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体の大きいアメリカ人に合わせているのかは不明ですが、国産車と比較するとパトリオットのキーは少々大振りですよね。ポケットの中での存在感が大きいので、通勤で使用していたときにはチノパンのポケットに何度も穴を開けたものでした。

フラットで小ぶりなスペアキーを作っても、パトリオットにはイモビライザーが装備されているので、チップが認識されないとエンジンはかかりません。海外のフォーラムでも同じ事を考えていた人が書き込みしていて、オリジナルのキーを車内に隠しておけば良いなんてコメントがありましたが、それではいざ盗難となった場合にイモビライザーが機能しません。

大きさは仕方ないとして、キーの露出を何とかできないかなと思って目を付けたのが、オリジナルキーの基盤を移植するフリップタイプのもの。以前ヤフオクに同様のものが出品されていたんですが、対応している車の年式が古く一旦は見送っていました。たまたま別件でeBayを覗いた際にふと思い出して検索してみたところ、私の年式に対応したものが複数出品されていましたので、価格などを比較して2個セットの物を購入。

実際に手元に届いてみると意外と大きいなといった印象。まあ、オリジナルキーの基盤を入れるスペースに加えて、キーの飛び出しのギミックも入るので当然といえば当然です。少なくとも、全長はオリジナルキーよりは短くなりますね。



ここからは新しいケースへの移植です。説明書などは付属していませんが、オリジナルキーから基盤とバッテリー周りのパーツを外して、新しいキーケースに取り付けるだけのシンプルなもの。



こちらが移植後の内部。



実はここまでは非常に簡単だったんですが、この後がちょっと一苦労。ボタンを押すとキーが飛び出すギミックの部分はスプリングで動くようになっており、ケースを元に戻す際に、スプリングを固定した状態で捻りを入れておかないとキーが飛び出さず、その調整を何度もやり直しました。

なんとか無事に基盤類の移植も完了し、本日鍵屋さんでキーのカットを行って完成。エンジンの始動も問題なく行えることを確認しました。キーの出っ張りがなくなったので、ちょっとすっきりした印象になりました。
肝心の費用ですが、商品代金＋送料で約5,500円、そしてキーカットで2,700円でした。



可動式という事でケースの耐久性はどうなのかが懸念されますが、スペアが残っているのでケースが割れても大丈夫。取り敢えず、これから使っていく中で検証ですね。