な私的にはTRACTION:A止まりが気になります(^_^;
P-zeroも並行モノが出回ってお買い得になってきました。ドライ、ウェット性能とも折り紙付きなんだけど耐摩耗性能がどうなのか?元々、溝が浅い印象だし…
MAXX TTはコスパ、中庸を重視してる人には人気がありますね。東欧向けの88Y履いてるけど、かなり気に入ってます。ウェットは以前履いてたP-zero NEROよりは上なのは間違いないですね。
ロシアの製品情報を翻訳ソフトで見たけど、性能、技術は国内正規品を変わらない内容でしたw
Posted at 2012/10/18 11:38:01 | |
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