一時は使用品、未使用品あわせて200本を超えていたと思いますが
カセットデッキが壊れてからは聴かなくなったんで、
数年前に断捨離してオークションでマニアな方へ嫁いでいった
カセットテープ
ただ、手元に1本だけ残してました
「
National ANGROM DU」というクロームテープ(=ハイポジ:typeⅡ)
National(当時の松下電器)が放った画期的な高音質カセットテープですが、
高音質マイクロカセットテープ開発中に企画が頓挫してカセットテープに技術転用されたようです
(だからTechnicsではなく、Nationalブランド)
時代はメタルテープが席捲したことと、デッキとの相性や品質の問題等で消えていきました
なので「珍品」かなと思って残してたんですが・・・
レーベルがなくなっていて何が録音されているか分からなくなり、聴いてみたくなりました(笑
でもカセットテープを再生する機器も、もう手元にはありません
で、コレです(^^;
PIONEER T-616
\2,160也~
なんてことはない、1988年頃の3ヘッド搭載普及機です
ジャンク品ですが、「再生・録音できました」で外観が綺麗だったんで数日前に確保してしまいました
1980年前後に登場した3ヘッドデッキがこの頃ようやく普及価格まで下りてきたんですね
だからでしょうか、電子部品はわりといいものを使ってますが構造にコストダウンが目立ちます
この後のモデルはバブルに踊った開発でコストがかかってます
MDの登場で市場から追い出されてしまうわけですが・・・
動作は問題なさそうなんで例によって分解清掃しました
ヘッドも軽く掃除し、再生してみたらなかなかいいじゃないですか!
『
Cycles /
The Doobie Brothers』が録音されてました
懐かしーわぁ(^^
The Doobie Brothersのアルバムは数枚録音していたはずですが、
今ではベスト盤CDが一枚だけになっちゃいました
PIONEERらしい張りのある力強い音で、このテープの特長である高音域もキレイに出ます
録音したのは当時持っていたTEACのリバースデッキだと思います
このテープは両社のカセットデッキと相性が良かったのかもしれません
どうしてもテープが持つノイズが耳に付きますが、音質の面ではMDよりいいかもです
カセットテープも捨てたもんではないですね
ただ残念ながら、オーディオクラスのテープは入手困難
この後どうしよかな???(^^;
Posted at 2014/04/05 18:31:30 | |
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