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バックカメラの映像にガイドを表示させることができるんだ…知らんかった。

バックカメラは「MINIなら自分も運転したい」って言うから、嫁用に付けたんだけど嫁はエンジンの掛け方すら知らない。

外観の完成検査が終了したようです。
施主は現地入りしてません(爆)

2F窓に障子戸が入ってキリッとしました。各時代の改修変遷が理解できる珍品町家です。

改修後





改修前




一緒にやる予定だった叔父が倒れて、どうなるか？と思ったけど、引継いでくれた建築士さんと現場監督に感謝です。

さあ、これから内装工事。

外観だけ急ピッチです(爆)
格子戸が入ると一段と派手です(-.-;)y-~~~

この地方だと茶屋建築の木虫籠（きむすこ）と言われる細い格子が特長だけどウチのはめちゃ荒いです。

既存の格子がそうだったから仕方ないです。玄関戸と車庫の格子戸は細かくしましたけど…

あと、雨樋も付きましたw




既存の縦樋は真っ直ぐ下りてて袖壁の飾り金具を隠してたけど、上手くひねったね。
また、表の雨樋は銅製じゃないと許可降りません…どうせ、緑青色になっちゃうんだけどね。

明治元年の古地図。

道…かなりそのまんまです。うちの町家裏の幅員2mに満たない路地も描かれているw


この城、正面になる大手門が北側（右）なんだよね〜かなりレアみたい。
京都や江戸にお尻向けてるし地勢的にも河岸段丘の先端だから、それを背にして西側を正面にしたい衝動にかられるんじゃないかな？…ずっと不思議に思っていた。

城になる前は一向衆の本拠地だったし、内部が門徒にバレバレだったので北側に大手門を作ったような説です。

正面の窓下には銅板が貼られています。（親父のジムニーが）
外観は元々原形を留めていたので意匠や色はそのまんまの復元。
こんなところに銅板あったかな？と聞いたら、建築士さんが「外観は現代の材料を使えないので銅板にしました」とのこと。

そういや、雨樋も正面は銅製なんだよね。メーカー品で銅メッキのステンレス雨樋もあるんだけどね。

ここの窓は移ってる縦格子の内側に障子戸、その内側にペアガラスのサッシ戸です。正面に見える他の窓も全部、木製建具の内側にサッシ。（笑）　障子戸の和紙はやっぱり普通の和紙なのかな〜？

中はまだこんな状態。


1Fの居室部分の天井高は2mくらいしかありません（爆）
2Fは1800mm（写真右側：梁で頭ぶつけるけど）の部分もあるけど、概ね現代の住宅と同じくらい。
LDKは3階部分の高さを利用した高天井なので4mくらいあります。