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今夜の一献は奈良県御所市　葛城酒造㈱の「百楽門　完熟　純米吟醸　原酒　雄町」です。
10月に入って日中はそれほどではありませんが、朝夕かなり寒くなりました。

この時期のお酒の楽しみは「ひやおろし」。
「秋あがり」とも言われますが、春に搾ったお酒を一度だけ火入れさせて、熟成したお酒が出回ります。

百楽門の場合、純米大吟醸原酒（50％精米）に「ひやおろし」のラベルが貼ってありますが、
純米吟醸は「完熟純吟」という表記のようです。

同じネーミングの「完熟純吟」で露葉風もでてきますので、こちらも楽しみです。
前置きはこれくらいにして吞んでみます。

グラスに注ぐと雄町特有の甘い香りが広がります。
うーん、いいなぁ☆

吞んでも同じ。
雄町の香りと濃い味に満たされます。

まさにラベル通り、雄町の「完熟」です。
昨年もよかったけど、今年はもっとよくなっている印象があります。

さすが「百楽門」ですね☆

原料米：備前雄町
精米歩合：60％
日本酒度：＋3.5
酸度：1.5
アルコール度数：16度