鳥鍋のブログ一覧

私自身は無神論者ですが、お彼岸なので、
仏教について書いてみたいと思います。

09年の京都旅行の際、比叡山に登り、
延暦寺などを回りました。
建物もさることながら、印象に残ったのは「護摩」。

護摩は、「焚く」「焼く」を意味するサンスクリットの
ホーマ（homa）を音訳した言葉ですが、
その縮小版が、家での焼香ではないかと。

浄土院は、掃除地獄といわれ、古いけれども、
落ち葉一つない、美しい空間。そして焼香の香り…。

お寺でなくとも、清浄で焼香のある空間がパワースポットだと感じました。

仏壇には、色々なお道具がありますが、私はフリマで買った獅子の三つ足香炉だけを選び、
気が向いた時に、ラベンダーのお線香2本を焚いています。

中には仏具店で販売している、松栄堂の「みやこ灰」を入れると、燃えカスが残らず
灰と同化するので、オススメです。

そのままの時もあれば、前で座禅を組んで瞑想する時も。

有線やワイヤレスでも届かない彼岸（あの世）。
煙は彼岸（あの世）と此岸（この世）をつなぐ線だそう。

未来の仏壇やお墓は、スマホやi-padでクラウド化しそうですが、
この香炉だけは残るような気がします。